- 出演者
- 山下毅 林田理沙 久保井朝美 姫野美南 荒木さくら 浅田春奈 伊原弘将
オープニング映像。
26年前、名古屋市西区で主婦が殺害された事件。警察はきょう夕方から遺族が借り続けてきた事件現場のアパートの部屋で現場検証を行った。現場検証は容疑者も立ち会って行われたという。現場検証のあと被害者の夫は「自分の思いがかなった」などと述べた。警察はことしに入ってから逮捕した女の容疑者から複数回にわたって話を聞いていたことが分かった。容疑者はDNAの任意提出を拒否していたが先月提出、鑑定中のおととい警察に出頭した。容疑者は被害者の夫の高校の同級生だった。同じソフトテニス部に所属し、バレンタインデーのチョコや手紙をもらうこともあったという。事件の前の年の1998年にソフトテニス部の同窓会が開かれ再会、お互いに結婚したことが話題になったという。事件後に被害者の夫の自宅から約2キロの場所にある一戸建て住宅に引っ越したとみられている。殺人事件の被害者の遺族で作る「宙の会」役員は殺人事件の事項廃止により容疑者が逮捕されたことはほかの未解決事件の遺族の励みになると思うと話した。
3日前に山形・南陽市の小学校に出没したクマ。今朝早く小学校から500メートルほどの場所で、クマ見回り中の市職員2人がクマに襲われうち1人が骨折の大けがをした。岩手・大槌町では猟友会の70代男性がクマに襲われけがをした。クマの目撃情報があり猟友会の会員7人と狩猟のため銃を持ち山に入ったところ襲われたという。福島・会津美里町ではきょう午後、ジョギング中の60代男性がクマに腕と脇腹をひっかかれけがをした。先月1カ月に発生したクマによる人身被害(全国12の道府県)は少なくとも87人で、今年度の被害は195人になり2023年度を上回るペースとなっている。被害に遭った87人のうち71%が人の生活圏での被害だった。国は「緊急銃猟」の対象者を拡大、警察官によるライフル銃を使用した駆除についても早急に対応していく方針。先月24日、緊急銃猟で公園内にいたクマ2頭を駆除した札幌市で対応したのは経験豊富なハンターだった。北海道猟友会・玉木さんは「プレッシャーはねのけ必ず命中弾を送りこむ非常に高い技術が求められる」などと述べた。上智大学の研究チームがクマに遭遇するリスクを予測するAIを開発した。AIが学習するのは目撃情報、人口総数、落葉樹の分布図など。すでにAIの予測が的中したケースもある。上智大学大学院・深澤准教授は「遭遇がない場合でも赤くなっているエリアも警戒を」などと述べた。クマの目撃情報をホームページで公表している自治体もある。
生成AIで作られた架空のクマの動画はTikTokやYouTubeなどのSNSに相次いで投稿され、300万回以上閲覧されたものもある。本物と誤解したとみられるコメントも寄せられている。桜美林大学・平教授は「不安に便乗して偽情報・誤情報を拡散させ不安をあおる行為は社会に混乱を招くリスクがある」などと指摘した。クマから身を守る方法について不確かな情報も広がっている。「クマ鈴はクマをおびき寄せ逆効果」という不確かな情報について東京農工大学大学院・小池教授は「ヒトへの警戒心が下がったクマにそれほど効かない可能性もある。現時点ではクマ鈴がクマをおびき寄せることは考えられない」と指摘した。クマから身を守るための対策はクマ鈴、クマ撃退スプレー、頭と首を守る防御姿勢が大事。「メガソーラーがクマが生息する森林に建設されたことで被害が増えている」という不確かな情報の投稿は10月だけで20万件以上あった。林野庁によると日本の森林面積の推移はここ70年ほど大きな変化はみられない。太陽光発電所(「エレクトリカル・ジャパン」国立情報学研究所)は人里に近いエリアに建設されることが多いという。秋のクマの目撃・痕跡などの情報(クマダス)と人口増減(国税調査)を紹介。山形・西川町では人口が減っているエリアでクマが出没した。山形県猟友会・悪七さんによると過疎が進み町の風景も大きく変わったという。中山間地に人の手が入らなくなったことがクマの出没を招いているのではないかと指摘した。東京農工大学大学院・小池教授はこうした現象が全国各地で起きているという。
APEC首脳会議など一連の外交日程を終え記者会見をした高市総理大臣。帰国に先立って行われた会見で一連の外交日程について「非常に濃密かつ有意義。『自由で開かれたインド太平洋』を推進し時代に合わせ進化させること、日米同盟をさらなる高みに引き上げること、率直な対話を通じ各国との信頼・協力関係を構築すること。就任直後から掲げてきた方針を実践に移すことができた」、来週からは国会論戦が本格化することについて「与党と十分連携して具体的な検討を行い、党派を超えた議論も踏まえて取りまとめるように指示を出したところ」などと述べた。
岸田政権と石破政権で官房長官を務め、今回も入閣した林総務大臣に話を聞いた。林総務相はクマ被害について「地方自治体がクマ対策に要する経費、総務省としては特別交付税措置を講じている」、暫定税率の廃止が地方財政に与える影響などについて「年間約5,000億円の減収が見込まれる。総理からも地方の安定財源確保にしっかり取り組むようにと指示をいただいている」、デジタル空間について「健全に利用するという意味で制度的な対応をマージする。幅広い世代にリテラシーを向上していただく」、不祥事が相次ぐ日本郵便について「しっかり適切に監督していきたい」、高市政権で果たすべき役割について「今度は国民の皆さんにいちばん近いところの仕事をやっている。しっかり取り組んでいきたい」などと述べた。相次ぐクマ被害におととい関係閣僚会議が開催され、「ガバメントハンター」の協力など追加の対策パッケージについて今月中旬までに取りまとめられる予定。ガソリン税の暫定税率について与野党6党の協議でことし12月31日に廃止することで大筋で合意した。軽油引取税の暫定税率も来年4月1日に廃止されるため地方自治体から懸念の声が上がっている。インターネット上の偽情報や誤情報の拡散も大きな課題。先月行われた宮城県知事選挙ではSNS上に事実に基づかない情報などが拡散し対策を求める声が出ている。日本郵便が配達員への飲酒の有無の確認点呼を適切に行っていなかったな不祥事が相次いでいる。
