- 出演者
- 田所拓也 宮本真智 中村憲剛 村上茉愛
体操の全日本個人総合選手権で2人のオリンピック王者が激突。東京五輪金メダル・橋本大輝とパリ五輪金メダル・岡慎之助で頂上対決を制するのはどちらになるのか。優勝は橋本大輝となり、逆転でご連覇達成となった。
1週間ほど前に角皆友晴選手を取材。自分の性格について角皆選手は「結構おとなしい、最初は緊張します」などと話したが、本番さながらの緊張感の中で行われる6種目を通しで演技する試技会では角皆選手は臆さず難しい技に挑み、落ち着いて技を決め続けた。冨田洋之監督も角皆選手の気持ちの強さを高く評価している。一昨年の世界ジュニア選手権では平行棒・鉄棒で金メダルを獲得。3年後のオリンピックを見据え、この春、憧れの選手・橋本大輝選手が練習拠点にする順天堂大学に進学した。橋本選手に追いつくために角皆選手が今取り組んでいるのが、技の難度を上げること。リューキンを獲得するために1人残って練習に取り組んでいた。ひたむきな姿勢は橋本選手にも刺激になっているそうだ。きょう、2種目目の鞍馬では持ち味を発揮、最後の6種目目の鉄棒では手放し技を次々に決めるとリューキンも決めきり、この種目では全体2位の高得点となった。初めての表彰台に上がった角皆選手はそれでも満足することなく次の戦いを見据えていた。
村上さんは「角皆選手も言っていたが高難度の技はこれからも必要になってくるので練習は必要だと思うが、トップを目指していく選手ですので試合をたくさんやってプレッシャーに勝っていく中で自分らしい演技をすることが必要になってくると思うので、たくさん試合の経験を積むことが必要になってくるのかなと思います」などと話した。
きのう決勝が行われた女子も若い選手が活躍、3位に入ったのは中学2年生の 南埜佑芽選手。村上さんは「高難度な技を13歳で取り組んでいる、ダイナミックな技ができるのが特徴だと思う」などと話した。また強化本部長としては「ロサンゼルスオリンピックでの団体でのメダル獲得が一番の目標、若い選手が活躍してくれるのは期待できると思う」などと話した。
今、野球界で話題をよんでいる「Torpedo Bat」。大リーグでこのバットを使った選手がホームランを量産。日本でも今月使用が認められ興味を示す選手が相次いでいる。このバットを内川聖一が徹底取材。何が違う?日本でも広まる?岐阜・養老町にあるバット工場。内川さんが現役時代、ここでバットを作ってもらっていた。職人の名和民夫さん。プロ野球の木製バットは先端に向けて幅が広くなる形が一般的。ボールが一番よく飛ぶ芯はバットの先端に近い位置にあった。その常識を覆したのがTorpedo Bat。芯は手元に近い位置にある。工場でも大リーグで話題になり始めた先月から研究。内川さんが現役時代使っていたバットと同じ重さ、同じグリップの形でトルピードバットを作ってもらった。試し打ち。これまでのバットと同じ感覚で振ると芯を外し、バットの先にボールが当たってしまう。打ち方を変えてチャレンジ、バットの芯に当たった。トルピードバットはこれまでのバットより軽く感じるという。速い球に対応しやすくなるという。メーカーでは試作品を選手に渡している段階。早ければ今月末にも実践用を提供したいという。
トルピードバットが野球を変えるのではと言われている。中村憲剛は「ボールがそうだと思う。ワールドカップごとにボールが変わる。2010年出たときは無回転になりやすくて、練習でアジャストするの難しかった。ゴールキーパーも伸びてくるので対応しないといけなかったりした」などと述べた。村上茉愛は「練習で補助を助ける道具で新しいものができることで新技開発にもつながるので面白いなと思う」などと述べた。
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阪神は本拠地・甲子園で広島との一戦。1回ウラで阪神・佐藤輝明は6号ホームランとなり先制となった。またドラフト1位ルーキー・伊原陵人は5回無失点で先発の役割を果たした。5回ウラで佐藤輝明は7号3ランホームランを打ち、伊原陵人はプロ初勝利となった。
中日とDeNAの一戦。中日の新戦力・ボスラーは来日初ホームランで先制となった。松葉貴大は7回途中まで投げ、無失点となった。松山晋也が今季8セーブ目となり、中日が今シーズン初の3連勝となり勝率5割となった。
ヤクルトと巨人の一戦。巨人はヤクルトに先制されるが、巨人・若林楽人は1号ホームランで同点に追いついた。延長10回ではデッドボールで巨人が満塁となったがヤクルトが抑えた。先程試合が終わり、10回ウラにヤクルトがサヨナラ勝ちしたとのこと。
オリックスと日本ハムの一戦。日本ハム・金村尚真は6回まで無失点で投げ、吉田賢吾はタイムリーで先制点をあげた。9回まで無失点となり、金村尚真は今季2回目の完封勝利となった。
西武とソフトバンクの一戦。ソフトバンク・栗原陵矢はタイムリーでチームを鼓舞し、東浜巨は7回まで1失点と好投した。好守備で流れを渡さなかったソフトバンクはようやく連敗脱出となった。
楽天とロッテの一戦。楽天・古謝樹は得点を与えず、中島大輔は1号先制3ランで試合の主導権を握った。古謝樹は6回1失点と粘り、若い2人の活躍で楽天は2連勝となった。
パ・リーグの順位を伝えた。
ファジアーノ岡山はホームに鹿島アントラーズを迎えての一戦。岡山・佐藤龍之介が前半43分に先制ゴールを決めたが後半開始早々、鹿島・チャヴリッチがゴールを決めて同点となった。さらに鹿島のターレス・ブレーネルにゴールを決められ岡山は勝ち越されてしまう。きょうはサポーターの思いに答えきれず、ホームで初黒星となった。
清水エスパルスとアビスパ福岡の一戦。前半3分に清水・松崎快が先制ゴールを決めたが、福岡・藤本一輝はファールを誘いペナルティキックを獲得。見木友哉は冷静にゴールを決めすぐに追いついた。ところが福岡は前半のアディショナルタイムに立て続けに失点してしまい、今年初の3失点となり8試合ぶりの敗戦となった。
名古屋グランパス・マテウス・カストロは強烈なシュート。マテウスの活躍でグランパスは最下位脱出。名古屋2-1広島。柏レイソル・細谷真大のドリブルから垣田裕暉が決める。柏1-0湘南。ガンバはゴールキーパーの一森純のロングパスから走り込んでいた山下諒也のループシュート。横浜FC1-1G大阪。
J1順位を確認した。勝った柏レイソル、鹿島アントラーズ、浦和レッズ、清水エスパルス、ヴィッセル神戸が順位を上げ上位争いは勝ち点3の中に8チーム。最下位に後退した横浜F・マリノスは7試合勝ちがなく苦しい戦いが続く。
イングランド・プレミアリーグでブライトン・三笘薫は後半20分から出場。1シーズンで自己最多となる8点目を決めた。ただチームは破れ、5試合勝利なしとなった。
大リーグのメッツ・千賀滉大が今シーズン3勝目となった。防御率はリーグトップとなり、次いでドジャース・山本由伸と日本選手が1位2位を独占している。