- 出演者
- 平石直之 下平さやか 林修 山崎弘喜 増田紗織 小松崎花菜 今井春花 荒井理咲子 三山賀子
今年の夏行われたパリオリンピック・パラリンピック。海外開催のオリンピックでは2016年のリオ大会を更新するメダル総数45個と大健闘。パラリンピックでも金メダル14個を含む41個のメダルを手にした。そんな日本代表アスリートおよそ100人が昨日、東京・日本橋で応援感謝イベントを2大会ぶりに開催。初のオリンピックで金メダルを獲得したレスリング女子・藤波朱理選手や開会式で日本選手団の旗手を務めた江村美咲選手、パラリンピックの競泳で2個の金メダルを獲得した木村敬一選手などが沿道に集まったおよそ1万人を前にパレードを行った。
まずは日本の新お家芸となったスケートボード。スケードボード女子ストリートでは初出場ながら日本人金メダル争いを繰り広げた吉沢恋と赤間凛音。吉沢を突き放したい赤間は最終演技のベストトリックで92.62の高得点を出す。ただ、それ以上に見せたのが吉沢だった。失敗すれば表彰台も危うい場面で恐れず大技に挑戦し、今大会最高得点。逆転で金メダルに輝いた。
5大会連続でメダルを獲得している体操男子団体でも逆転劇があった。決勝は最後の鉄棒を残してトップの中国とは3点差以上。金メダルは絶望的かと思われたが、中国の2人目が2度落下。一気に日本にチャンスが訪れる。金メダルへ向けエース、橋本大輝に全てをかけた。橋本が完璧な演技を見せ2大会ぶりの金メダルを獲得した。
柔道では阿部詩まさかの2回戦敗退。兄妹連覇の道は途絶えた。およそ7時間後、妹・詩の思いを背負って兄一二三が決勝へ。一二三は連覇達成。
パラリンピックでは史上最年少と最年長の金メダリストが誕生した。最年少は勝ちどきを上げてほしいとパリの象徴・凱旋門をイメージし両親が名付けた小田凱人18歳。決勝の相手は強敵ヒューウェット。ともに1セットずつ取り合って迎えた最終第3セット。小田は5ゲームを取られマッチポイントまで追い詰められる。直後に相手がドロップショットをミス。このピンチを脱した小田は3ゲームを連取。マッチポイントを握る。そして激闘を制した小田がこの種目最年少の18歳で金メダルを獲得した。
最年長金メダリストは孫が2人いる53歳、杉浦佳子。8年前のロードレース中に大けがをし、パラサイクリングを始めた杉浦。ゴール前のデッドヒートを制し、東京大会に続く連覇を達成。「緑のモノをつけていくといいことある」と言われたと明かし、緑のミサンガを足に着けて最年長記録を達成した。
ゴルフ日本シリーズJTカップ3日目。現在、賞金ランク6位の石川遼選手は優勝が絶対条件という厳しい状況ではあるが最終日に望みをつなぐ。一方、賞金ランク1位・平田憲聖選手はショットが安定せず13位タイまで順位を下げた。その平田選手と300万円差で賞金ランク2位につける金谷拓実選手は単独4位で賞金王を争う6人の中でトップに立った。
プレミアリーグ第13節:ブライトン1−1サウサンプトン。プレミアリーグ・ブライトンの三笘薫が大暴れ。前半29分、難しいバウンドを頭で合わせた三笘。2試合連続ゴールで先制する。試合終了間際には味方のロングパスをトラップ。チャンスを作るが得点にはつながらず引き分け。チームはリーグ3位に浮上した。
明治安田J1リーグ第37節:柏レイソル1−1ヴィッセル神戸。この一戦に優勝への王手をかけたいヴィッセル神戸とJ1残留を決めたい柏レイソルが対戦。こぼれ球を武藤嘉紀選手が押し込み土壇場で引き分けに。神戸は貴重な勝ち点1を取った。一方、逆転優勝の可能性をつなげたい町田。大苦戦の末、後半22分。相馬選手のクロスは相手に当たりオウンゴール。優勝争いは最終節にもつれた。FC町田ゼルビア1−0京都サンガF.C.。
