収穫の秋を迎え埼玉・宮代町では家族連れなどが参加して稲刈りを体験するイベントが開かれた。宮代町の第三セクターが運営する農業体験施設「新しい村」には、町外からの観光客や家族連れなど合わせて40人近くが集まった。この施設では敷地内にある40アールほどの田んぼに、今年6月に植えられた地元のブランド米“彩のきずな”が穂を垂れて実っている。きょうは雨が降ったり止んだりの生憎の天気となったが、参加した人たちはスタッフから説明を受けると、さっそく稲刈りに挑戦し鎌を器用に使って次々と刈り取っていった。この後、刈り取った稲を束にして“はさ”と呼ばれる器具で天日干しにするまでの作業も体験した。施設では今月13日にも稲刈りの体験イベントを予定しているという。