- 出演者
- 洋輔 ハシヤスメ・アツコ
オープニング映像。
今日のゲストはハシヤスメ・アツコさん。ビーズアクセサリーを自作し、ハンドメイドに興味があると話した。今回はMA-1風ジャケットを作る。講師はhicarioの2人。
嶋崎さんのデザインの持ち味は、ミリタリーとオシャレの融合。そこで、東京・日本橋の仕事場でデザインの裏側を見せてもらった。デザインの参考にしているミリタリーウェアがあり、見て触って自分のデザインに活かしている。軍服のパーツに秘められた機能も研究しデザインに落とし込んでいる。
- キーワード
- 日本橋(東京)
アメリカ空軍に愛されてきたフライトジャケットMA-1を作る。飛行高度が高くなるに連れて機内の温度が下がり、これまでの革製のものが凍ってしまうためナイロン素材が採用された。首元はヘルメットの着脱がしやすいようにリブが使われた。1960年代以降、撃墜されたときに発見されやすいように裏地にオレンジ色が使われるようになった。袖口は空気の侵入が抑えられている。
嶋崎さんはMA-1を元にしたデザインを多く作ってきたが、今回のポイントはそでの分量感。特に今年はそでの太いものが流行っている。
MA-1風ジャケット作りの工程は全部で10工程。番組ではポイントを絞って紹介する。詳しい作り方はHPで公開中。前身ごろにポケットをつける時は、身ごろのポケット付け位置と口布の裏側に接着芯をつけて下準備する。切り込み千の矢羽根の三角形の高さを1センチにするのがポイント。矢羽根の切り込みは縫い目から1mm入ったところで止める。口布の1辺にステッチをかける時は糸を長めに引き出し、糸の始末は返し縫いをせずに眺めに残した糸端を引きそろえて結ぶ。hicaoさんのこだわりは、あえてパッカリングを起こすために縫い目の長さを3.4mmにすること。
- キーワード
- すてきにハンドメイド ホームページ
すそのリブは表身ごろにつける。リブと表身ごろは長さが違うが、縫う前に型紙通りに合い印を打ち、合い印同士で待ち針で留めると均等なヒダができる。リブを引っ張り、身ごろのヒダを平らにして縫う。布を両手で持ち、スライドさせながら縫うと、針に負担をかけずに縫うことができる。スタジオでは、ハシヤスメさんがリブつけにチャレンジした。初心者は待ち針を追加して一度に縫う間隔を狭くするとズレにくい。
嶋崎さんは、「リブをマスターすると服作りのノウハウが広がるので、ぜひとも皆さんチャレンジしてやってみてください」と話した。
今回紹介した「立体刺しゅうで作る オリーブのブローチ」はテキストにくわしく掲載されている。
- キーワード
- NHK出版すてきにハンドメイド
「ソーイング・ビー 6」の番組宣伝。
「連続テレビ小説 ブギウギ」の番組宣伝。