- 出演者
- 中山果奈
オープニング映像。
国の認可法人で、電力に関わる全国1900社余りが加盟するオクト・電力広域的運営推進機関は、各社から集計した需要想定をもとに毎年、今後10年間の国内の電力需要の見通しをまとめている。きょう公表された2034年度の国内の電力需要は、8524億キロワットアワーで、今年度より5.7%増える見通し。国内の電力需要は、2011年の東日本大震災以降、節電意識の高まりや人口減少を背景に減少傾向が続いてきたが、大量の電気を使うデータセンターや半導体工場の増加で、今年度からは増加傾向に転じるとしている。世界的にもデジタル化の進展や生成AIの普及などを背景に、電力需要の増加が見込まれているが、国内では今後、老朽化した火力発電所の休止や廃止が相次ぐ見通しで、伸び続ける需要に対して、どのように電力を安定供給していくかが課題になる。
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DIGITALPOSITIVEACTIONと名付けられたこのプロジェクト。プラットフォーム事業者のXやグーグル、メタやLINEヤフーなど、19の企業や団体と総務省が連携して行う。プロジェクトでは、SNSでの偽情報や誤情報の拡散、それにひぼう中傷などへの対策を進めるために利用者のリテラシー向上につなげる取り組みを進めるという。具体的にはそれぞれの事業者の取り組みや、リテラシー教育の教材などを集めた特設サイトを設けるほか、セミナーの開催、広告を通じた情報発信などの啓発活動に共同で取り組んでいくとしている。
大学入試センターはきょう、21万人余りの平均点をまとめた中間集計の状況を公表し、ことし初めて行われた情報の教科の平均点は、情報Iが73.1点、すでに高校を卒業した人が選択する旧情報が74.08点だった。一方、物理基礎の平均点は26.04点で、過去最低だった2年前の試験を下回り、最も低くなった。このほか、国語が200点満点で126.13点、100点満点の英語リーディングが59.65点、英語リスニングが62.91点などとなっている。共通テストでは、選択科目の間で平均点に20点以上の差が開くなど、難易度に差があったと認められる場合に得点調整が行われるが、中間集計の時点で20点以上差が開いた教科はなかったということで、得点調整は行われない見通し。一方、体調不良やけがなどで受験できず、追試験の対象となった人は992人で、新型コロナウイルスの感染拡大前の2020年の試験以来、5年ぶりに1000人を下回った。また本試験での試験監督の指示の誤りなどで再試験の対象となった人のうち、合わせて54人が受験を希望したということだ。
新しい校舎が完成した福島県立ふたば支援学校は、震災前は富岡町にあったが、原発事故に伴う避難指示を受けて、これまではいわき市内にある高校の教室を間借りするなどして授業を行ってきた。帰還先として、10年前にすべての避難指示が解除された楢葉町が選ばれ、きょう、新しい校舎の落成式が行われた。学校では、今月16日から新たな校舎での授業が始まっていて、小学部から高等部までの30人が通学している。
将棋の女流棋士、西山朋佳女流三冠が、きょう行われたプロ棋士を目指して挑む編入試験五番勝負の最終局で敗れ、今回の試験でのプロ入りはならなかった。
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レギュラーガソリンの小売り価格は、1月20日時点の全国平均で、前の週より4.4円値上がりして、1リットル当たり185.1円になった。ガソリン価格を抑えるために、政府が石油元売り各社に出している補助金が16日から5円程度縮小され、それが小売り価格に反映された形。
株と為替の値動きを伝えた。