- 出演者
- 阿川佐和子 ビートたけし 眞鍋かをり 安部敏樹 斎藤幸平 江田憲司 森信茂樹 永濱利廣
高市総理が悲願とした消費税減税の基本方針を閣議決定。2027年4月から2029年3月末までの2年間、飲食料品の消費税を1%にする。さらに1%相当分を中低所得者に給付。税負担を実質ゼロとする方針。野党からは厳しい意見があがっている。中道改革連合・小川代表は「あらゆる観点から言って時間がかかる上に妥当なのか」、国民民主党・玉木代表「農業、外食、2年後に再び大きな事実上の増税になってしまう」などと述べている。多くの野党が反対、少数与党である参議院での法案可決が見通せていない。自民党内からも慎重な声があがっている。
消費税減税をした海外の現状。マレーシアでは2018年5月、消費税廃止を掲げた野党連合が勝利し、消費税が廃止。安定財源が十分確保されず、財政赤字が拡大。廃止から3か月後、代替財源として売り上げ・サービス税を導入した。その後、サービス税の対象が民間医療や教育など6分野に拡大され国民の負担が増えた。
肉も魚も野菜も価格高騰。円安に政府介入も効果なし!?消費税1%で我々の生活は豊かになるのか。
オープニング映像。
飲食料品の消費税1%に賛成か反対かスタジオで聞くと、意見は半々に分かれた。眞鍋かをり「選挙の公約を守ってほしい」などとスタジオコメント。自民党衆議院選挙の公約では、検討を加速するとしていたが、検討の結果決まったことは現状ない。元財務官僚の森信茂樹「農作物が消費者に届くときには2~3%しか価格は下がらない」。元衆議院議員の江田憲司「ポルトガルでは下がっている」。
ポルトガルでは2023年、主要な食料品46種類を対象に6から0%に消費税を減税。減税分がほぼ100%価格に反映。価格が下がり消費者の負担が減少した。ドイツでも、軽減税率を7から5%に、小売価格が1.3%減少した。 約70%が価格に反映された。イギリスでも飲食・観光業関連の税率を20%から5%に引き下げ。しかし企業が店頭価格に上乗せしたため約15%ほど価格に反映。
イギリスはコロナ禍に飲食・観光業関連の税率を20%から5%に引き下げ。しかし減税分の約15%ほどしか価格に反映されなかった。安倍氏の主張、経済政策で重要なのはターゲットの絞り方。安倍氏「現役世代のために、社会保険料を下げて消費税は上げればいい」などとコメント。
終わりの見えない物価高。8月の食品の値上げは2311品目。神奈川県相模市にある衣料品店「服のタカハシ」。激安なワケは、メーカーが作りすぎてしまった商品、シーズンが終わってしまったものを販売している。70代の2人暮らしの姉妹。エアコン使用時は同じ部屋に居るようにして節約しているという。80代の年金暮らしの男性は物価高の窮状を訴えていた。80代の年金暮らしの男性は月15万円でひとり暮らしをしているという。
飲食料品の消費税は8%から1%に減税。2027年4月~2029年3月末の2年間。客は減税をどう受け止めているのか。対応の遅さや政府内でも意見が分かれていることに疑問を感じるという声や、将来の年金支給額が減らされると不安の声も聞かれた。高市総理は赤字国債に頼らない考えを示している。消費税減税の財源確保で国民に新たなシワ寄せはないのか。
消費税1%、閣議決定されるも、その財源はいつ決まるのか?永濱「来年度の概算要求すら決まっていないのに具体的な数字は出せないのでは」などとスタジオコメント。永濱氏の主張は、投資家が消費税減税による国際の価格下落などを心配している。特別会計は約216兆円、一般会計は約122兆円。2025年度の国の税収は見込みから3兆5246億円上振れ。外為特会の余剰金が5兆565億円。森信氏の主張は、税収は増えたがそれを超える歳出が問題。安倍氏の主張は、重要なのは消費税減税で国際的な信頼を失わないこと。2年後に8%にできるのか。
これまで消費税増税に関わった総理は全員退陣している。斎藤「2年後に上げるのは非現実的」。眞鍋「今回さげたらフレキシブルにできる証明になる」などとスタジオコメント。選挙で減税を掲げ自民党は圧勝、民意は正しく反映されないのか?消費税減税と給付金、一体どちらが有効なのか。野党の選挙公約も消費税減税だったのになぜ?安部「野党の言い分としては、国会での役回りで反対の立場なのでは」、元衆議院議員の江田「公約だから。民主主義の根幹」などとスタジオコメント。
物価高の要因となっている円安。スーパーでは輸入コストの影響で、輸入牛肉が値上がりしている。
このあと、輸入牛肉のステーキ店を襲った円安の厳しい現実とは?
アメリカ産牛肉を使ったステーキ店。6月、仕入れ値が約20%上昇。さらに9月に約30%上昇。ヌーベルバーグの清水さんは「別の業態にしなくてはならないかも」と苦しい状況を訴えていた。
円安の影響を受けているのが、かまぼこやちくわなどの練り物。スケトウダラのすり身をアメリカなどの輸入に頼っているため。 日本かまぼこ協会によると、去年と比べ仕入れ値が2割上昇している。愛川屋蒲鉾店ではさつま揚げの値段を450円から465円へ値上げ。輸入品価格への影響は?
たけし「円安で儲けようとしている人たちの勢力が強いのでは」。歴史的円安のメリットとデメリット。永濱「企業は130円台が理想という声が多く聞かれる」。
消費税を下げると円安は進む?斎藤「税収が減る不安で円安が加速する可能性がある」。江田「しない。いまの最大の要因は日米の金利差。円とドルの需給」などとスタジオコメント。
たけし「政治家の皆さんはなぜ給料をもらっているのか」などとスタジオコメントしエンディングをむかえた。
