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オープニング映像。
山口県周南市の瀬戸内科に浮かぶ大津島。太平洋戦争末期に回天の訓練基地が置かれていた。島では毎年11月に回天搭乗員たちの追悼式が行われている。周南市在住の高校生の椎木双葉さんも参列した。回天は全長14.75mで直径1m。通常魚雷の2倍の爆薬を搭載。潜水艦からの出撃命令を待ち、潜水艦から切り離されると、敵艦をめがけて体当たり。回天搭乗員や潜水艦乗組員など作戦に関わった956人が戦死した。回天をのせた潜水艦の乗組員だった清積さん。追悼式にはかつて、回天作戦に関わった多くの旧日本兵の姿があった。しかし10年ほど前からは清積さん一人となった。清積さんが乗っていた伊58潜水艦。数多くの回天搭乗員が出撃していった、最年少の乗組員だった清積さんは様々な雑用をこなしていた。双葉さんは回天の研究を通じて清積さんと出会った。
双葉さんは父親の影響で回天に興味を持つようになったという。大津島にある回天記念館には搭乗員に遺書は遺品など、およろ1000点を収蔵している。来館者数は年間1万人。外国人観光客数は年に数人程度だった。双葉さんは英語教育に力を入れている、広島市の高校に通っている。その広島で目にした光景に山口にも観光客が来てくれるのではないかと考えた。24年1月に外国人観光客86人にアンケートを行った。その結果をもとに原爆ドームに来る外国人観光客を回天の島にもきてもらうためのプランを作成。また第3回高校生まちづくりコンテストで椎木さんはこのプランをエントリーした。2位にあたる学長賞を受賞し、受賞報告も兼ねて市長を訪問した。回天記念館のインバウンド対策をお願いした。
双葉さんが初めて清積さんと出会ったのは去年の春。清積さんが大津島で毎年開いている慰霊祭のときだった。清積さんは双葉さんにとってぜひ話を聞いてみたい人だった。
愛媛県に住む清積さんは30年ほど前に妻を亡くしてからは一人で生活している。15歳で山口県の海軍潜水学校柳井分校に入校。その跡地を訪ねた。潜水学校は後に回天訓練基地に変化した。その基地の跡地には、小さな資料館があった。双葉さんが作成した原爆ドームと回天の島との周遊プラン。今年の春には体験会を実施。双葉さんが通う高校の教師や留学生など6人の外国人が参加した。広島市から周南市までは、新幹線で移動し、原爆ドームを出てから2ジアkんで大津島に到着。参加した外国人は初めての大津島だという。
体験ツアーのあと、双葉さんはホームページリニューアルし、原爆ドームから大津島までのアクセスを追加した。JR徳山駅に設置された回天記念館への案内は周南市が設置したもの。外国人にも少しすつ知られるようになっていったという。また読売旅行の元社長の貞広さんも協力。地元の旅行会社などと協力し広島からのインバウンド向けの回天記念館見学ツアーを計画中。高校3年生の双葉さんは受験勉強で忙しい日々を過ごしている。今は大学合格を目指している。そんな忙しい中で大津市まで追悼式が行われ、双葉さんは清積さんをお見送りし、受験勉強に臨むという。
エンディング映像。
