- 出演者
- 今田耕司 八木莉可子 脇屋友詞
番組レギュラー陣の今田耕司、八木莉可子、ゲストの脇屋友詞さんがスタジオに登場して、オープニングの挨拶をした。脇屋友詞さんは中国料理の料理人であり、中国料理界の革命児。約40年前、脇屋友詞さんの登場が歴史を変えた。中国人シェフの元で研鑽を積み、中国人が作らなかったスタイルを確立。有名ホテルの総料理長を歴任した。東京・赤坂では「Wakiya 一笑美茶樓」「Wakiya 迎賓茶樓」「Turandot 臥龍居」の3店を営み、去年12月には「Ginza 脇屋」をグランドオープンさせた。今回は、一世を風靡したレジェンドである脇屋友詞さんに迫る。
ここからはVTRで、脇屋友詞さんの北海道旅行の模様を紹介する。2023年11月、脇屋友詞さんが北海道・札幌市の札幌駅の北口から、旅をスタートさせた。脇屋友詞さんは生まれてから14歳まで、ここ札幌市で育った。脇屋友詞さんが札幌駅の北口の周辺を歩き回り、自分が子供の頃のこの辺りの風景について語った。
続いては、脇屋友詞さんが札幌市の行きつけの店を訪れる。1軒目は、イタリア料理店の「トラットリア テルツィーナ」。この店のシェフの堀川秀樹さんは、1991年にイタリアに渡り、ローマとヴェネツィアで修行した。出身は横浜市だが、北海道出身ではないからこそ、北海道の食材の良さが分かるという。脇屋友詞さんがこの店のパスタを食べて、感想を語った。
2軒目は、寿司屋の「すし善 本店」。店主の嶋宮勤さんは1943年生まれで、厚生労働大臣表彰である「現代の名工」「黄綬褒章」を受章している。脇屋友詞さんがこの店の寿司を食べて、感想を語った。
続いては、脇屋友詞さんが札幌市の幼少期の思い出の場所を巡る。脇屋友詞さんが小学生の頃は、自宅から小学校への通学路に、北海道大学のキャンパスがあった。また、指定有形文化財の「清華亭」のある公園が遊び場だった。その公園の横に自宅があった。脇屋友詞さんがそれらの場所を巡り、当時の思い出を語った。脇屋友詞さんは中学2年生の夏に、父親の仕事に帯同して、家族全員で東京に行った。それが、伝説の始まりだった。続きはCMの後で。
CMの前から引き続き、脇屋友詞さんが札幌市の屋外を歩きながら、幼少期の思い出を語る。脇屋友詞さんは中学2年生の夏休みに、家族で東京に行き、東京・赤坂の「山王飯店」という中華料理店で中華料理を食べた。すると突然、父親がその店の経営者に「ウチの息子を料理人にしたい。預かってくれ」と頼み、承諾された。その為、脇屋友詞さんは東京に引っ越しさせられて、学校も転校させられた。さらに、中学3年生になると進路相談の時に、父親が「ウチの息子は料理人になるから、高校へは行かない」と主張した。当時の脇屋友詞さんはそれを、「口減らし。働かせると食費が助かる」と感じた。そして脇屋友詞さんが、自分が「山王飯店」で修行をしていた頃の思い出を語った。また、当時の「山王飯店」の跡地の映像が紹介された。
引き続き、脇屋友詞さんが昔の思い出を語る。「山王飯店」での修行を終えた後、数店舗で修行を続けた。そして27歳の時に出資者と出会い、「立川リーセントパークホテル」というホテルの中の中華料理店「桜蘭」の料理長に任命された。しかし、なかなか客が増えなかった。当時の宴会やディナーショーは、フランス料理が主流だった。脇屋友詞さんは、そこに勝機があると考えて、ディナーショーに中華料理店を出した。すると評判になり、結婚式の料理も任されるようになった。調理場の人数も、最初は5人だったが、最後は28人にまで増えた。当時の写真が紹介されて、脇屋友詞さんが当時の思い出を語った。そこから脇屋友詞さんの快進撃が始まり、大型の店舗を次々に出店して、日本に中国料理ブームを巻き起こした。
- キーワード
- 桜蘭立川リーセントパークホテル脇屋友詞
引き続き、脇屋友詞さんが札幌市の屋外を歩きながら、幼少期の思い出を語る。脇屋友詞さんの料理の味の原点は、幼少期の母親の料理。脇屋友詞さんが、母親の料理について語った。そして、母親が作ってくれた煮付けを再現する為に、札幌市の「二条市場」という市場へ行き、食材を購入した。その後、「札幌グランドホテル」というホテルの調理場で、その煮付けを作った。やがて完成して、それを食べながら、母親への感謝の想いを語った。また、自分を強制的に料理人にした父親への、感謝の想いも語った。
引き続き、脇屋友詞さんが札幌市の屋外を歩きながら語る。脇屋友詞さんは、北海道庁の食のサポーターを務めており、北海道の食材の発掘・PRを行っている。脇屋友詞さんが、「釧路市漁業協同組合」の「新富士市場」を訪れて、北海道の食材を見て回った。そして、北海道の食材への感謝の想いや、自分の将来の夢を語り、旅が終了した。続きはCMの後で。
CMの前から引き続き、番組レギュラー陣の今田耕司、八木莉可子、ゲストの脇屋友詞さんがスタジオに滞在中。一同が今回の感想を話し合った。また、脇屋友詞さんの自伝「厨房の哲学者」(幻冬舎)が紹介されて、エンディングとなった。
次回予告。
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