- 出演者
- 小峠英二(バイきんぐ) 長谷川雅紀(錦鯉) 渡辺隆(錦鯉) 藤井由依
おいしいあなごの日、クラシックカーの日…。カレンダーにはのっていない驚きの記念日やイベントを紹介する番組。あらゆる「なんて日」を調査する。
カレンダーにはのっていない日を調査する。10月20日は頭髪の日だと長谷川さんが言う。日本記念日協会代表理事の加瀬さんが登場。記念日を認定している団体だ。
11月5日はおいしいあなごの日だという。渡辺さんはお寿司はあなごと赤身しか食べないという。大阪の堺のあなご専門松井泉がこの日の制定に尽力した。大阪湾は日本有数のあなごの漁場だった。関西は腹開き。東京は江戸の文化なので背開き。関東は煮あなご、関西は焼穴子。あなごが獲れていない状況だ。あなごをたくさんの人に知ってもらうべく、記念日制定に尽力。堺のあなごMAPを作った。全国あなごサミットを開催し、各地の百貨店などで出張販売した。うなぎを正面から見るとかわいいという小峠さん。創作工房プランタンには、穴子ドッグがある。山海料理 仁志乃には、穴子鍋、穴子野崎焼きがある。あなごは海水魚、うなぎは川と海を行き来する降河回遊魚だ。スタジオで焼き穴子を試食。記念日を認定することで、多くの人に知ってもらえるという加瀬さん。ビジネスチャンスになるという。記念日登録証が渡されている。
11月3日はクラシックカーの日。自動車の文化的価値を広め次世代への継承を目指す日本クラシックカークラブが2019年に制定。実はいま世界的に熱が高まっているクラシックカー。例えば、1960年代に36台限定で作られたと言われる「フェラーリ250GTO」。オークションでの落札価格は推定で78億円。愛好家たちを惹きつけるクラシックカーの魅力とは!?それを知るために向かったのはクラシックカーレース「La Festa Mille Miglia 2024」の会場。そこはまるで別世界。今から100年前の1920~60年代の名車がズラリ集結。その車が築いてきた歴史そのものにお金では測れない価値を見出すオーナーたち。名車を受け継ぎ、次の世代へと繋げたいという。
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クラシックカーのオーナーたちを支えているのが豊富な知識と確かな技術を持つ整備のエキスパート。神奈川・横浜にあるヤナセクラシックカーセンター。メルセデス・ベンツの販売や修理を手掛けている。整備工場に運ばれてくるのは自動車の歴史に燦然と輝くベンツの名車ばかり。楽しいドライブをサポートしてくれるのが、クラシックカーを知り尽くした熟練の整備士たち。こちらの整備工場は150以上の厳しい監査をクリア。さらに特別なレストア車両には適合証明書を取得。世界が認める整備技術を実現している。それを支えるのはこれまでのノウハウに他ならない。手書きでの資料は機種ごとに残されていて整備士たちはそれを受け継いでいる。そして、センター取材日にレストアを終えたベンツの納車に立ち会うことが出来た。1987年製のメルセデス・ベンツ560SL。オーナーは「自分はスーパーカー世代。ポルシェやベンツのこういうタイプにいつか乗りたいと思っていた。40年越しの夢だった」など話していた。そして整備をした皆さんに伝えたいことがあるということでオーナーは感謝の言葉を伝えた。このオーナーは熊本の人でドライブをしながら5日間かけて帰る予定だという。ヤナセの松本さんは「SDGsの観点からいうと最新のもの・電動の車がいいというイメージはあるが、やはり昔作られたものを大事に乗り継いでいくこともSDGsにつながるのではないか」などコメント。
クラシックカーについて小峠さんは「かっこいい。自分も古い車乗っているんだが、昨日2か月ぶりに修理完了の連絡が来た。修理代が50万円。その2か月前に1か月間だけ乗って、その前も2か月預けた。それも50万円。自分は何をやってるんだと思う。それももう乗り越えてのかっこよさがある。この1点」などコメント。
記念日にも時代によってトレンドはあるのか問われた日本記念日協会代表理事の加瀬さんは「世の中で人気が高まっているものがあると、それに付随した記念日というのは結構できる。アニメの主人公の記念日というのは結構ある。アニメではないが、今年ハリー・ポッターの誕生日というのが出来た」などコメント。
まさのりのノリノリカレンダー(日本全国のお祭りやイベントを集めたノリノリのカレンダーを作っていく)。岩川八幡神社の弥五郎どん祭り(約900年の伝統を持つ祭りで弥五郎どんが市街地を練り歩く)。この祭りが行われているのは鹿児島県曽於市。威勢の良い掛け声とともに姿を現したのが巨大な弥五郎どんの人形(25反の梅染の着物を身にまとい、豊作や地方守護の先導役とされる)。中でも一番の見所は弥五郎どんのイナバウアー。この弥五郎どんは3人兄弟で、岩川八幡神社の弥五郎どんは次男だという。
11月9日は福島県須賀川市の「松明あかし」の日。戦国時代伊達政宗と戦った兵士たちの鎮魂の為に始まったと言われ、長さ約8m・重さ約2tという松明を150人の若集が担いで五老山に向かい、約20本の松明が夜空を焦がす。
11月24日には奈良・王寺町の達磨寺で「全国だるまさんがころんだ選手権大会」が行われる。達磨寺は聖徳太子が達磨大師を助けたという言い伝えの残る聖地として知られ、1チーム5人・計20チームが争うものとなっている。
10月20日はひとまわり・ふたまわりの語呂合わせから「リサイクルの日」。1990年に日本リサイクルネットワーク会議が制定したものとなっている。エネルギー資源は枯渇することが懸念される中様々な試みを紹介。ザスパ群馬は紙コップをリサイクルしてティッシュを作っていて、バンダイは開封済みトレーディングカードの袋を再利用してカードケースへのリサイクルを行っている。SNSでも炭の欠片にのりなどを混ぜた炭団を作って再利用するという試みを紹介する様子が見られるなど、環境への意識は高まりが見られる。
日本のペットボトルリサイクル率は85%ほどで推移しているが、これは欧州やアメリカを大きく上回る物となっている。自販機の横にも置かれているリサイクルBOXだが、3人に1人がゴミ箱と勘違いしているとの統計もある。中にはリモコンや鉄アレイといったものから、蓋を開けて大型の缶を捨てる人やウィッグなど関係ないものも多く捨てられている。強力磁石でスチール缶を選別設楽、磁石でスチール缶をはじき、風でペットボトルとビンを分けていく。ペットボトルだけとなったブースでは重さ32tのちからで700本ものペットボトルを圧縮し、リサイクル業者に引き渡して裁断・洗浄を行う。ペットボトルはキャップとラベルを剥がす必要があるが、キャップリングとキャップは水との重さの違いで分別されているという。ペットボトルを新たなペットボトルに蘇らせる動きもあり、飲料業界では2030年までに水平リサイクルの比率を50%まで高めようとしているという。ペットボトルが別の品に生まれ変わると焼却されることで資源が循環されないのに対し、水平リサイクルであれば新たな原料の使用を抑えることができる。ペットボトルの飲み残しはリサイクルの問題で、中身が飲料ではないこともあるなどし、リサイクルから排除されてしまうのだという。
小峠さんは次回放送は日本記念日協会に乗り込みたいと話した。
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2024年7月14日(16:00)