- 出演者
- 三宅正治 遠藤玲子 木村拓也 矢澤剛 竹俣紅 青井実 浅倉美恩
国が2013年~2015年にかけて段階的に生活保護費を引き下げたことについて、受給者が引き下げの取り消しを求める訴えを全国で起こしている。この内上告された大阪と名古屋の裁判について、最高裁は判決でデフレ調整で物価の変動率のみをちょ説の指標にしたことには専門的知見との整合性を欠くところがあり厚労大臣の判断には誤りがあったとして、引き下げは違法とする統一判断を示し取り消しを命じた。一方国への賠償請求については退けた。全国各地の裁判所では同様の裁判が続いており最高裁がどのように統一判断を示すか注目されていた。
生活保護費減額訴訟は全国各地で起こされており、裁判所の判断はバラバラだった。そこで今回最高裁が統一判断を示した。国は2013年~2015年にかけて生活保護費を約670億円削減した。受給者側は引き下げに合理的根拠がないとして引き下げは違法だと主張した。これに対して国側はリーマンショックによる物価や賃金の下落をもとに計算したデフレ調整であり引き下げ自体は妥当だったしている。今日最高裁は、デフレ調整は専門的知見を欠いていて厚労相の判断は誤りとして生活保護費の引き下げは違法と判断した。しかし損害賠償までは認めなかった。今後の国の対応も注目される。
今日新たに始まったのは輸入米の前倒し入札。ミニマムアクセス米として主食用のコメを関税がかからない形で年間10万トンまで輸入することになっている日本。輸入元はアメリカ・オーストラリア・タイなど。今回の入札対象は3万トンで9月頃に輸入され外食や弁当などに向け流通する見通し。小泉農水相は今週火曜日、全国のスーパーで販売された5kあたりのコメ平均価格が4か月ぶりに3000円台になったと明らかにした。
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スーパーやドラッグストアなどで先週1週間に販売されたコメの店頭平均価格は3835円だった。
今週農水省が発表したコメの店頭平均価格は、備蓄米が2046円、銘柄米が4286円となっている。流通経済研究所の折笠俊輔氏によると、5kgあたり4000円前後になる可能性があるとされる。JAが新米を農家から買い取る価格を取材したところ60kgあたりの最低価格で茨城のJAでは2万円という金額も出ている。これがスーパーの店頭価格になると5kgあたり2777円と予想される。しかし2万円はあくまで最低補償額なので実際にはより高額で取引される可能性がある。新米の争奪戦がいつも以上に激しくなることが予想されており、一部の民間企業も参入している。60kg3万円で購入している業者もいる。その場合はスーパーの店頭価格が結局は5kg4000円前後になると予想されている。折笠俊輔氏によると備蓄米放出によって24年産のコメが余る動きもあり、そこに25年産の新米が出た時に余っている24年産のコメが値下がりする可能性もある。
映画「プラダを着た悪魔」のモデルとも言われているファッション誌「ヴォーグ」の名物編集長が退任することが明らかになった。ファッションのバイブルと呼ばれ世界で最も影響力のあるファッション誌といわれるアメリカ版「VOGUE」の編集長を37年間務めたアナ・ウィンター氏が社内のスタッフに向け26日に退任の意向を伝えたという。ボブヘア・サングラス・最新モードがトレードマークのアナ・ウィンター氏は現在75歳。1988年にアメリカ版「VOGUE」の編集長に就任、映画「プラダを着た悪魔」のモデル説を原作者は否定している。2022年にはファッションショーの最前席にアン・ハサウェイと並んで着席し映画のシーンを彷彿とさせると話題になった。またニューヨークのメトロポリタン美術館で毎年開催されているファッションの祭典「メットガラ」を主催している。メットガラは世界的スターが豪華なドレス姿を披露、ファッション業界で最も重要なレッドカーペットイベントと評されている。アメリカ版「VOGUE」編集長退任後も現在兼任する他の役職にはとどまるというが、CNNは業界で最も影響力のある雑誌が新たな方向へ進む機会になると伝えている。
