- 出演者
- 今村涼子 井澤健太朗 田原萌々 佐々木快 森山みなみ
きょう未明、東京・杉並区の複合住宅で火事があった。現場は丸ノ内線・南阿佐ケ谷駅から徒歩3分ほどの住宅街。近くには杉並区役所もある。1階部分が店舗の5階建ての複合住宅の2階部分から出火し、約20平方メートルが焼けた。火は約2時間半後に消し止められた。住人とみられる10~60代の男女8人がのどの痛みを訴え、6人が搬送された。出火原因について通報した住人は「スマートフォンをつないで枕元に置いて寝ていた。音がして目を覚ました。見たらモバイルバッテリーから火が上がっていた」と話す。モバイルバッテリーについては特段古いものではなかったという。
今年の夏、モバイルバッテリーからの発火が相次いだ。7月には山手線で、先月には新幹線車内で発煙し乗客がやけどをした。モバイルバッテリーなどに搭載されるリチウムイオン電池関連住宅火災件数は去年過去最多となる106件で、7年で5倍以上に急増している。(東京消防庁調べ)。専門家は今回のケースや過去の電車内での発火はいずれも夏場に起きている共通点があると指摘する。関西大学化学生命工学部・石川正司教授は「バッテリー内部でショートし、内部から発熱し発火の引き金になるケースが多い。夏場は熱が逃げず、さらに外部から熱も入ってくる」と話す。スマホや小型扇風機、電動アシスト付き自転車など生活に欠かせないモバイルバッテリー。発火を防ぐ一工夫が必要。充電したまま外出するのは絶対避けた方がいいという。安全を重視する場合は100%ではなく90%、95%で止めるのが安全。危険な兆候を見抜く方法もある。適温は35℃以下、できたら30℃以下。自分の手より明らかに上になるとやけどするような感覚になって分かるという。発火を防ぐ技術も日々進歩している。リチウムイオンではなく、熱の上昇が緩やかなナトリウムイオンを使用したモバイルバッテリーを開発。エレコム商品開発部・田邉明寛さんは「通常のモバイルバッテリーは0℃から40℃くらいが一般的。ナトリウムイオンモバイルバッテリーは-35℃~50℃の幅広い温度範囲で使える」と話した。
オープニング映像。
モバイルバッテリーが熱いと思ったら仰いだり風に当てたりして冷やすだけでも効果があるという。
YouTubeでライブ配信されたとみられる動画を紹介。3人の男がいるのは福島県大熊町。東京電力福島第一原子力発電所の事故で立ち入りが厳しく制限されている帰還困難区域の住宅に侵入。3人は勝手に家の中のものを使い、お茶を飲んだり、住民が残して行かざるを得なかったものを勝手に物色していた。3人はウクライナ国籍のディバクアナトーリ容疑者、サヴィノフヴラディスラヴ容疑者、クリウコフアレクサンドル容疑者。「帰還困難区域内でライブ配信をしている人がいる」との通報を受けて現場に駆けつけた警察官が見つけ現行犯逮捕した。アナトーリ容疑者は自称会社員。ヴラディスラヴ容疑者は自称運転手。アレクサンドル容疑者は自称電気工事業。ただ、3人のうちクリウコフアレクサンドル容疑者とみられる人物はユーチューブの配信者としてロシアのサイトなどで紹介されている。また、福島県大熊町での映像が配信されたYouTubeチャンネルのチャンネル紹介を見ると、支援の送り先にロシアの銀行やロシアの政府機関が掲載されている。紹介文にあるSNSを見ると、動画に映っているとみられる3人が羽田空港にいる写真が今月15日に投稿されている。調べに対して3人は容疑を認めていて、警察は入国の目的や動画との関連性など詳しい経緯を調べている。
相模湾で釣り人たちが狙うのは旬のカツオ。今、関東周辺でカツオが爆釣。そんな中、この時期としては異例の活気を見せるところが千葉・勝浦漁港。勝浦では本来、9月にカツオの水揚げはないが、なぜか今、勝浦でカツオが水揚げされている。きょうは3隻の船が着き、11tのカツオが水揚げされた。漁業情報サービスセンター・水野紫津葉さんは「この時期は戻りガツオが漁獲される時期。いま勝浦であがっているカツオは戻りガツオではない。戻らなかったカツオ」と話した。
勝浦港市場食堂勝喰は異例のカツオを求める人で賑わいを見せていた。勝浦の飲食店店主もこの事態に喜びを隠せない。なぜ本来とれないはずのこの時期にカツオが水揚げされているのか。専門家によると本来、勝浦周辺を回遊するカツオとは別のカツオの可能性があるという。漁業情報サービスセンター・水野紫津葉さんによると今、勝浦にいるのは越冬ガツオと呼ばれる“戻らなかったカツオ”だという。勝浦を回遊するカツオは2月ごろに小笠原諸島よりさらに南の海域から北上を始め、4月ごろに一度勝浦を通過。東北沖で折り返し、同じルートを辿って戻っていく。勝浦では11月ごろに戻りガツオとして水揚げされている。今回の越冬ガツオは本来南下していくはずが留まり、伊豆諸島周辺などで越冬した去年のカツオが関東周辺にいるという。勝浦漁業協同組合・渡辺和明管理課長は「新鮮で美味しいものを今この時期に食べられる。非常にチャンスタイムだと思う」と話した。