16年前に埼玉県で10歳の男の子がひき逃げされ亡くなった事件。時効が刻一刻と迫る中、母親は犯人に繋がる手がかりを探し続けている。 事件が起きたのは2009年9月30日、男の子は習い事から自転車で帰る途中車にはねられ、車はそのまま逃走した。母の代里子さんは夫を病気で亡くし、息子とは2人暮らしだった。警察にはこれまで800件余の情報が寄せられているが現場に防犯カメラはなく、タイヤの痕跡が不鮮明だったため車両が特定できていない。警察は男の子をはねた車は実は1台ではないとみていると明かした。代里子さんも犯人を探し続けている。
今週に入り東北の寒冷地では紅葉が見頃を迎えている。青森県の紅葉の名所「猿賀公園」では今週から紅葉まつりが開催されている。栃木県の中禅寺湖では遊覧船で紅葉が楽しめる。福島県の会津でもいろはもみじが色づきはじめた。大手旅行会社では急な冷え込みで予約が増えているという。この週末紅葉前線は関東近郊の観光地にも。群馬県の伊香保温泉では紅葉の名所「河鹿橋」でライトアップが始まった。見頃は来週以降ピークになると予想されている。
気象情報とウェザニュースの紅葉情報を伝えた。
小泉防衛大臣は訪問先のマレーシアで中国の董軍国防相と初会談した。董軍国防相は冒頭“両国の防衛関係を正しい軌道に沿って前進させ、両国関係の長期的で安定的な発展のために力強く支えていきたいと臨んでいる”と述べた。小泉大臣は沖縄・尖閣諸島周辺での中国側の活動の即刻停止を求めるとともに、台湾海峡の平和と安定の重要性を強調したものとみられる。
ワールドシリーズ第6戦。ブルージェイズファンで埋まるスタジアム、先発のドジャース・山本由伸は2試合連続で完投勝利をあげている。ドジャースは3回、1点を先制し不調に苦しむベッツが2点タイムリーヒットで山本を援護する。山本は6回1失点と先発の役割を果たした。2点リードのドジャースは8回、大谷翔平がツーベースヒットでチャンスを作るも追加点は奪えず緊迫した展開が続く。その裏佐々木朗希が登板、苦しいマウンドとなるもなんとか無失点で切り抜ける。佐々木は9回途中でマウンドを降りた。3-1でドジャースが逃げ切り、3勝3敗。決着は第7戦に持ち越された。
Jリーグ杯決勝、柏レイソル✕サンフレッチェ広島の試合。レイソルは12年ぶり3回目の頂点を目指す。前半25分、広島の荒木隼人が先制。さらに38分とアディショナルタイムに追加と大きくリードし折り返す。この流れを断ち切ったのがレイソルの細谷真大、味方を鼓舞するも及ばず。3-1で広島が3年ぶり2回目の優勝を果たした。
MBA、レイカーズ✕グリズリーズ。開幕から6試合連続で先発出場した八村塁、まずは守備で魅せた。攻撃ではパスを受けて3ポイントシュート。八村塁はこの試合で2本の3ポイントシュートを決めるなど9得点をあげた。主役となったのはチームメイトのドンチッチ、ケガからの復帰戦だったが44得点の大活躍。117-112でレイカーズが勝利、通算成績を4勝2敗とした。
来週開幕するNHK杯フィギュアに出場する樋口新葉。今シーズン限りの引退を決め、最後に選んだ曲に特別な思いを込めている。最後のショートプログラムに選んだのは「My Way」、自身の競技人生を表している。3歳からスケートをはじめジュニア時代からトップレベルで活躍、北京五輪に初出場したが大会後に足のケガが判明。スケートから離れた時期もあった。スケート人生の最後、NHK杯で見せたいものは「嬉しかったことや楽しかったことがよみがえってくる表現」。
東京デフリンピックの開幕まで2週間。空手の代表選手が熱血指導を受けた。今回日本がはじめて出場する女子団体 形、合宿で指導に訪れたのは東京五輪(銀)の清水希容。清水は「強くきれいに速く見せられるようなポイントを私なりに短時間だったが伝えられた。楽しく試合に出てもらいたい」と話している。
「柔道 講道館杯」は来月の国際大会“グランドスラム東京”の選考も兼ねている。女子78キロ級では相手が3つ目の指導を受け反則負けとなり、素根輝が優勝した。
男子のエース小林陵侑が明日札幌で行われるスキージャンプのNHK杯から、いよいよオリンピックに向けた本格的なシーズンが始まる。一方夏の国際大会で個人総合優勝を果たすなど、好調の丸山希は「ひとつの自信につながる夏にできた。自分のベストジャンプを2本揃えていい状態で冬のシーズンに入れるように明日の試合頑張りたい」と語った。
相撲の全国学生選手権。日体大3年の杉本弘樹は高校から本格的に相撲を始めた。相撲を始めて6年目、杉本が優勝し学生横綱に上り詰めた。
来週はフィギュアスケートのNHK杯放送のためおやすみ。次回は再来週の15日となる。明日はいよいよワールドシリーズ第7戦、ロバーツ監督は大谷翔平の登板について「可能性はある」としており、マウンドにあがるのか楽しみ。
