- 出演者
- 永野 野口葵衣 井森美幸 ヒャダイン 武井壮
今回は「人類を翻弄する塩の魔力」を特集。
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- マリウス・アレクシアヌ
人類最初の調味料と言われている塩は、一振りでどんな料理も美味しいものに変えることができる。人類は進化の家庭で塩を求めてきており、塩は人が生きていく中で不可欠なものになっている。
塩は人類に必須だが、一方でマサイはミルクと肉のみで塩を食べてないという。彼らがどのように塩分を得ているのかは、家畜が食べる土から塩分の塩分で、その家畜のミルクを飲んで塩分を摂取しているという。こうした食文化を無塩文化と呼ばれているという。
スタジオでは無塩文化について話題になり、日本人の1日の平均塩分摂取量は9.8gだがWHOの推奨は5gだという。専門家は塩について「塩の基本的な働きは栄養素の吸収」と語っている。そこでVTRで塩の栄養吸収システムについて解説された。
スタジオではソルトマンについて話題になり、VTRで解説。イランのチェラバード岩塩鉱山で3世紀頃のミイラが発見されて、それがソルトマンと名付けられたという。岩塩鉱山の労働者だということが調査でわかった。他にも全身が残ったミイラなども発見されている。調査すると200から300km離れたカスピ海沿岸の出身者で塩を求めてやってきたのではないかということがわかったという。また塩には保存の役割があり、保存食にも塩は使われている。
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- チェラバード岩塩鉱山
スタジオに「ぼだっこ」という秋田名物の弁当が用意されて、スタジオメンバーがそれぞれ試食した。
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- ぼだっこ
ルーマニアには塩を含んだ湧き水があり、塩分濃度は海水の約7倍だという。ここでは炭を利用して塩水を使った最古の塩作りが行われていたという。そんなルーマニアでは岩塩鉱山を再利用したアミューズメントパークがある。施設の中にはそこにいるだけで喘息や気管支炎の症状が軽くなるという場所がある。それは塩を含んだ空気があり、それが治療効果があるのではないかと解説された。他にも専門家によると感染症の治療にも塩は役立つと語っている。
塩の主成分であるナトリウムは人工的に作り出すことができないので、人口塩味料というのはこれまでなかったという。そこでマウスを使った実験で、塩味を感じるセンサーを直接刺激することで、仮想的な塩味を感じさせることに成功させたとしている。専門家の樽野陽幸は、今後は塩味細胞をターゲットにした人口塩味料開発は可能になると語っているという。
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- 樽野陽幸
番組の次回予告。
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