- 出演者
- 広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央 矢崎智之
オープニング映像。
春を通り過ぎて、初夏を思わせる一日だった。東京の都心では日中の最高気温が20度を超えるなど4月下旬〜5月中旬並みの陽気となった所もあった。一方、東北の太平洋側や北海道では風が強まっている。暴風に警戒し、火の取り扱いにも十分注意。きょう東京都内は20度を超えた。本州を中心に晴れ、各地で気温が上がった。京都市伏見区ではしだれ梅が見頃に。ことしは寒さが厳しく、開花が遅れていたが、ここ数日で一気に花が咲いた。
東京・港区のホテルにある日本庭園には早咲きの桜。訪れた人が期待しているのはソメイヨシノ。庭園内に約210本ある桜の木。ホテルでは、例年3月下旬ごろに開花するソメイヨシノの見頃に合わせ、イベントなどを複数予定しているが、この初夏の陽気で予想が難しくなっているという。ホテルの広報担当・原茉奈美さんは「毎日のようにウェブサイトなどで東京の開花予想を調べている」と語った。
- キーワード
- 港区(東京)
暖かくなると気になるのが花粉症。東京・目黒区のペットクリニックを取材。家に帰るときの花粉対策はペットにも注意が必要。動物病院・小林充子院長は「イヌの毛はすごく静電気が起きやすい。(花粉が)吸着しやすい」と語った。対策として、家に入る前はぬれタオルで全身を拭くこと。外に連れ出す際に服を着せるのも効果的。今後1週間の花粉の量。日本気象協会によると、東京や大阪などではあす14日も極めて多い予想。さらに来週以降も、東京から福岡にかけて、極めて多い日や非常に多い日がある。花粉症の方にとってつらい時期が続きそう。
東北の太平洋側や北海道では風が強まっている。午後6時までの3時間の最大瞬間風速は、岩手・久慈市で21.8mとなっていて、あすにかけても暴風に警戒が必要。強風で交通機関に影響が出ていて、JR東日本は、あす東北本線や仙山線など、在来線の一部で終日、運転を取りやめることを決めた。最新の運行状況をホームページなどで確認するよう呼びかけている。
日本全国の気象情報。
大阪関西万博の開幕まできょうで1か月となった。前売券の販売状況など、課題も指摘されている。今回の万博のテーマは、いのち輝く未来社会のデザイン。準備が大詰めを迎える会場から中継。先月完成した万博会場のシンボル・大屋根リングは、高さ約20m、1周約2km。世界最大の木造建築物として、ギネス世界記録に認定された。リングの外側に、国内のパビリオン、内側に各国のパビリオンが建ち並んでいる。その数、計84。1か月後の開幕を控えて、準備は大詰めを迎えている。
- キーワード
- 2025年日本国際博覧会大屋根
今月7日に公開されたパビリオン。万博のプロデューサーの1人で、メディアアーティスト・落合陽一さんが手がけた。来場者は自分の分身、アバターを作ることができ、生成AIを使いながら会話もできる。来月13日に開幕する大阪関西万博に参加するのは、158の国と地域。期間中は2820万人の来場者が見込まれている。今回の万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」。飛行機や鉄道などを乗り物を降りずに自由に乗り継げる交通システムや。最新型のアンドロイドが展示されるパビリオンも。55年前に開かれた大阪万博は「人類の進歩と調和」がテーマで、国内外から6400万人余が来場。国内の企業などが最先端の技術を披露し、まさに日本の経済成長を象徴するイベントだった。
今回の万博でも、ビジネスチャンスにつなげようという動きが活発になっている。大阪の中心部では、大規模な再開発プロジェクトが進行中。ベンチャー企業の進出も相次いでいる。取材したIT企業は、開発した多言語翻訳ができるアプリが万博会場の警備員向けに採用されたことをきっかけに大阪に進出。IT企業・平岡秀一社長は「大阪はこれからすごく発展する。協調してイノベーションを作っていきたい」と語った。
