- 出演者
- 江口ともみ 阿川佐和子 ビートたけし 森朗 グローバー 潮田玲子 杉村太蔵
サウジアラビアにあるイスラム教の聖地、メッカ。先月巡礼者たちを襲った最高気温51.8℃という猛烈な暑さ。熱中症などで死亡した人は1300人を超えた。インドの首都・ニューデリーでは熱波に見舞われ5月に観測史上最高の49.9℃を記録。異常な暑さの背景にあるのが地球温暖化。「温暖化の進行が加速している」と気象予報士・森朗氏は警鐘を鳴らす「WMO・世界気象機関によると2028年までの間少なくとも1年は産業革命以前より世界の平均気温が1.5℃上昇する可能性がある」。米国・カリフォルニア州では猛暑や乾燥が続く中、大規模な山火事が発生。炎は住宅地へ拡大。住民約1万3000人に避難命令が出された。北極圏にある世界最大の島、グリーンランドは犬ぞりが有名。2019年、氷が溶けて犬が水をかき分けて走る事態に。グリーンランドでは温暖化の影響で氷が1日あたり60億t解けることもある(米国・コロラド大学国立雪氷データセンター)。
南米・ブラジルにある世界三大瀑布として有名な世界遺産「イグアスの滝」。去年豪雨の影響で水量が16倍以上に増加し大洪水が発生。アフリカ南部、ジンバブエ共和国にあるビクトリアの滝は2019年、水が干上がった。これほどまでに干上がったのは100年ぶりの異常事態。米国・テキサス州では川が干上がり1億1300万年前の恐竜の足跡を発見。タイでは去年4月、観測史上最高となる45.4℃を記録。暑さで卵からひよこが孵った。異常気象の影響は日本でも。東京都立川市では暑さでサニーレタスが1m以上に。山形県河北町では名産のサクランボがしわしわに。暑さや大雨により農作物に被害が。高まる熱中症のリスク。7月に入ってから全国の救急搬送者数は急増(出典:総務省消防庁)。夏本番を迎える日本、災害級の暑さはどうなるのか、危険性を気象予報士・森朗氏が解説。
オープニング映像が流れた。
たけしさんは「将来人間は全部地下に潜るんじゃないか」などとコメント。森さんは、温暖化のペースがますますペースが上がってる状態だという。日本は年間の気温が毎年更新していて、去年がこれまでで一番気温が高かったが今年更新するとも言われている。ものすごく熱いで地面から木から全部乾燥してくるため山火事が起こるという。日本は山火事が起こりにくいはずだが、危険の可能性が高まっている。気候時計というものがあり、目標として産業革命前の1.5℃に気温を抑えるとしているが今迫りつつあり、1.5℃上昇するまでの残り時間を示すものが、あと5年には到達するという。杉村さんは「温暖化を対策して止められるものではないのであらば、環境を変えるのではなく対応することを考えたほうがいい」などと述べた。森さんは「今に合わせるのではなく将来」などと話した。
シニアカーは時速6kmまでと定められており、重量は約100kg。スタジオに「WHILL Model S」を用意。フル充電で最長約33km走行可能。
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たけしさんは「どんなに開けるのが難しい鍵でも、故障時に備えて必ず開ける技術も用意しておかなければならない」などと話した。