取材班が訪れたのはウニの産地として知られる北海道西部の積丹半島。ここで育ったムラサキウニはクリーミーで濃厚な甘みがあり人気。ここ数年は海水温の上昇などで身が小さく個体数が減少し価格が高騰、去年は海が荒れ漁に出られず高い時は1杯1万円まで値段が上がったという。ところが今年は天候が安定し生育状態も良いため「生ウニ丼」の価格は今日時点で1杯6500円と高いときのほぼ半値となっている。積丹の生ウニが食べられるのは漁が行われる8月末までとなる。ウニの価格下落は関東でも。横浜市内のそば店「いろは」では「ウニいくら丼」を2400円で提供している。豊洲市場で仕入れるウニも価格が下がっており、去年と比べて1箱あたり1000~2000円ほど安くなっているという。一方でイクラの価格が上昇しており、ウニの価格下落で助かっているとのこと。
西日本では梅雨明けラッシュとなり、各地平年に比べて20日以上も早くなっている。九州南部以外では過去最も早い梅雨明けとなっている。期間も短くなっており、九州北部から近畿まで18~19日間となっておりこれも過去最も短い梅雨の期間となった。全国の明日の天気と気温を伝えた。東京は今年初の猛暑日になる予想。
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1994年6月27日、松本市北深志の住宅街でオウム真理教が猛毒「サリン」をまき8人が死亡、600人以上が重軽傷を負った。地元の町会は現場近くの公園に献花台を置き地元住民たちが花を手向けた。献花台は明日朝まで設置される。
大手電力10社は来月使用分の電気料金を発表し、一般モデル家庭では今月と比べて520円~691円値下がりすると発表した。東京電力管内では616円安い8236円となる見通し。ガス料金も東京ガスで315円安くなるなど大手4社全てで値下がりする。エアコンの使用が増える夏場の家計負担を軽減するため政府が補助金を支給することなどが要因。
大勢のファンの写真撮影に応じたのは「愛の不時着」が大ヒットし世界中で人気となった俳優のヒョンビン。来週公開の映画「ハルビン」のジャパンプレミアに共演したリリー・フランキーらと登場した。作品のプロモーションとしては15年ぶりの来日となる。リリー・フランキーは食事のときのエピソードを語った。
東京・台東区のビックユニフォーム 上野店では今、売上の約3割が外国人客だという。カナダからの観光客が大興奮しているのはファン付きベスト。台湾から来た夫婦も弟に頼まれてファン付きベストを買いに来たと話す。また日本の職人がはくニッカポッカをアニメの影響で忍者スタイルといって買っていくという。日本の作業服の機能性・安さ・ファッション性が外国人に大ウケしている。
日々の食卓に欠かせない卵だが、殻が薄くなりすぎてブヨブヨになるという異変が起きている。価格も高騰していて、JA全農たまごによると今月の卵の卸売り価格は1kgあたり340円で、過去最高値となりエッグショックと呼ばれた一昨年の350円に迫っている。茨城・牛久市の養鶏場では暑さの影響で卵の殻が薄くなる異変が起きているとのこと。また福井県の養鶏場では殻が薄くなりすぎたあまりブヨブヨとなった卵が見つかったという。専門家はブヨブヨの卵は軟卵という状態で、暑さのせいではなく鶏の故障であるなどと話した。
気象情報を伝えた。
日本を訪れた外国人が絶賛する日本のクリニックをしらべてみた。
外国人御用達の日本のクリニックをしらべてみた。
「Tokyo Station International Clinic」では、受付から問診、診察までスタッフは全員英語対応が可能で、様々な症状の外国人が訪れている。スウェーデンから来たダニエルさんは足の痛みを訴えた。診断結果は捻挫で、医師からサポーターの巻き方を教わった。メキシコから来たオクタビオさんは、喉の痛みやせき、倦怠感などを訴えた。診断結果は風邪で、医師は抗炎症剤や咳止め、痛み止めなどを多めに処方した。ドイツからベイビームーンで訪れたアンジェリーナさんは風邪の症状を訴えた。妊娠中でも安全な薬を処方してもらった。アメリカから来たシェルビーさんは、寿司が喉に詰まったと訴えた。診察の結果、何も問題は見つからなかった。オランダから来たローラさんは、足首が真っ赤になっており、発熱や発疹の症状もあった。医師はリケッチアを疑い、抗生物質を処方した。