- キーワード
- 2025年日本国際博覧会大阪府
ただ開幕へ向け課題も。その一つが建設の遅れ。海外の参加国がみずから建設する42のパビリオンのうち、建設を終えたのはアイルランド、オランダ、韓国、オーストラリア、ハンガリー、フィリピン、ブルガリア、マレーシアの8つにとどまっている。もう一つがチケットの販売。1枚4000円〜6700円の前売券の販売状況は、今月5日時点で約806万枚と、目標とする1400万枚を下回っている。多くは企業などの購入で、一般の人向けの販売が依然課題となっている。博覧会協会は、当初並ばない万博を目指して、事前の予約を原則としていたが、当日券の販売を決めるなど戦略の見直しを迫られた。チケットの販売について大阪府・吉村知事は「中身を伝えていくことが非常に重要」と述べた。
過去には来場者数の伸び悩みで赤字が発生し、税金での補填を迫られたケースも。25年前に開かれたハノーバー万博。来場者は1810万人と想定の半分以下にとどまった。運営に当たった経営委員が要因の一つに挙げたのが、事前のPR不足。博覧会公社元経営委員・ラインハルトフォルクさんは「パビリオンが完成したのが開幕の数日前だった。万博で難が見られるのか、示すのが難しかった」と語った。開幕直後から来場者が想定を下回る状況が続き、僅か1か月でチケットの価格を10%余値下げせざるをえず、結果的に赤字は1200億円に上った。フォルクさんは「万博は利益のためにおこなうべきでは名が、納税者に痛みを強いてまで行うべきものではない」と述べた。
大阪局・蜘手美鶴記者が解説:今回の万博は建設費の増額などが批判されてきただけに、新たな負担につながる事態は避けなければならないが、何が求められている?「根本的な課題は、万博会場でどんな体験ができるのか、この部分についてPRが足りていないこと。取材をしていると、何が見れるのか分からないのにチケットは買えないという声をよく聞く。赤字を避けるためだけでなく、どんな技術やどんな未来社会が示されるのかという、万博本来の意義もしっかりと打ち出すことが必要。まだ準備中のものが多いとはいえ、万博は1か月後には開幕する。博覧会協会や出展者には、コンテンツとともに、そこに込められた意味を分かりやすく伝えることが求められている」。
全国の天気予報を伝えた。
東京ドームで開幕シリーズを戦うドジャースとカブスの選手たちが来日した。大リーグの公式戦が日本で行われるのは6年ぶり。ドジャース・大谷翔平選手は「寝るだけ」と語ったり、先発予定のドジャース・山本由伸投手と佐々木朗希投手は笑顔を見せていた。カブス・今永昇太投手と鈴木誠也選手は、リラックスした表情で仲よく並んで歩いていた。両チームはあす、東京ドームで公式練習を行う。
大相撲春場所五日目、中入後の勝敗を紹介。
- キーワード
- 大相撲三月場所
センバツ高校野球出場校の、甲子園球場での練習が始まった。21世紀枠で出場する横浜清陵は、風の影響を受けやすいフライの処理を確認した。横浜青陵・山本康太主将は「しっかりと甲子園でできるようにやっていく」とコメントした。同じく21世紀枠で初出場の壱岐は、守備練習に重点を置いた。
21世紀枠で選抜高校野球に出場する、壱岐高校を取材。壱岐高校野球部は、マネージャーを含めて25人全員が壱岐島出身。キャプテンでエースの浦上脩吾投手が「小さいころから甲子園でプレーするのが夢だった」と語った。壱岐島では、少年野球連盟が設立されから5年で、県大会で優勝するチームもでた。壱岐高校は1回戦で、東洋大姫路高校と対戦する。
サッカー日本代表の森保監督が、ワールドカップアジア最終予選のメンバーを発表した。 伊藤洋輝選手が、去年6月の2次予選以来となるメンバー入り。攻撃陣は三笘薫選手など、全員が海外勢。日本はバーレーン戦に勝てば2位以上が確定し、8大会連続のワールドカップ出場が決まる。