オリオンビールがきょう、東京証券取引所のプライム市場に上場した。取引開始直後から買い注文が殺到し、午後の取引で売出価格の2倍を超える1863円の初値をつけた。オリオンビールは2019年に野村ホールディングスなどの傘下に入り上場を目指してきた。
日米両政府は来月下旬にトランプ大統領が来日する方向で調整に入った。トランプ大統領は来月26日~28日までマレーシアでのASEAN関連首脳会議に出席する見通し。政府関係者によると、その後31日から韓国で行われるAPECの前に来日する日程が検討されている。来日が実現すれば第2次トランプ政権では初となる。
午後1時すぎ、東京・千代田区霞が関の特許庁前の交差点でタクシーと乗用車が何らかの理由で衝突し、タクシーが横転した。この事故で乗客の男性や運転手など4人がけがをし、病院に搬送された。けがの程度は分かっていない。警視庁が事故の詳しい経緯を調べている。
フジテレビ元社員の男にのバラエティー制作部企画担当部長だった鈴木善貴被告は、海外のオンラインカジノのサイトで常習的に賭博をした罪に問われている。きょうの判決で東京地裁は「常習性は強く、非難の度合いも高い」と指摘した。一方で、ギャンブル依存症の治療を受け続けるとしていることなどから「社会内更生の機会を与えるのが妥当」とし懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。
容疑者は茨城・阿見町の自宅の冷凍庫に長女の遺体を遺棄した疑いが持たれている。容疑者がおととい、警察署に出頭し「娘の死体を保管している」と話した。取り調べに対して「20年前に冷凍庫を購入し長女を入れた」と容疑を認めている。
千葉・船橋市で80年近く続く専門店「お米のまきの」。店頭にはお米が玄米の状態で並び、受注精米でつきたてのコメが買える。新米の価格は千葉県産コシヒカリは玄米1kg900円、白米は5kg換算で5000円。今、全国のスーパーなどで販売されたコメの平均価格は5kg4275円で、5月中旬につけた最高値4285円に迫っている。五ツ星お米マイスターProf.の資格を持つ店主・牧野基明さんにコスパ最強の銘柄米は千葉県産の「粒すけ」、青森県産の「はれわたり」、福島県産の「天のつぶ」。「粒すけ」はコシヒカリの食味の良さを引き継ぎ、大粒で程よい粘り気と弾力が特徴。どのくらいコスパが良いのか、千葉県内の産地にある道の駅を探ってみると、コシヒカリと「粒すけ」が驚きの価格差で売られていた。
コメの平均価格が最高値に迫る中、コメのプロが選ぶコスパ最強の銘柄米3選。そのうちの1つ、千葉県産の「粒すけ」は現場でいくらで売られているのか。コシヒカリが4600円で売られているのに対し、「粒すけ」は4200円。価格を決める粒すけ農家・小川弘孝さんに400円差のワケを聞くと、少しずつでも「粒すけ」を知ってもらおうとこの値段にしているという。コスパの良さに客の反応も上々。他には同じようにコシヒカリに決して味で負けないきれいな後味でなめらかな食感の青森県産の「はれわたり」や、ふっくらとした炊きあがりで冷めても美味しい福島県産「天のつぶ」を厳選。お米のまきの・牧野基明さんによると、これら3つの共通点は県が品種改良をして自分の県の風土に合った品種改良されてきたコメだという。各県が力を入れる新たな品種はまだ知名度が低いがゆえに、コスパ良く食べられる可能性を秘めている。
日本では約300もの品種が作付けされている。
六本木・テレビ朝日屋上から全国の気象情報を伝えた。雷注意報が鹿児島、福岡、山口、島根、岡山、石川、富山、新潟、山形、秋田、北海道など広い範囲に出ている。大雨注意報が鹿児島、宮崎、大分、佐賀、秋田、北海道に出ている。
きょう午前9時半ごろ、北海道恵庭市の国道で車9台が絡む玉突き事故があった。最初に衝突事故を起こした車が現場から逃走しようとして、その後複数の車に次々と衝突。事故に巻き込まれた車に乗っていた2人が病院に搬送されたが、命に別状はない。警察は現場から逃走した運転手から事情を聴いていて、ひき逃げ事件として調べを進めている。
自動販売機を複数台設置した店に現れた若い男は自動販売機を壁に激しくたたきつけた。男が揺らしていた自動販売機にはポケモンカード50箱が入っていた。店舗運営会社の責任者は「コレクターから商品として認められない状態になっている。40点ほどが商品として取り扱えない状態になった」と話した。被害総額は数十万円。運営会社は警察に被害届を提出している。
静岡・静岡市で花火を何発も打ちながら交差点を回る原付バイク。北海道函館市でもエンジンをふかしながら回るバイクの集団の後部座席から花火が打ち上げられる。中には身バレ防止のためか、白っぽい仮面をかぶっている人物もいた。静岡市の迷惑走行も仮面をかぶっていた。その様子を撮影していたのはパトカー。騒音に気付き駆けつけた警察が2人を呼び止めたにもかかわらず、そのまま立ち去ったが、きのう逮捕された。ともに17歳の少年で般若の仮面をかぶって犯行に及んでいた。
きのう午後10時すぎ、札幌市内の高速道路で車両から炎が上がっていた。撮影した渋川誠人さんは「荷台が落ちたか何かで、その荷台の物が燃えていたようだ」と話した。火事によるけが人はいない。