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- ホルコムジャック和馬
収穫の秋を迎え埼玉・宮代町では家族連れなどが参加して稲刈りを体験するイベントが開かれた。宮代町の第三セクターが運営する農業体験施設「新しい村」には、町外からの観光客や家族連れなど合わせて40人近くが集まった。この施設では敷地内にある40アールほどの田んぼに、今年6月に植えられた地元のブランド米“彩のきずな”が穂を垂れて実っている。きょうは雨が降ったり止んだりの生憎の天気となったが、参加した人たちはスタッフから説明を受けると、さっそく稲刈りに挑戦し鎌を器用に使って次々と刈り取っていった。この後、刈り取った稲を束にして“はさ”と呼ばれる器具で天日干しにするまでの作業も体験した。施設では今月13日にも稲刈りの体験イベントを予定しているという。
のりの養殖が盛んな千葉・富津市の新富津漁港では、漁業者たちが朝早くから集まって養殖用の網にのりの胞子を付ける「種付け」の作業を始めた。ことしは猛暑の影響もあって種付けするタイミングを例年より10日ほど遅らせたという。きょうは養殖用の網がまかれた水車をのりの胞子を繁殖させた水槽に浸して付着させた後、胞子がしっかりと網に付ついているか顕微鏡を使って確認を行っていた。千葉県の東京湾沿岸で養殖されるのりは、色艶と風味の良い「江戸前海苔」として知られている。種付けされた網は冷凍庫で保管した後、今月下旬に海に入れる予定で、順調に行けば来月20日ごろからのりの摘み取りが行われる見通しだという。県内ののりの生産量は温暖化や食害などの影響で年々減少しているという。
今月11日から「全国地域安全運動」が始まるのを前に、気象予報士の晴山紋音さんが警視庁の1日警察署長を務め特殊詐欺などの注意を呼び掛けた。東京・荒川区の尾久警察署の1日警察署長に就任したのは、HNKのニュースセブンで気象キャスターを務める気象予報士の晴山紋音さん。きょうは区内にある東京都立大学のキャンパスで防犯や防災に関する催しが開かれ地域の人など約200人が参加した。クイズに回答する形式で特殊詐欺の手口や対策を学ぶコーナーや、防災に関する講演では日頃から備蓄品を定期的に見直し避難所の場所を把握することが重要だと訴えていた。今月11日から始まる全国地域安全運動では、特殊詐欺をはじめ子供や女性の犯罪被害の防止などを重点にパトロールを強化して対策を進めることにしている。
全国のご当地の焼き鳥を楽しむ催しが長野・上田市できょうから始まった。催しでは「美味だれ」と呼ばれるタレをかける上田市名物の焼き鳥など、味付けや調理方法が異なる全国14地域の焼き鳥を楽しむことができ、それぞれの出店には買い求める人たちの長い列ができていた。このうち“愛媛県今治市”の焼き鳥は、鉄板の上でプレスしながら余分な油を落として焼くため、あっさりとした味わいが人気。また“北海道室蘭市”の焼き鳥は、豚肉と玉葱が使われているのが特徴。訪れた人たちは地域ごとに特徴の違う焼き鳥を味わっていた。この催しは、あすも上田城跡公園芝生広場で開かれる。
東京都教育委員会は教員に役立つ情報を一元的にまとめ検索しやすくした教員支援情報ポータルサイトを先月から新たに公開した。都教育委員会は教員向けに役立つ指導にまつわる資料や支援の施策などの情報をホームページで発信しているが、現場の教員などからは“探している情報が見つけにくい”などの声が上がっていたという。サイトでは学習指導や特別支援教育など知りたい分野を選択すると、関連する情報が一覧で表示される他、キーワードで検索できるようになっている。この他アクセス数が多いページがランキング形式で表示されたり、注目してほしい情報を「ピックアップサイト」として取り上げたりして、教員に役立つ情報に繋がりやすくしているという。都教育委員会の担当者は、“ただでさえ多忙な現場の教員が、直ぐに知りたい情報にアクセスできるようにして負担の軽減につなげたい。ぜひ活用して欲しい”としている。