- 出演者
- 塚原愛 岡村隆史 小峠英二(バイきんぐ) 光浦靖子(オアシズ)
オープニングの挨拶。ゲストは光浦靖子と小峠英二。
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- カナダ
チコちゃんは「『ジングルベル』のベルってなんのベル?」と出題。光浦靖子は「トナカイがつけてる」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「馬のしっぽについている鈴」。
「『ジングルベル』のベルは馬のしっぽについている鈴」について、慶應義塾大学の大和田教授が解説。そもそも「ジングルベル」はクリスマスソングではなく、アメリカのジェームズ・ロード・ピアポントが音楽劇のために作った曲。当初の曲名は「ONE HORSE OPEN SLEIGH(1頭の馬が引く屋根のないソリ)」。ピアポントはソリブームに目をつけ、「ジングルベル」を書き上げた。発売当初はまったく人気が出ず。しかし、1898年、アメリカでクリスマスをテーマとした曲のメドレーの1曲として「ジングルベル」が収録され、それがヒット。クリスマスの曲として定着していった。
オープニング映像。
チコちゃんは「時間はどうやって決めている?」と出題。小峠英二は「昔は影でなんとなくの時間を見ていた。影の時間が細分化されて今のような時間にたどり着いた」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「世界中にあるおよそ400台のストップウォッチの平均値から決めている」。
「時間は世界中にあるおよそ400台のストップウォッチの平均値から決めている」について、情報通信研究機構の井戸さんが解説。東京・小金井市にある情報通信研究機構は日本の標準時を決めて全国に送信している国の研究機関。時間と時刻は明確に違っている。正しくは「時刻はどうやって決めている?」と言う。時刻は昔、太陽の動きによって導き出されており、場所によって表示方法などが世界でバラバラだった。そこで、1884年に世界共通の時刻を決めることに。ロンドンのグリニッジ天文台の南北を通る線が本初子午線(経度0度)。各国の標準時は経度15度を隔てるごとに1時間ずつの時差を持つ時刻を使うことになった。地球の自転をもとに考えられた天文時といわれるもの。もともとは天文時で時刻を決めていたが、天文時だけに頼ると時刻がずれることが判明。それは、地球の自転が潮の満ち干などで速度が変わるため。そのため、天文学ではなく量子力学(セシウム原子時計)を使って1秒の長さを決めることに。セシウム原子時計を使えば1秒が長くなったり短くなったりせず正確に測れるストップウォッチのようなもの。このセシウム原子時計は世界各国に約400台あり、これらの平均をとることで正確な1秒を計測している。
チコちゃんは「なんで付せんは何度も貼ったりはがしたりできるの?」と出題。岡村隆史は「摩擦でくっついてる」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「無数の小さい球でくっついているから」。
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- 丸の内(東京)
「『付せん』を何度も貼ったりはがしたりできるのは無数の小さい球でくっついているから」について、化学メーカーの道念さんが解説。顕微鏡で付せんの粘着部分を拡大すると、球のようなものがたくさん並んでいる。この形こそが何度も貼ったりはがしたりできる理由。付せんを貼るときに上から押すと球状の粘着剤が潰され、形を変えて紙のでこぼこに入り込む。接着する面積が増え、しっかり紙を掴むことができる。一方、剥がすときに付せんを引っ張るとそれぞれの球が伸びることで接着する面積が減る。いくつもある球がそれぞれに元の形に戻ろうとして紙にくっついている部分が少なくなり、くっつく力が弱まるため剥がれやすくなる。
クリスマス飾りチャレンジ2024の結果発表。去年12月に飾ったクリスマス飾りを片付けずにいつまで残しておけるのか?という限界写真を募集したところ、45通の応募があった。視聴者からの投稿を紹介し、2024年9月21日まで飾っていたよーちゃんさんとゆりさんのグランプリ受賞が発表された。
次回予告が流れた。
チコちゃんとあっち向いてホイ!