2026年8月15日放送 11:55 - 13:30 日本テレビ

サタデーLIVE ニュース ジグザグ
▽千葉豪雨最新▽悪質!果物盗難相次ぐ

出演者
小澤征悦 高岡達之 橋本雅之 足立夏保 市村紗弥香 
NEWS
最新「令和8年8月千葉豪雨」死者8人に

木曜日から千葉県を襲った記録的な大雨。大規模な冠水が発生した大網白里市では、きょうも朝からボートなどを使用して救助隊による救助活動が行われていた。外房線の一部区間や東金線全線では未だに運転を見合わせている。午前9時からは災害ゴミの受け入れも行われていた。きょうの千葉県の天気は、曇り時々晴れで、大きな天気の崩れはないが、引き続き土砂災害に注意が必要。

おとといのレベル5の特別警報が出された大雨により、千葉市では12時間の降水量が347ミリと観測史上最大を記録し、平年8月の3倍の雨量に相当する。市川市、佐倉市、柏市などで死亡者も確認され、県内の死者は8人となっている。また、電車などが麻痺状態になり、帰宅困難者が多数発生し、お盆休みで多くの人が訪れている成田空港では、空港から出る電車やバスが運休し、約7000人が一夜を明かしたという。

一夜明け、被害の全容が明らかになってきた。千葉市では土砂災害が起きたり、佐倉市では冠水が続く道路の脇に車が残されたりしていた。様子を見に来ていた車の持ち主は、浸水に気づかず車で突っ込んででられなくなり、2時間後に消防隊によって窓から救出されたという。

大網白里市では広い範囲で浸水が続いており、アンダーパスでは未だに通行止めがされている。住宅の周り一面を腰までの高さの水に囲まれ、取り残された住人もおり、救助された。住人の家ではトイレなどの汚水が逆流し、感電の恐れからエアコンも使えなかったという。住宅街では夕方になっても水が引かず、市から依頼を受けた業者が近くの水路に排水を行うなどしていた。豪雨の痕跡が残る中、きのう夕方にも再び強い雨が降った。千葉県では、170棟を超える住宅が床上・床下浸水などの住宅被害を受けている。

中継 千葉県の記録的豪雨 現地は

冠水被害が続く大網白里市から浜崎アナが中継。水没している車が放置されていたり、今も住宅に孤立している住人が救出されたりしていた。大網駅近くでは、きのうまで水没していたアンダーパスの水が引き、車が通れるようになっていた。水が残っている原因についてははっきりと分かっていないが、ポンプ車で排水したりしている。千葉県内の死者は8人となっており、おととい深夜に千葉市若葉区の都川で流されたと見られる男性1人が行方不明となっていて、捜索が続けられている。千葉県に住んでいるにしおかは被害を受けていないというか、「都内から帰る時に真っ暗な中で川が氾濫していて川なのか道なのかわからない状態で、帰る道も一本逸れたら冠水していたりしていた」等とコメントした。

中継 千葉豪雨から2日…救助活動続く

心配なのは、停電や断水などの生活インフラ。大網白里市から橋本アナが中継。日差しが照りつけているが水は全く引かず、取り残されている人も未だいる。排水施設もあるはあるが、思うように動いていないという。このあと、現地から最新情報を伝える。

大網白里市から橋本アナが中継。一面大きな池のような状態となっているこの地域では前にも冠水被害が起きており、それを解消するために排水ポンプの施設があって住民が24時間体制で見守っているが、被害が多く、排水が追いついていないという。この近くで周りを水に囲まれて孤立していた住民は、先程救助された。救助された女性は、食料を1階部分に置いていたが立ち入れず、おとといから何も食べられずに体力の限界だったという。水が引いた場所に取り残された車は、レッカー待ちや故障中などの張り紙が貼られており、レッカーの依頼が殺到して予約がなかなか取れず、車を動かせるメドが立っていないものも多いという。中には放置車両によって他の車が通れない事案も発生している。

危険 千葉豪雨・道路冠水 車が水没 車内“閉じ込め”て死者相次ぐ/検証 千葉豪雨 車水没で死者相次ぐ エンジン停止・ドア開かず…/深刻 千葉豪雨 在来線など見合わせ続く 生活への影響が長期化

冠水した道路の危険性が浮き彫りとなっている。JAFによって、水深60cmに冠水した道路に見立てた道路に電気自動車・ハイブリット車・ガソリン車を走らせてどうなるか行われた実験では、電気自動車は走行ができるが警告が表示された。ハイブリット車も走行自体は可能だが、エンジンが停止し、エラーメッセージが表示。ガソリン車は走れずに途中でエンジンが停車し、車内には大量の水が。堀氏は、「車なども気象情報をいち早く察知できるようにするなど対策が必要では」等とコメント。また、どれぐらいの水でドアが開かなくなるのかという実験では、水深60cmでは圧がかかっていて1分経っても開けることができず、完全に水没した状態では、車内外の水位差が小さくなったため、水位が下がって少し時間はかかったが開けることができたが、高岡氏によると、最低地上高をこえればどんな車でも動かなくなるという。また、常備するべき脱出用ハンマーは運転席の手の届くところに置いておけばシートベルト切断もでき、側面の窓ガラスの四隅を狙って打ち付け、最後は足で蹴破るといいという。また、TEMPERDと書かれたガラスは割れない事があるため、強化ガラスが割れるハンマーを買うべきとした。また、千葉県内では、外房線と東金線など一部の交通情報にも未だに影響が続いている。

千葉 記録的大雨 半日で“3か月分の雨”

