- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次 DJ KOO 森永康平
今日のがっちりマンデー!!は「儲かる地元パン」。人気のパンといえばおいしいパンは全国共通と思うが、地元の人しか知らない地元のスーパーにしか置いてないでも地元でだけはめちゃめちゃ売れる地元パンなるものがあるらしい。関西の人しか知らない謎の地元パン「サンミー」など紹介していく。
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- ラブラブサンド
オープニング映像が流れた。
本日のゲストは経済アナリスト・森永康平とDJ KOO。DJ KOOはパンが大好きで年間1000個以上食べるという。また森永康平はパンは賞味期限が短く輸送が大変なのでその地方だけで売る地元パンが結構あると話した。
儲かっている地元パンを求めてまずは大阪へやって来た。隙なパンを聞いてみると定番の人気パン意外に「サンミー」というワードがちょいちょい出てきていた。サンミーについて聞いてみるとみなさん思い入れがあるようで、サンミーを探して大阪のローカルスーパーに行ってみるとサンミーを発見。平べったい長方形でチョコがかかっており138円となっていた。人気の秘密を探りにサンミーを作っている「YKベーキングカンパニー」へ。開発担当の山路忠義さんにサンミーがどのくらい売れているかを聞くと年間で690万個売れているという。サンミーの名前の由来はチョコ・クリーム・ケーキ生地の3つの味がするパンで3味(サンミー)とのことだった。またサンミーの食感はヌチッとしていてクリームは少なめであり生地が膨らんでいなかったがこれがサンミーの愛されポイントとなっていた。独特な食感の正体を探りに工場へ行くと1日に約2万個作っており作り方を説明していった。サンミーのヌチッ感はこの工場とこの機械でしか作れないので全国で商品化できない理由なのだという。森永康平はなぜヌチッと感が出るのか自社でも分からず当然他社も作れないので一種の参入障壁になっているとのこと。
続いての儲かっている地元パンを探してやって来たのは福岡県。福岡のみなさんが好きなパンを聞いてみると「明太フランス」という名前がよく出てきていた。さらに「フルフル」というお店の名前が出てきていたので行ってみると開店前から長蛇の列ができておりみんな明太フランスを注文していた。明太フランスの人気はとどまらず12時になっても午後になっても行列はなくならなかった。そのフルフルの明太フランスはフランスパンの真ん中に明太子とバターを合わせたソースがたっぷり入っており、値段は1本480円となっている。フルタパンの古田量平社長にフルフルの明太フランスがどのくらい売れてるか聞いてみると、一番多い日だと約4000本売れて1年では100万本になるとのこと。今から20年以上前、高知のパン屋さんを訪ねてひっそりと棚に並んでいる明太フランスを見つけこれを見て「明太子好きの福岡ならもっと売れそう!」と気づいたという。早速フルフルで販売すると1日5~6本しか売れなかったが、女性の販売チーフは「フランスパンは長いから食べにくい!」となり試しに上だけ切って売ってみると女性・子ども・年配の方から大反響になったという。こうしてフルフル独自の明太フランスは福岡中で一気に広まり、他のパン屋さんも次々に売り始め今は地元パンになったとのこと。普通のパンは朝にまとめて焼くのが一般的で明太フランスは時間が経つと明太子がパサパサになってしまうが、フルフルでは明太フランス専任スタッフが工程を回して作り続けており焼き上げ回数は1日で130回になるという。
続いての地元パンを探してやって来たのは静岡県沼津市。沼津市で人気のパンを聞いてみると「のっぽパン」という名前が口々に出てきていた。どんなパンなのか地元のスーパーに行ってみると色んな種類があって長かった。その味はシンプルで食べやすい味だがどれくらい儲かっているのかを知るためバンデロールという会社へやって来た。加藤与志和社長に聞いてみるとスーパー・コンビニ・ドラッグストア600店舗くらい置いており、のっぽパンは年間約2億円の年商だという。皆さんに聞いてみると食べ方はそれぞれだがのっぽパンは長さが大事であった。どのように作っているのかを工場を見せてもらい、作り方を説明していった。
静岡だけで有名なのっぽパンだが機械では34cmのパンにはできないため、どうやってのっぽに作ってるのかということについて。生地を手で引っ張って伸ばしていたが機械を使わず手で伸ばすのは1個ずつ硬さが違うので同じ長さに伸ばせないからだという。この工場では多い時で1日に約1万本製造しているとのこと。スタジオでは期間限定ののっぽパンを特別に作ってもらい食べていった。
森永康平オススメの地元パンは志津屋・カルネだという。非常にシンプルなパンだがおいしいとのことでDJ KOOも実食済みだった。
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