まずは川崎が前半16分に山田新が自ら獲得したPKで先制すると、22分にも再び山田新が得点しヴェルディを引き離す。ヴェルディの反撃は前半42分、抜け出した染野唯月がクロスを上げこぼれ球に見木友哉がゴール。後半4分、ヴェルディはセットプレーから谷口栄斗が押し込み同点に追いつく。川崎は後半12分、ファンウェルメスケルケン際がJ1初ゴールを決める。後半20分、山田新のシュートからマルシーニョが決めきり川崎が4対2と突き放す。6分後にヴェルディが1点差に迫ると、38分に谷口が自身初のハットトリック。山田新もハットトリックし、チームの得点すべてに絡む活躍で、川崎フロンターレが勝利した。
勝てば決勝トーナメント進出が決まるロコ・ソラーレは第2エンド、藤澤五月がヒットアンドロールを決める。第3エンドでもフリーズショットを決めて連続スチール。その後試合は1点を争う展開となり、第4エンドには対戦相手にリードを許すが、第6エンドに藤澤五月が完璧にコントロールしたウエイトショットを放ち逆転に成功する。同点で迎えた第8エンドでは、吉田知那美がダブルテイクアウトし最後は藤澤五月が決めて決勝トーナメント進出を決めた。準々決勝に登場したロコ・ソラーレは、世界ランク4位のカナダチームと対戦。第7エンドに得点のチャンスが訪れたが決めきることができずベスト4進出とはならなかった。
少数与党として難しい国会運営を迫られる石破総理大臣。「103万円の壁」の引き上げを巡っても板挟みになるなど多くの課題を抱えている。総理就任後初めてのお国入りとなった石破総理。参加した会合では、地元・鳥取から万雷の拍手で迎えられた。石破総理は看板政策に掲げる「地方創生」に力を入れることをアピールし、男女の賃金の見直しや育児休業の推進など「魅力ある働き方や職場づくり」を地域ごとに取り組んでほしいと訴えた。その後、石破総理は鳥取県の平井伸治知事と面会した。平井知事は「103万円の壁」について全国知事会で語気を強めて発言していた。一昨日の所信表明演説で「103万円の壁を引き上げる」と述べた石破総理に、改めて税収の補填を訴えた。明日からは、臨時国会で本格論戦が始まる。野党の理解なしに、今国会では予算案や法案は成立させられない。
およそ9700万人が利用するメッセージアプリ・LINEのアルバム機能に他人の写真が表示されるトラブル。運営元は昨日未明に不具合は全て修正したと発表したが、被害の規模などについては「現在調査中」と説明している。専門家は「LINEは誰の画像が漏れたのかどう対処していくのか早くアナウンスすべき」などと述べた。
秋篠宮さまは昨日、59歳の誕生日を迎えられ天皇皇后両陛下へのあいさつに皇居を訪れた。誕生日に先立って行われた会見で、女性皇族が結婚後も皇室に残る案について「皇室の制度に関わり話すことは控える」としたうえで、「該当する皇族は生身の人間なわけで、その人たちがそれによってどういう状況になるのか、そのことについて私は少なくともそういう人たちをサポートする宮内庁のしかるべき人たちは、その人たちがどういう考えを持っているのかということを理解して、もしくは知っておく必要があると思っている」と述べた。安定的な皇位継承の在り方を巡り皇族の数を確保するための方策などについて5月から与野党で話し合われていて、9月に“おおむね共通認識が得られた”と中間報告されている。女性皇族をめぐる案に言及した真意について、元宮内庁職員は「眞子さんの場合は選択肢がなかった。法改正されてご本人の意思を尊重するとなった場合に、その判断が本人にかかってくるところが非常に厳しい状況に置かれることになる。秋篠宮さまは相当危惧しておられるのでは」などと述べた。
