- 出演者
- 利根川真也
オープニング映像。
政治資金規正法の改正を巡り衆議院の特別委員会で質疑が行われ、立憲民主党が「きのう予定していた委員会が開かれないなど混乱が起きた」と指摘し原因をただしたのに対し、自民党は「幅広い党の意見を反映させ法案を修正した結果だ」と説明した。党から支給される政策活動費についても質疑が行われた。委員会では午後、岸田総理大臣に出席を求めて質疑を行ったあと法案を採決することにしていて、自民党の法案は公明党と日本維新の会の賛成も得て可決される見通し。
インドの総選挙はきのう開票が行われた。選挙管理委員会によると日本時間のきょう午前9時までに543議席すべてが確定し、モディ首相率いる与党・インド人民党を中心とした与党連合は293議席を獲得して過半数を維持した。モディ首相は今後3期目の政権維持に向け連立与党内での協議を急ぐものとみられる。ただ与党・インド人民党単独では議席を大幅に減らして過半数を割り込む240議席にとどまった。モディ政権のもとで高い経済成長が続いた陰で経済格差や失業問題が深刻化したとする不満が農村部を中心に表れたとみられている。野党連合は大きく議席を伸ばし、最大野党・国民会議派のラフル・ガンジー氏は野党連合として政権樹立を目指していくのかなど今後の対応についてほかの野党と協議していくとみられる。
厚生労働省が行った毎月勤労統計調査のことし4月分の速報値によると、基本給や残業代などを合わせた現金給与の総額は1人当たり平均で29万6884円と前の年の同じ月に比べて2.1%増加し、28か月連続のプラスとなった。このうち基本給などにあたる所定内給与は26万4503円と2.3%増加し、1994年10月以来およそ30年ぶりの高い伸び率となった。一方で物価高騰の変動分を反映した実質賃金は前の年の同じ月に比べて0.7%減少した。実質賃金がマイナスとなったのは25か月連続と過去最長を更新し、依然として物価の上昇に賃金の伸びが追いついていない状況が続いている。林官房長官は「中小企業の賃上げを強力に後押しすることで賃金が上がることが当たり前という前向きな意識を中小、小規模企業も含め、社会全体に定着させていきたい」などとコメントした。
大谷選手は2番指名打者で先発出場。3打席ノーヒットで迎えた8回、左投げの剛腕ピッチャー・チャップマンとの対戦で変化球をうまくとらえて、2試合ぶりのヒット。しかし得点には繋がらず、チームも敗れた。カブスの今永はヒット1本を許すが、切れ味鋭い変化球。3つのアウトを全て三振で奪う。しかし4回、2ランホームランを打たれるなどこの回5失点。チームはこのあと追いついたが、今永に勝ち負けはつかなかった。
英国では来月4日に総選挙が行われる予定で、最新の世論調査の支持率で最大野党の労働党が与党の保守党を大きくリードし14年ぶりの政権交代が現実味を帯びている。4日の討論会では保守党のスナク首相が「就任後にインフレ率を下げた」とアピールした。一方、労働党のスターマー党首は「増税の対象は富裕層やエネルギー企業などに限る」と説明した。また不法入国者をアフリカのルワンダに強制的に移送する政策について、スナク首相は「総選挙後に最初の便が出発する」として「私が首相のままなら飛行機は離陸し、抑止力となるだろう。あなたはどうするつもりか」と問いかけた。これに対しスターマー党首は「私はかつて検察官として国境を越えて活動する犯罪組織を取り締まっていた。こうした組織の撲滅は可能だ」と述べ、予算を密航業者の摘発に振り向ける考えを示した。大手調査会社の世論調査に基づく議席予測では、議会下院の650議席のうち労働党が422議席と前回2019年の総選挙で獲得した202議席の倍以上に勢力を伸ばし、単独過半数を獲得すると分析している。
エンディングの挨拶。