- 出演者
- 洋輔
今回は、伝統工芸「日本刺繍」について紹介する。講師は、日本刺繍作家の草乃しずか。絹織物の生地に、絹糸で描く日本刺繍。そのエッセンスを身近な材料で手持ちのアイテムに取り入れる。
- キーワード
- 日本刺繍
日本刺繍について、草乃は、日本刺繍というと着物、絹の着物、絹の糸が活きてくる、金糸や銀糸を加えると、輝きが増して、華やかになるなどと話した。きょうは、梅のモチーフの日本刺繍を作る。草乃は、梅の花びらは、デザインとしてわかりやすく、評判がいいなどと話した。
日本に刺繍が伝わったのは、飛鳥時代。仏教の伝来とともに、仏具や寺などを装飾する技術として伝えられたとされる。聖徳太子を偲んで后が作らせたという刺繍は、日本で現存する最古のもの。その後、貴族や武将の衣服、能の装束などにも施されるようになり、地域や用途ごとに様々な特色が生まれた。明治時代以降、「女性にも教育を」として、刺繍が女学校の授業の一環として取り入れられるようになった。日本刺繍は、日本の伝統工芸として今に受け継がれるようになった。
スタジオの草乃の作品は、源氏物語を読んで感じたことを作品にしたいと思い、紫式部の着物を想像して製作したものだという。扇の中に、紫式部が見た平安模様をデザインしている。紫の上をイメージした作品は、品が良く、教養もあって美しい、完璧な女性でありながら、光源氏の女性関係に心揺れる様を藤や菖蒲の花で表現したという。夕顔をイメージした作品は、亡くなる夕顔の悲しさや儚さを菅縫いという技法で表現したという。絽という生地を用いて、横に銀糸を通し、それを白い細い糸で等間隔に止めている。日本刺繍は、よっていない釜糸とよりをかけた糸を使い分けて作るという。
日本刺しゅうでかまいと2本をよって1本の糸にする。動かないように固定した2本の糸の1本は置いておき、1本によりをかける。最初は上から下へ。手の中で回転させるようにする。手首のところまで糸がきたら上へまたもっていき、糸を上から下へ回転させる。回数ではなく、糸の様子を見て、玉が大きい場合にはまだ糸はよれていないという。よりができたら、もう1本も同様に行う。よりができたものは置いてしまうと元にもどってしまうため、くわえるなどして固定しておく。2本ともよりができたら、2本一緒にし、今度は下から上に逆方向によりをかける。よった糸を使い、実際に縫っていく。花びらを縫う際は花びらの中心から埋めていく。より糸は並べるようにして縫っていくのがポイントだという。 日本刺繍というと絹糸を使い敷居が高いイメージだが、今回はレーヨンの糸を使用し、巾着の刺繍に挑戦する。
花びらを埋める縦地引きを紹介。まずは図案を写す。刺繍糸2本を針に通して糸端に玉結びをする。花びらの糸の隙間で2回捨て縫いをして糸始末をする。
花芯の刺繍渡し縫いを紹介。ラメ糸を1本針に通して片側の糸端に玉結びを作る。ミシン糸を1本針に通して片側の糸端に玉結びを作る。
花芯を刺しゅうする相良縫いを紹介。刺繍糸を針に2本通して糸端に玉結び。相良縫いの位置を均等にすることで全体的にバランスよく見える。
花芯を刺しゅうする匹田縫いを紹介。線の上を渡していき、交点を2本ずつ並べていく。相良縫いをそれぞれの真ん中に入れていく。
花芯を刺しゅうする縁の駒取りを紹介。ラメ糸は糸の両端を一緒に玉結び、ミシン糸は片方だけを玉結び。
日本刺繍について草乃しずかは「伝統工芸で1500年前から続いてるものなので、将来にも持っていきたい思いがある。」などと話した。
梅の巾着の作り方はテキストにも掲載。
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