- 出演者
- 加藤紀子 南波雅俊 川名凜(アンジュルム)
オープニング映像。
去年1年間に都内で届けられた落とし物は約440万件で、統計開始以来過去最多となった。落とし物に関するビジネスを展開するfindは、2021年に創業した社員35名のベンチャー企業。来年度の経常収益は昨年度の10倍の14億5000万円と見込まれている。落とし物検索システム「find」は、落とし物の困りごとを解決するサービス。電車で落とし物をした場合、鉄道会社ホームページからfindチャットページで落とし物の写真を添付する。インターネット上の似ている画像を添付してもOK。AIが登録した情報をオペレーターが照合する。利用するのに料金はかからない。全国33社3300か所使われており、2026年4月にはJR東日本でも導入される。
find代表取締役CEOの高島さんは、検索すると落とし物を管理する会社は10社20社出てくるが、findは管理でなく持ち主に返すところにコミットしていると話した、。取締役COOの和田さんは、1~2週間保管して落とし主が現れなければ警察署に持っていきそこで3か月間見つからなければ廃棄される、東京都のほとんどのタクシー会社にfindが入っているのでどのタクシーで落としたかわからない場合でも対応可能、鉄道企業の横断検索も今年12月にサービスのローンチを目指している、企業に月額をもらってツールを提供していると話した。京王電鉄もfindを導入する企業の一つ。
京王電鉄ではfindを導入する前、すべて落とし物の情報を手で入力していたが、現在は落とし物を撮影して登録している。写真を登録するだけでAIが情報を自動生成する。これにより登録時間が8分から2分に短縮された。画像を通して照合しやすくなったため、返却率も1割から3割に上がった。明大前駅近くにお忘れ物取扱所を設置し、その後警視庁遺失物センターに送る。
今まで印象的だった落とし物について、和田さんは土地の権利書やカエルを挙げた。また悪用の可能性について、問い合わせはチャットでデジタル化しているのでズルできない仕組みになっている、細かく聞くのでドンピシャで当てにこないと返却できないようになっている、我々が運営している中で第事故になったことはないと話した。
和田さんは、複数の警察署から実証実験がスタートしているので徐々に広がっていくと思う、ゆくゆくは返却するときにも個人の承認はマイナンバーカードにすれば間違えて渡しても追跡できると話した。
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