- 出演者
- 村上龍 小池栄子
スタジオで小池が天然繊維のシルクと東レのナノデザインで作った生地がどちらかを当てることに。小池はシルクを見事に当てることができた。また大矢の着ているスーツもナノデザインの生地だという。
東レが取り組む新たな分野への取り組みが。東レの目的はビニールハウスで、地元の生産者が育てているのはミニトマト。東レの技術でトマトの品質が向上したという。以前はトマトが最近の暑さで高温障害で着色不良に。その悩みを解決したのが東レの繊維技術で開発した農業用遮熱シート。光合成に日必要な光は取り入れ温度は最大5度下げている。
神奈川県・鎌倉市にある東レの研究施設。そこに大矢が視察したのはキャッサバの粕で糖を作り、ナイロンの原料となるアジピン酸を生成。そんな挑戦の現場で大矢が研究者に声をかけるのは「頑張って失敗してください」だった。大矢は現場に声を掛ける「フルスイングしろ」と現場に声を掛けるがその意味について、自身が社長に就任した2023年はコロナ禍が終わり、社会全体がコミュニケーション不足や米中対立、ウクライナ情勢、エネルギー問題で先行き不透明など世の中全体が得も知れぬ閉塞感があり社内でもそういうことを感じていたという。その中で自由闊達さを覚醒させるという意味でそのためにまずはバッターボックスに立ってフルスイングで失敗してもいいと伝えていると答えた。
大矢は東レはこれまで100年、自分の事業と社会貢献を両立しながら存続していた会社であり、これからの時代も一緒で世界が直面する諸課題に対し、東レの先端材料や革新的な技術で社会課題を解決し、事業拡大をやり続けることが大事だと答えた。
- キーワード
- 東レ
村上龍は今日の総括に東レの「レ」のれはレーヨンの略だ。1970年「東洋レーヨン」を東レに変えた。大矢さんは、1880年の入社だが、パンストやストッキングに使われる衣料用ナイロンの営業を担当した。「糸売りの中でもパンティーストッキング用途は、最終製品にもっとも近く、原糸メーカーがイニシアチブをとってモノ作りに関与できる。それだけ無限にビジネスチャンスや可能性があるということに、ある種の喜びと怖さを感じる」当時の言葉だ。「ナイロンの大矢」と呼ばれていた。今も、赤字停滞は、許さない。とした。
- キーワード
- 東レ
カンブリア宮殿の番組宣伝。
