- 出演者
- 内藤雄士 永尾まりや 袴田彩会 永嶋花音 矢口カンナ
矢口カンナの悩みを聞いていくことに。矢口さんは130~140ydsのアイアンが使いこなせないのが悩みだという。ジュニア時代にはベストスコア71を叩き出したこともあったが、悩みは残っているという。
矢口さんは父がゴルフを楽しむのを見てゴルフに興味を持ったのだといい、9歳の頃から楽しんできた。ジュニア時代は西郷真央プロや岩井姉妹を相手に戦ってきたという。舞台は千葉・君津市の鹿野山ゴルフ倶楽部でここはグランピングを楽しむことも可能だ。まずは矢口さんのスイングから見直していくことに。右に流れてショートしてしまうことも多いと話す矢口さんだが、内藤コーチはグリップがきれいなのが特徴だが、逆に右に行ってしまうことにつながっていると指摘している。左手の甲はターゲットの方向へ向い、左手の親指はシャフトにまっすぐに構える様子が見られた。左手の親指はシャフトの真上より右、右手の親指はシャフトの真上よりも右に構えると思い通りにコントロールできると紹介。フェースは開きすぎずスクエアに構えていき、左手親指はシャフトの真上よりも右に構えることを意識すると、ボールは右へと向かわないようになった。
力強いスイングに欠かせないレイドオフを紹介。トップでは左手の甲がまっすぐになることを意識し、トップ位置でクラブヘッドが左方向を指すように心がける。背屈するとフェースが開きパワーを出せないので重要な動きという。そして、手や手首を使わず体のターンで押すことを心がけるのが良いフォームという。
硬いバンカーからの打ち方をレクチャー。通常のバンカーショットのようにフェースを開くと、バウンスが当たって跳ね、距離感が合わない。硬いバンカーでは、フェースを開かず、歯で直接ボールに当てる。上からトンという感じだと当たりやすいという。
- キーワード
- 千葉セントラルゴルフクラブ市原市(千葉)
アップグレードレッスンを受けた矢口。左手のグリップを親指がシャフトの右側にくるフックグリップに修正。ボールを捕まえられる形に。背屈していた左手首をまっすぐにしたことで、インパクトで押していけるレイドオフのトップに変化。体のターンを意識することで、ハンドファーストで打てる理想的なスイングに進化した。
日本アーティスティックゴルフ協会副会長・小島謙太郎プロがトリックショット「直ドラ」を教えた。今回はPAR5の2打目を想定しピンまで250ヤードのシチュエーション。ややオープンスタンスでフェースを少し開き、スタンスの左方向に握る。フェースを開くことでヘッドが滑る。次にラフでボールが浮いている時の直ドラ。打ち方はほぼ同じだが、つま先上がりの分、少し短く持つ。但し、ボールが沈んでいたら直ドラはやらないこと。
ボールが埋まった状態からの「直ドラ」を教えた。ボールが埋まっていたら直ドラはやらないことが原則だが、小島プロは埋まったら救済を受けられるが、自力でもなんとかできるということを伝えたいとした。小島プロがお手本を見せたあと、矢口カンナもたやすくクリアーした。直ドラのポイントは、ライが順目・ややオープンスタンス・フェースは少し開く・右に体重を残してスタンス通り左に振る。
アップグレードゴルフの次回予告。薄い冬柴のライからアプローチレッスン。