午後3時の段階では東京や埼玉に活発な雨雲がかかっていたが千葉に移動し、午後6時ごろ一度目の線状降水帯が発生。同じような場所で雨雲がかかり続け、午後9時ごろ2度目、午前2時ごろ3度目の線状降水帯が発生した。記録的短時間大雨情報は25回発表された。1時間降水量は千葉で115ミリと観測史上最大。24時間の積算降水量は千葉で367ミリと観測史上1位。

全国で相次ぐ果物の大量窃盗 収穫間近を狙う卑劣な犯行の実態

果物の栽培が盛んなフルーツ王国、福岡県うきは市。国道沿いの道の駅 うきはには多くの人が詰めかけていた。目当ては旬を迎えているぶどうや梨。梨農園を営む佐々木浩喜は先月ある被害にあった。5000個の梨が何者かに盗まれた。被害にあったのはブランド梨の「幸水」で被害額は約200万円。去年も収穫間近の幸水6000個以上が盗難被害に。ことしは人感センサーや柵を設置するなど対策を取っていたが2年続けて被害にあった。警察に被害届を出したが犯人逮捕には至っていない。全国で相次ぐ果物の大量窃盗。収穫間近を狙う卑劣な犯行の実態に迫る。

栃木県にある果樹園「いずみファーム」。先月から今月にかけて高級フルーツ「シャインマスカット」が収穫前に盗まれた。約400房が盗まれ、被害額は約80万円。人気のシャインマスカットの盗難はほかの地域でも。今月9日、岡山県警は42歳無職の男を窃盗の疑いで逮捕した。先月17日の夕方から翌朝までの間にビニールハウスからシャインマスカット約200房、40万円相当を盗んだ疑いがもたれている。男は生活費を稼ぐため盗んだシャインマスカットをネットで販売していた。フリマアプリ「メルカリ」は先月公式SNSで注意喚起を行った。「盗品の売買は禁止」としたうえで盗品の可能性がある商品を見つけた場合は商品ページから通報するよう呼びかけている。

北関東有数の梨の産地、群馬県高崎市で先月行われた果樹園警戒出発式。梨の収穫のピークを迎える今月から警察や農協など6つの関係団体が集まり果樹園での盗難を警戒する防犯パトロールを行う。

先月山形県の企業が果樹園でドローンによる自動巡回の実証実験を行った。見回るルートを事前に設置することで自動で数時間おきに飛ばすことができる。夜間は赤外線カメラで撮影し、果樹園への人の侵入など異常を検知した際はリアルタイムで通知する。課題はコスト。本体価格や飛行ルートの設定などで約400万円かかるため地域単位での導入が模索されている。

2年連続で盗難被害を受け、閉園を考えるまで追い込まれた梨農家。事件後梨農園を存続してほしいと願う人たちから募金が寄せられ、来年も梨を生産することを決めた。来年は盗難被害にあうことがないよう防犯対策を強化する。

悪質 ブランド果物“大量盗難”相次ぐ 旬の梨5000個 被害200万円/深刻 狙われる果物“大量盗難”相次ぐ 農業生産者の半数が被害経験/深刻 狙われる果物“大量盗難”相次ぐ 複数回の被害多“泣き寝入り”…他

食べチョク代表・秋元里奈、元埼玉県警捜査一課・佐々木成三を紹介した。

全国各地で農作物の窃盗が相次いでいる。去年6月には山形県でさくらんぼ200kg、被害額は約100万円、先月25日から今月5日にかけて栃木県ではシャインマスカットが盗まれ、被害額は約80万円、先月には梨の「幸水」が約5000個盗まれ、被害額は約200万円。秋元が「金額の損失以上に作り続ける意欲が折られてしまうところが非常に問題」、にしおかが「青果店やスーパーとか正規のところ、正規のルートで買うことで犯罪を犯している人の所に利益がいかないから時間はかかりますけど手を引く可能性がある」などとコメントした。

食べチョクが行った盗難被害に関する調査によると被害に遭った回数は2回以上が73.1%。警察に相談や通報していない人が47.4%、「通報したが事件化しなかった」が30.8%。秋元が「証拠となるものが中々揃わない。収穫期はとにかく忙しくて一部盗られたときに、それ以外にも出荷しなければいけないので泣き寝入りするケースが多いか」、佐々木が「検挙が難しい。証拠が残りにくい」などとコメントした。

発生場所で多いのは畑、田、果樹園で71%、推定される時間帯は深夜帯が24.4%。狙われたタイミングは収穫期間中が60.3%。盗難対策の費用は「かけていない」が47.5%。理由は「費用やコストが高い」が63.9%。

先月福岡で起きた梨の「幸水」が約5000個盗まれた被害。犯罪ジャーナリスト・多田文明の見立て、5000個窃盗ウラに案件屋?。案件屋から指示役に対して指示が出され、指示役から実行役へ、組織的な犯行ではないかとしている。佐々木が「組織的な犯罪の関与も疑わなければいけない。農園の情報を持っている犯罪組織。過去の被害情報を持っている案件屋、名簿屋。情報をもとに指示役が犯罪組織を動かしている。十分疑わなければいけない」などとコメントした。

盗まれた農作物はどこで現金化されるのか。佐々木によると窃盗の実行役がいて運び屋が運搬。昔からある販売ルートは路上販売、移動販売。ここ10年の販売ルートはフリマアプリやネット通販、SNSを使った個人売買。堀が「流通のところでの対策が急務。プラットフォーマー側が注意喚起だけでいいのか。まだまだ流通サイドの改善で防げることがあるんじゃないか」などとコメントした。

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