- 出演者
- 古谷敏郎
オープニング映像。
今年で関東大震災から100年。NHKと専門家が共同でガラス乾板をカラー化する取り組みが進められている。関東大震災でほとんどが焼き尽くされた横浜市からパノラマ写真が見つかった。焼け野原に残る銀行の写真をカラー化すると焼け落ちたドームの詳細が見えてきた。復興に向けて動き出した人々の姿も浮かび上がった。元になったのは写真のネガにあたるガラス乾板。細かいところまで見えるのが特徴だという。横浜都市発展記念館の吉田さんは写真資料などから横浜の被害実態を読み解いていて、ガラス乾板のカラー化にNHKと共同で取り組んでいる。カラー化したことで被害の実態が見えてきた。鉄道省の技術者と見られる人の姿が確認でき、復興に国をあげて取り組んでいたことが推察される。また、火災の激しさも見えてきた。火災旋風によって吹き上げられたと見られるトタンも確認できる。横浜でも30以上の火災旋風が発生し被害が拡大。人口密集地での火災対策の重要性が裏付けられた。木々がある横浜公園では数万人が助かったという。改めて避難場所における緑地の有効性が示された。震災から10日後に撮られたと見られる写真には避難者らが市役所に集まる様子も確認できる。この時罹災証明書があれば鉄道に無料で乗れる措置がとられ、疎開する人たちだと考えられる。吉田さんは「一つ一つ読み込んでいくことで新しい事実が発見できる可能性もある」などと話している。この映像は国の防災イベント「ぼうさいこくたい」の会場で8K大画面を使って上映する予定。
ぼうさいこくたいは9月17日・18日、横浜国立大学で行われる。関東大震災企画や当時と今を比較した写真パネル展示も行われる。
市川市出身のタレントで、30年以上昼の顔として茶の間を親しませた「小堺一機」さん。トークの達人として話を伺った。多くの人の面白い話を聞き出すコツとして、「話してもらわないといけないから心を開いてなきゃいけないとおもう」等と話している。40年以上続いている「コサキンラジオ」ではココロが開きっぱなしらしく、同じくMCの関根勤さんとキャッチボールをする姿を全面的に見せるようにしているとのこと。小堺さんは話を呼吸にたとえ、聞くことを息を吸い、聞いてもらうために言葉を吐く。ギブアンドテイクで成り立っている等と語っている。小堺さんは来月からミュージカルの舞台にも立つとのこと。
なでしこジャパンの猶本光選手選手についての特集。猶本選手は29歳にして初めてW杯の舞台に立った。攻撃の要になるMFで、コスタリカ戦で1点を得たのが猶本選手である。猶本選手がサッカーを始めたのは小学校1年生の頃で、日本代表の選手にまで成長できたのは両親の愛情があったという。両親は「やりたかったらやる、やめたかったらやめるというスタンス」で猶本選手を見守っていた。猶本選手は10代の頃から年代別の代表に選ばれるなど将来の逸材になることを期待された選手であった。しかしオリンピックやW杯に招集されることはなく、猶本選手は得意のパスだけではなくシュート力の技術も磨きWEリーグでは7得点をあげるなど代表選出に繋がった。引き出しを増やす地道な努力が大舞台への実を結んだ。猶本選手は「父はビデオを撮ってくれてアドバイスを貰ったり、母は送り迎えをしてもらったので感謝している」と話した。猶本選手は来週の23日に日本で行われるアルゼンチンとの親善試合にも招集されている。そして代表は来年のパリオリンピックの出場を目指して、アジア2次予選に臨む事になっている。
かんたんごはんのコーナー。今日はすりごまを使った大学いもを紹介。レシピはQRコードを参照するよう案内された。まずはさつまいもを乱切りにし、すぐに揚げるので水にさらす必要はないとのこと。サラダ油大さじ5・砂糖大さじ4・しょうゆ小さじ3分の1の量でフライパンに入れ、さつまいもを投入し中火で火を通す。揚げ油に調味料を入れて揚げることで味付けで失敗することが少ないという。その後弱めの中火でさつまいもの向きを変えながら7分揚げる。火が通ったのを確認したら砂糖と絡ませながら油を切り、熱いうちにすりごまを大さじ2ふりかける。これにて完成。最後に今回調理した大学いもの材料が紹介された。
次回のひるまえほっとの番組宣伝。