危険行為が横行していたのは富士山のふもと山梨・富士河口湖町。コンビニの上に見える富士山という組み合わせの妙から、外国人観光客が押し寄せるようになった。度重なるマナー違反が問題になり富士山を隠す幕まで設置され、今年の流行語大賞の候補にも選ばれた「コンビニ富士山」。4か月前、台風の接近により幕が撤去されてから大きなトラブルはなかったというが、昨日、「グッド!モーニング」が現場に行ってみると多くの外国人観光客が再び集結していた。観光客の目当ては、初冠雪を迎え雪化粧したばかりの富士山。昨日も午前10時からわずか4時間で1200人以上もの観光客が訪れていた。再び集まる外国人観光客に地元の人は複雑な心境。地元の人が危惧する危険な行為。近くに横断歩道があるにもかかわらず道路を横断する外国人観光客が後を絶たない。更に、撮影スポットを求め私有地に入り込んでしまう人も。富士山を隠す幕を外し代わりに防護柵を設置するなどの対応を進めてきた町だが、再び増加する違反行為に対し新たな策を打つことにした。道路の両サイドに柵を設置して危険な横断を防ぐという対策。一方で、町は現場を訪れる観光客のマナーは以前より改善しているとして、富士山を隠す幕を再設置する予定はないとしている。
天皇皇后両陛下の長女愛子さまが23歳の誕生日を迎えられた。誕生日に際し、宮内庁は、愛子さまが皇居東御苑で実った柿や和紙をご覧になる映像を公開した。この和紙は愛子さまの初めての地方公務で10月に佐賀県を訪問した時に、手すき和紙の工房で自らすいた和紙。愛子さまは4月、日本赤十字社に嘱託職員として入社し、ボランティアに関する情報誌の編集業務などを担当しながら皇族としての公務を両立されている。春と秋の園遊会の出席などこの1年間の東京都内でのお成りは前の年の12件から30件に増えた。
昨日、東京ドームで巨人軍のファンフェスタが行われ、球団創設90周年のセレモニーに歴代OBが続々と登場した。V9時代を引っ張ってきた王貞治さん、そして、長嶋茂雄終身名誉監督が登場すると会場の歓声は一層大きくなった。長嶋茂雄さんは王貞治さんとしっかりと握手をして元気な姿を見せた。「巨人軍、そして野球界に明るい未来を願わずにはいられません」とコメントした。
松竹によると、片岡愛之助さんは一昨日、京都・南座での稽古中に舞台装置と接触し負傷した。片岡さんは当面の間、休演し、復帰の時期は未定。今日から南座で行われる公演「吉例顔見世興行」の代役は中村壱太郎さんと中村萬太郎さんが務めるという。
カナダのトルドー首相は先月29日、米国・フロリダ州にあるトランプ次期大統領の邸宅マーアラゴを訪れ夕食をとりながら会談した。トランプ氏は先月25日、不法移民や麻薬の流入を理由としてカナダとメキシコからの全ての輸入品に25%の関税を課す考えを示していたが、会談では、これらに加えてカナダとの貿易赤字について協議したという。会談は非常に生産的で、トルドー首相が米国と協力することを約束したと説明している。石破総理大臣も先月、トランプ氏との面会を打診していたが、トランプ氏側から「大統領就任前の外国首脳との面会を一律で断っている」と説明され、面会を断念していた。
日本有数の豪雪地帯にある富山県の立山黒部アルペンルート。天井の架線から電気が供給されて動くトロリーバスは、標高2450mの室堂と大観峰を結ぶ立山トンネル内で1996年から観光客を運んできた。戦後、公共交通として全国で活躍したトロリーバス。徐々にディーゼルエンジンのバスに置き換えられて姿を消していき、日本で唯一だった立山トンネルのトロリーバスも昨日ラストランを迎えた。来年にはバッテリー式の電気バスで再スタートする予定。