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東日本大震災から間もなく14年、今も行方不明、そして亡くなった方は2万2000人以上。これまで写真を紹介し、手紙を朗読してきたが、能登半島地震へ思いを寄せる手紙も寄せられたという。
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- 令和6年 能登半島地震東日本大震災
昨年発生した能登半島地震、新田さんは被災地のためにとボランティアに参加した。また家族を亡くした子どもを探し支援を始めた。能登への訪問は13回を数え、交流を続けた。祖母と母親を亡くしたという中学生の女の子の話を新田さんは聞き続けた。様々な家庭を訪ね、新田さんは親御さんも苦しんでいることに気がついた。その中で親御さんと子どもの苦しみの違いを感じたという新田さん。お母さんが語ってくれた「他人が出来ることはしなくていい、あなたにしかできないことをやりなさい」という言葉を大切にしていると語る。そこから新田さんは臨床心理士を目指すようになった。そして14年間蓋をしてきた自分の感情に向き合うようになっていった。しかし先月、父の貢さんは他界。お父さんと向き合おうと考えた矢先のことだったという。
亡くなった方に手紙を出すことができるという「漂流ポスト」。ここに毎年手紙を出し続けるという二宮たい子さん。相手は娘さんだという。二宮さんはご両親と娘さんを亡くした。瓦礫から拾い上げた写真には娘の佳奈子の幼い頃が写し出されていた。4人兄弟で唯一の女の子だったという佳奈子さん。中学から不登校気味になり、家にこもりがちになった。その後二宮さん一家は二宮さんさんの地元で生活するようになった。震災当時つ、二宮さんは仕事に出て、娘の佳奈子さんは祖父母の家に行き津波に巻き込まれたとされている。内陸に住んでいれば津波にあわなかっただろう、そう考え二宮さんは後悔の言葉を口にした。震災から5年後、二宮さんは漂流ポストを知り誰にも言えない胸のうちをしたためた。昨年、漂流ポストは手紙の供養をしてきた寺に引き継がれた。
二宮さんが長年続けてきた和太鼓を、娘の佳奈子さんは応援してくれたという。震災後塞ぎ込んでいた二宮さんを連れ出してくれたのも和太鼓の仲間だったという。今年、二宮さんは二十歳のつどいで演奏をすることに。14年めにつづる娘さんへの手紙をしたため、頑張って生きること、見守ってほしいと伝えた。
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