- 出演者
- 金原ひとみ ヒャダイン 山口絵理子
今回扱うのは途上国でバックやジュエリーを製造する女性経営者。始まりはバングラデシュ。
- キーワード
- バングラデシュ
東京・秋葉原「マザーハウス 本店」はレザーバッグを製造・販売するメーカーの直営店。人気の「アンティーク トライアングル バックパック」は大きな皮を贅沢に使用、継ぎ目の少ないミニマルなデザイン。ことし7月クールのテレビドラマ3本に登場。自社工場があるのはバングラデシュ。現地見学ツアーは3泊5日、参加費30万円以上。
バングラデシュに自社工場があるアパレル企業「マザーハウス」。代表は山口絵理子さん、45歳。ブランドのファンが参加した現地見学ツアーにサプライズで登場すると大歓声。番組では、その活動に密着した。
オープニング映像。
ゲストはアパレル企業「マザーハウス」の山口代表。人気の「アンティーク トライアングル バックパック」はことし7月クールのテレビドラマ3本に登場。特徴はロゴがないこと。「持っている人が主人公になるべき」という思想で作られた。
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- 村田沙耶香
バングラデシュに自社工場があるアパレル企業「マザーハウス」。創業以来貫いてきた信念は「途上国から世界に通用するブランドをつくる」。山口代表は1981年、埼玉生まれ。小学生のころはいじめで不登校。強さを求めて中学では柔道に熱中。強豪・大宮工業高校へ進学、初の女子部員として全国7位に。引退後は猛勉強し慶應義塾大学に進学。大学で途上国の現状について学び、自分の目で見てみようと最貧国バングラデシュに単身わたる。この国のために何かしようと現地の大学院に入り、同国が世界有数の生産国である天然素材「ジュート」に目をつける。
バングラデシュに自社工場があるアパレル企業「マザーハウス」。山口代表は大学で途上国の現状について学び、自分の目で見てみようと最貧国バングラデシュに単身わたる。同国が世界有数の生産国である天然素材「ジュート」に目をつけ、06年に会社を設立しジュートのバッグを作り日本で販売。契約工場とトラブルが相次ぎ、08年には自社工場が誕生。以降、東南アジア各国に進出。客の7割はこうした社会貢献ではなく品質の良さに惹かれている。直営店は国内50店舗、海外8店舗。大学を卒業したころは「自分に居場所がない」と悩んでいて、居場所を見つけた思いでバングラデシュにわたった。
バングラデシュなどに自社工場があるアパレル企業「マザーハウス」。拠点があるのは東南アジア各国。現地の人を雇用するにあたり、その文化などの事情を考慮。日本で売れそうなものではなく、その国のベストを活かせるかどうかを意識している。
東南アジア各国に自社工場があるアパレル企業「マザーハウス」。山口代表は商品のデザインにも関与。最近では社員から忖度ない意見を聞きチームで考える体制に変わってきている。山口以外の社員がデザインした商品も生まれている。ハリネズミ型のポーチは現地のスタッフからの「技術をもっと磨きたい」との要望に応じ、あえて作るのを難しくした商品。レザーシューズ「ザ・ウォーカー」はグラデーションレザーを贅沢に使用。
東南アジア各国に自社工場があるアパレル企業「マザーハウス」。山口代表以外の社員がデザインした商品も生まれている。レザーシューズ「ザ・ウォーカー」を発案したのはバングラデシュのスタッフ。木型や企画書を自ら用意し代表に直訴。新商品を作りたいという提案は山口代表にとって初めて。初回生産分はすぐに完売、今ではバリエーションが10種類。特徴は独自技術によるグラデーションデザイン。山口代表にとっては誰が先頭なのか分からない状態が居心地が良い。
東南アジア各国に自社工場があるアパレル企業「マザーハウス」。東京・銀座の直営店「リトルマザーハウス」はチョコ専門店。特徴は鮮やかな色。色味は植物や海藻による自社技術でつけている。商品には現地産の素材を使用。
マザーハウス・山口代表に社員から質問。「バッグと人間の関係はどうなる?」との質問。代表はカバンや洋服を所有物ではなく相棒と捉えていて、主従関係ではなく対等な関係でいられるバッグを目指している。社員やスタッフとの間でも上下関係を作らないようにしている。
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東南アジア各国に自社工場があるアパレル企業「マザーハウス」。スローガンは「バングラデシュから銀座へ」。すでに銀座に直営店が3つ。先月には松屋銀座に新店「ERIKO YAMAGUCHI」を出店。
東南アジア各国に自社工場があるアパレル企業「マザーハウス」。スローガンは「バングラデシュから銀座へ」。先月、松屋銀座にアパレル専門の新店「ERIKO YAMAGUCHI」を出店。商品のデザインは山口代表が担当。
金原による今回の取材を終えての編集後記。山口代表について「社長としての自分と個人としての自分に乖離がない」とし、マザーハウスについて「理想的な会社」と評価。「彼女は海外で理想を追い求めたのではなく、そこで自分にできることをしただけ」とした。
次回の「カンブリア宮殿」の番組宣伝。
