- 出演者
- 村上龍 小池栄子
オープニング映像。
表参道にあるアイムドーナツ?。今この店がSNSで話題沸騰中で、その人気はどんどん広がっている。その一軒が渋谷に。
渋谷のアイムドーナツの一番人気はプレーンで、一つ237円。口にいれるととろっとトロけるような食感で、クリームのような食感から、生ドーナツと名付けられた。油で揚げてあるのを感じさせない食感だという。生地は黄色く、バターと卵をたっぷり使っていてかぼちゃを使っている。生ドーナツの生地をはブリオッシュという、フランスの代表的なパンがベース。その生地を高温の油で揚げると、これまでのドーナツにはないあの生の食感がうまれるという。仕上げにきび砂糖をまぶして完成。ドーナツなのか?という食感から店名に「?」がついているという。また種類も豊富でどれもなかに手作りのクリームが入っている。2022年の1号店出店から国内外13店舗に拡大している。25年4月にはニューヨークにも進出した。最近はハンバーガーショップも出店。
横浜市みなとみらいに新たな商業施設が誕生した。ここにアイムドーナツ?が出店する。そこにpeace puの社長の平子良太の姿が。商品づくりから店舗デザインまで自ら行っている。10月17日にI’m donut?横浜臨港パークがオープンした。店内をのぞくと平子がこだわった陳列台に色んなドーナツが並んでいた。すると、客たちが店内でカメラを回していた。また、9月にオープンした京都店は宇宙をイメージした、近未来的デザイン。その店限定のドーナツもあり、スペイシーブルーという京都店にあわせたドーナツも。平子はこうした取り組みに美味しそうにみせたいと答えた。
生ドーナツが生まれたのは福岡の店。アマムダコタンという7年前に平子が作った小さなベーカリー。手作りのパンが120種類ならぶ。この店はブームの火付け役となったマリトッツォが流行した店。コロナ禍の2020年に平子がマリトッツォをこの店でだすと全国で大ブームに。大手コンビニなどからも次々と発売された。平子は大好きなブリオッシュの生地で、オリジナル商品を作れないかと考え続けていた。そんな時、アマムダコタンの厨房にいたスタッフが「揚げてはどうか?」と答えた。その美味しさにスタッフも平子も驚いたがこうして生ドーナツは生まれた。当初生ドーナツはこの店のイチ商品だったが、平子は専門のブランドを立ち上げることにした。そして2022年に都内に2号店を出店すると、たちまち人気店に。
オープンを1週間後に控えた横浜の店舗。平子は新たな挑戦をしていたが、生ナポリドーナツは新商品。ブリオッシュ生地を金網にのせてピザ用の窯で焼くドーナツで、釜で焼くために生ナポリドーナツと名がついた。さらに、旬の野菜をあわせてみたり、ブリオッシュ生地そのものの改良もためらわずに行う。新作の生ナポリドーナツはみなとみらの限定商品として販売された。
小池はアイムドーナツの味に軽くて美味しいと答えた。平子は穴があいていない理由については生地を楽しんでほしいと答えた。試行錯誤についてはもともとパン屋でブリオッシュ生地を揚げたというところからスタートしたが、それ以上の改善には1年フェーズで変化していると答えた。また生ドーナツをスタンダードにしたいと値段を下げたと答えた。店名の理由には、おいしいものを届け地域の平和に貢献したいという思いがあると語った。またマリトッツォの人気の火付け役にもなったという平子。生ドーナツを選んだ理由には、マリトッツォ専門店も始めようとしたが、すぐに潰れると予感がしたという。その理由は持続性を疑問視したという。
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平子のキャリアは料理人からスタートした。今もメニュー開発の殆どを担い、厨房にたつことをやめていない。高校卒業後に、料理の道へ。厳しい修業を経て28歳の時に独立した。福岡に小さなパスタ専門店のヒラコンシェをオープンした。その店はすでに閉店したが、福岡の中心部にその味を受け継ぐ店がある。主はもとヒラコンシェのスタッフ。やりたいことがあった平子は店を梅田さんに託したという。平子が次にのめり込んだのはパン作り。パンストック 天神店という福岡の人気ベーカリーの門を叩いた。平子はこの店のパンが大好きで、中でもブリオッシュに心を奪われた。その後2018年にベーカリーのアマムダコタンを開店させた。おsの4年後にアイムドーナツ?の1号店を東京・中目黒に開店。今では社員200人をかかる企業に成長。その間、働きやすい職場づくりを考えていたという。
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生ドーナツで快進撃を続けるアイムドーナツ?。率いる平子は、キツイといわれる飲食業界の働き方改革を進めている。都内にあるアマムダコタンでは、毎日120種類のパンを、生地から具材まで手作りしている。厨房では大勢のスタッフが目まぐるしく働いていた。しかしそのタイムスケジュールを書いていて工程通り調理する。壁に貼られたその一枚の工程表は10分刻み。また厨房のどこでなにを調理するかまでも細かく指示がある。スタッフが効率よく働けるよう平子が考えぬいた。午後14時45分になると調理スタッフの出勤は朝6時。8時間で勤務が終わる。さらにその改革は社員に新作考案のチャンスも与えるているがこうして意欲を高めているという。
平子はもともと料理が好きだったと答え、親が台所で作っているのをずっと見ていたというが、忙しそうに作っているのを見ているのが楽しかったと答えた。また修業がキツかったというが、労働時間が長く、一日20時間も働いていたというが逃げるようにやめたという。またまた自身が遊ぶように考えているのが好きで、労働でみんなの遊びを取ってはいけないと労働環境をより良くしていきたいと語った。
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東京・渋谷区で平子が作っていたのはハンバーガー。今度は新業態に手作りハンバーガーがに挑む。
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東京・渋谷区で平子が新業態のハンバーガーショップを都内にオープンさせていた。ネオナイスバーガー。朝10時にオープンし、ハンバーガーでは珍しいオープンキッチンで、作る過程をみせることにこだわっている。オーブンは特注で、高温短時間で焼き上げる。今までのバーガーにはない新食感のバンズ。すべて手作り。ブラウンマッシュルームバーガーは平子のオリジナルメニュー。全13種類を販売している。ジャガイモフライドポテト用眼の前でカットしている様子を見ることができ、作りたてにもこだわる。その値段はベーシックなものは450円とお手頃価格。またフライドポテトは400円で、セットメニューは950円。平子はグルメバーガーのような価格にしなかった理由については、ハンバーガーの役目はファストフードだと感じていると答え、3000円を払えば上等な振る舞いとコースを楽しめるが、一つにしてその塊を出して3000円として提供するのはタイムパフォーマンス的にも違うと感じたという。また働き方について、社員の独立をについて道を閉ざされないと感じ、自分たちが大きくなる理由はそこにあると感じていると語った。
平子は先行き不透明な時代、サバイバルに必要なことについて、あまり先のことを考えすぎないようにしていると答え、一つ考えたら派生していくのを積み重ねてきたと語った
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村上龍は今日の総括に、2012年にパスタ食堂「ヒラコンシェ」をオープンした。その肩書きはシェフだ。2018年に「アマムダコタン」というパン屋を出す。肩書きはパン職人。2022年に「I’m donut?」が出て人気店となる。肩書きは、ベイカリー製造となるのだろうか。2025年10月からハンバーガーも始める。ふと、この人は「アーティスト」ではないかと思った。アーティストには区分がない。自称もしない。肩書はないに等しい。「アマムダコタン」という店名にはアイヌ語を取り入れた「コテジャルダン」というドライフラワーの店もある。
カンブリア宮殿の番組宣伝。
