- 出演者
- 進藤晶子 加藤浩次 田中卓志(アンガールズ) 森永康平
今日は日本が得意とする「木造」の世界を紹介する。
オープニング映像。
2級建築士に合格した田中さんは「木造はあたたかみがあって見ると何か違う」などと話した。森永さんは「昔と今では木造の技術が全く異なっている」などと話した。
岡山・真庭市にある「銘建工業」は日本を代表する老舗製材メーカー。万博の大屋根リングなど全国の様々な建物に同社の建材が使われている。銘建工業は「CLT」と呼ばれる建材の国内シェア50%以上を誇っている。CLTは板を横と縦のクロスで重ねたもので、木の伸び縮みを抑えることができ、幅のある面積の大きい建材にできるとのこと。そのため壁・床・屋根など「面」で建物を支える建材として注目されている。板を長くするのには「フィンガージョイント」という技法が使われている。また銘建工業は「もったいない精神」を重視しており、建材の製造過程で出る木くずを発電の燃料に利用して工場や事務所の電気を賄っているとのこと。
田中さんは「2級建築士の勉強でCLTが出てきたので製造過程が見れてテンションが上がった」などと話した。CLTは鉄筋コンクリートの5分の1の重さで同じ強度が出せるので、地下鉄が走っている上にも安心して建てられるという。
埼玉県「AQ Group」へ。実はアキュラホームが社名変更した会社。2年前に日本初となる8階建ての純木造ビルを建てた。年商は約695億円。4期連続最高売上高更新中。AQグループの木造は強い!広い!早い!安い!純木造8階建てのオフィスビルには柱がない。AQ独自開発の耐力壁。積み木のように組み合わせることで力を分散させて耐震性のある強い壁に。壁自体に強度があるため柱のない広い空間が作れる。独自の釘まで作って耐久性をアップ。AQグループは独自の耐力壁で広くて強い木造建築が可能に。戸建て建築現場に行ってみると大工さんの効率化の秘密が。釘を打つ印や凹みなどが最初から付いて現場に届くので仕事が早い。さらに見せてくれたのは釘・木材などの材料や施工方法など約2万項目に及ぶデータベース。細かなデータベースを作る事で無駄を削減して良いコストを実現。すると建物内で計測する様子が。測量していたのは17年前に出演してくれた宮沢会長。元大工の会長は建てたばかりのビルも自らチェック。AQグループはとにかく実験主義。木造建築技術研究所なるものまで。自社製品がどれだけ耐久力があるのかなどを検査したり、耐震実験・台風実験など様々な実験を日々繰り返して建材や施工法の開発に勤しんでいる。森永は「日本は自然災害が多いので、木造よりも鉄筋の方がいいという先入観がある。そこを塗り替えるくらいの技術革新が起きていることに消費者があまり気付いていないというのもある」等と話した。
和歌山県「クスベ産業」へ。和歌山県で公共工事や土木工事を手掛ける。木造のガードレール「木景」を開発。景色になじんで美しいといろんな場所に設置されて大好評。スギ2本を使う木造ガードレール。2本を金具で一体化させることで衝撃を抑えやすくしている。強度は厳しい国の基準も問題なくクリア。今、増えているのが放置林の問題。放置林が増えると災害も起こりやすく地域の林業も衰退してしまう。そこで放置林を減らして林業も活性化させようと始めたのが木製のガードレール。地元の杉で地元の組合でも作れるようデザインは八角形。角材の面を取れば簡単に八角形になるので誰もが加工しやすい。現在、木のガードレールは和歌山県で約11キロ設置。今後は全国に広げていきたいそう。
滋賀県にある研究室で、京都大学と住友林業が共同プロジェクトですごい木造を造ったという。
- キーワード
- 京都大学住友林業 筑波研究所滋賀県
京都大学と住友林業が作ったスゴい木造は、世界初の木造人工衛星「LignoSat」。実際に2024年12月に国際宇宙ステーションから放出。木造人工衛星プロジェクトを始めたのが、日本人初の船外活動も行った元宇宙飛行士の土井隆雄。人工衛星は役目を終えたら地上に落ちるが、酸素があるところを通るので燃える。人工衛星のアルミニウムが燃えたら酸化アルミニウムの微粒がでる。微粒子が多くなると環境に影響があるのではと最近言われている。木造人工衛星は、大気圏で燃え尽きることで一般的な人工衛星に比べ大気を汚染しないという。宇宙の真空環境で性質が変わってはいけないため、最終的に加工性に優れたホオノキを採用。また接着剤を使うと宇宙では不具合が出る恐れがあり、日本の伝統工法を採用。
出張!がっちりマンデー!! in 北海道の告知。
シェルター「COOL WOOD」は、耐火資材で3時間の耐火実験をクリアしている。法律上、耐火の際長時間は3時間と決められているので、これをクリアしたとうことは、使える階数の制限を突破したことになる。
がっちりマンデー!!の番組宣伝。
