- 出演者
- 塚原愛 岡村隆史 郷ひろみ 森七菜
オープニングの挨拶。ゲストは郷ひろみと森七菜。
チコちゃんは「なぜ日曜日は休み?」と出題。郷ひろみは「月曜日からずっと仕事してきて疲れたときに休む」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「アメリカやイギリスにナメられたくなかったから」。
「日曜日が休みなのはアメリカやイギリスにナメられたくなかったから」について、江戸川大学の斗鬼正一名誉教授が解説。日曜日が休みに制定されたのは明治9年。それ以前は毎月1と6がつく日が休みだった。この一六ノ日休みの由来は、農作物・日用品を販売する大きな市・六斎市が関係しているとみられる。明治初期、日本は欧米諸国などと結んだ不平等条約(安政5か国条約)の撤廃に励んでいた。明治4年になると、西洋の制度や文化を学ぶため、政府は岩倉使節団を結成させ、約2年間、欧米12か国を視察。欧米諸国のほとんどがキリスト教。日曜日は礼拝日のため、日曜日休みが主流だということを知った。そこで日本も、お雇い外国人のためにその制度を真似して日曜日休みにした。
オープニング映像。
チコちゃんは「なぜ月は位置によって大きさが変わる?」と出題。森七菜は「空気や蒸気的なものが大きく見せている」と答えてチコちゃんに叱られた。正解は「人間が勝手に修正しているから」。
「位置によって月の大きさが変わるのは人間が勝手に修正しているから」について、立命館大学の東山篤規名誉教授が解説。低い月は大きく、高い月は小さく見える。しかし、月と地球の距離は約38万kmあり、月が地平線にあるときも自分の頭の真上にあるときも地球との距離はほぼ変わっていない。むしろ、地球は自転しているため、月が地平線に出始めたときよりも自分の真上に浮かんでいるときの方が地球の半径分(約6400km)月との距離が近くなっているはず。月の大きさが異なって見えるのは脳が勝手に修正をかけているから。カメラで月を撮影したとき、肉眼で見るよりも小さく写ってしまうのも、この原理が働いている。
体にまつわるおもしろい現象を試していく。
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ハンガーを頭につけると首が勝手に回るという現象をスタジオメンバーが試した。やり方はハンガーを頭につけてリラックスするだけ。スタジオメンバー全員、頭が動いてしまった。順天堂大学の坂井建雄名誉教授によると、頭が動いてしまう原因は不明。ハンガー反射というもので、仮説の一つには脳の錯覚があるのではないかと考えられているという。右眉毛の上と後頭部を圧迫することで、脳が「右側から押されている?」と錯覚を起こしている可能性があるという。
チコちゃんは「なぜ人はコレクションをする?」と出題。岡村隆史は正解を答え、チコちゃんに「つまんねーヤツだな~」と言われた。正解は「木の実を集めると人気者になれたから」。
「人がコレクションするのは木の実を集めると人気者になれたから」について、明星大学の藤井靖教授が解説。コレクションは採集本能に基づく行動。約250万年前、ホモ属が誕生。その頃の人類は 肉食動物の残した肉や木の実を採集して生活していた。その中で多くの木の実・肉を採集できる人が重要で、群れの中で人気者になれた。動物の遺伝子は長い年月をかけて同じ行動を行うことで、それが生きるためにやるべきこと=本能として刻まれる。採集は、約1万年前に農耕が始まるまでの約250万年もの間(人類の歴史の99%以上)、行われてきたこと。
森七菜が「ひらやすみ」の告知をした。
視聴者から寄せられたおたよりを紹介。猫背になってしまうという子どもからの相談。日本脊髄外科学会の梅林猛先生は猫背を防ぐにはなるべく姿勢のことを忘れないようにすることが重要だとしている。
郷ひろみらが「チコちゃんに叱られる!」×「おじゃる丸」スペシャルコラボアニメの告知をした。
