- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 竹野大輝 吉岡真央 畠山衣美 菅谷鈴夏
先週、新たなトップリーグ、SVリーグが開幕。大きく注目されているのが高橋藍選手。高橋選手はことし、世界最高峰のイタリア1部リーグを離れ、日本のサントリーサンバーズ大阪に移る大きな決断をした。その思いに迫った。先月、高橋選手の姿は、タイ・バンコクにあった。プレシーズンマッチの会場に詰めかけたのは、地元タイのファンたち。甘いマスクで、女性ファンの心をわしづかみにしている。実力も折り紙付き。ことし8月のパリ五輪では、日本代表の攻守の中心として活躍。高い守備力に、体のバネを生かした強力なスパイク。実力と人気を兼ね備えた日本のトッププレーヤーの1人。高橋選手は3シーズンプレーしたイタリア1部リーグを離れ、今シーズン日本のリーグに移籍する決断をした。高橋選手は「バレーボールを夢のあるスポーツにしていきたい」と語った。
今月、新たに生まれ変わった日本のトップリーグ、SVリーグ。男子10チーム、女子14チームでスタートし、各国代表クラスのトップ選手を獲得。2030年までにプレーでも観客数でも、世界最高峰のリーグになることを目指す。その新リーグの顔として期待されている高橋藍選手が力を入れているのが、魅力の発信。開幕イベントに向け、練習の合間を縫って、拠点の大阪と東京を往復する日が続いた。高橋選手のインスタグラムのフォロワーは約280万人。こまめに発信し、ファンの心をつかんで離さない。チームのSNSにも登場し、PRも欠かさず行う。高橋選手は「伝えていける選手は限られている。伝えていくことが今後のバレーボールにもつながっていくと感じている」と語った。その効果で、チームの環境は大きく変わった。サンバーズのファンクラブ会員は昨シーズンのおよそ10倍に増加。開幕戦のチケットの中には、倍率が100倍を超える席も出るなど、大盛況となった。
迎えた開幕戦。6500人を超えるファンが会場を埋め尽くし、高橋藍選手など、トップ選手のプレーに熱狂。新たなリーグは華々しくスタートを切った。高橋選手は「日本のバレーボールに対する注目度は非常に高いものだと改めて感じた。世界最高峰に日本のSVリーグをしていける」とコメント。SVリーグの開幕で、日本には世界のトッププレーヤーが集まるので、高橋選手は、成長していくうえでも日本がベストな環境だと考えているという。
プロ野球はきょうからクライマックスシリーズのファイナルステージが始まった。セリーグを制した巨人はファーストステージ2連勝と、勢いのあるDeNAと対戦。CSファイナルステージ第1戦:DeNA2−0巨人。
ソフトバンクは有原航平投手、対する日本ハムは伊藤大海投手。最多勝のタイトルを分け合った2人が大事な初戦のマウンドを託された。CSファイナルステージ第1戦:日本ハム2−5ソフトバンク。ソフトバンク・川瀬晃選手は「温かい声援で勝つことができた」、今宮健太選手は「あしたもファンの皆さん一緒に戦いましょう」とコメント。
CSファイナルステージあすの予告先発を伝えた。セリーグ:巨人・菅野智之vs.DeNA・大貫晋一。パリーグ:ソフトバンク・モイネロvs.日本ハム・加藤貴之。セリーグCSファイナルステージ第2戦:巨人×DeNA(BS)のテロップ。
サッカーJ1の川崎フロンターレで黄金期を築いた鬼木達監督が、今シーズンかぎりで退任することになった。鬼木監督は2017年からフロンターレの指揮を執り、J1の監督で歴代最多となる4回のリーグ優勝や天皇杯優勝など7つのタイトルを獲得。今シーズン、リーグ戦はここまで10位と優勝争いに絡めず、契約満了となる今シーズンかぎりでの退任が決まった。鬼木監督は「情熱、熱量、変わらずやれたことを少しでも(選手やスタッフが)感じ取ってくれていれば、貢献できたのかな」と語った。後任は未定。