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小説家・本谷有希子の呼びかけで集まった3人。小木いわく、事前に「うわべだけで喋るな」と注意されたそう。2人は互いにあだ名で呼び合うほどの仲。本谷がプロポーズされた現場にも居合わせたほど。もともとは夫・御徒町凪と親交が深く、プロポーズを提案したのも小木。本谷の最新作は「自意識」がテーマということで、自意識がなさそうなウイカ、自意識の塊である小木を招集。小木が意識しているのは「ダサいと思われたくない自意識」だが、ウイカにはこれが見透かされていると感じているそう。
オープニング映像。
小木と本谷の初対面は心理ゲームでの対戦。そこで見えた人間性から、本谷について「性格悪い」という印象を抱き本人にも伝えたという。今は「仲はいいが好きではない」「好きではないけど居心地が良い」という思いになっていて、家族ぐるみの付き合いに。本谷の芥川賞受賞作「異類婚姻譚」には小木をモデルにしたキャラが登場。自身の性格について本谷は「性格が悪いのではなく自分のことしか考えていない」と評価。
本谷から「自意識の矛先が他者に向いてそう」など指摘を受けたウイカ。学生時代は「独自の女」として振る舞っており、友達がいなかったわけではないがどのグループにも属さず。この経験から「特化した才能を持った人」へのあこがれが強く、その人たちから重宝されるような存在を目指すように。
小木は今の自分の成功を「運だけ」と断言。ウイカから「品がある」と指摘されると、「魂がすごいから」と肯定。
話題は炎上について。小木の良さを「何でも忖度なしに言っちゃうこと」とし、その良さが現代では活きづらいと指摘。小木も最近は自身で発言を考えるようになったそうで、「フェードアウトしようと思っている」など明かした。よくエゴサーチをするというウイカ。そこで見られた批判で傾向と対策を学び、振る舞い方を変えることも。自分を「形がない」「ぶれてきた」とし、どんな状況にでも合わせられると自己分析。この性格ゆえ挫折した経験がないが、それに引け目を感じることも。
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話題は挫折について。挫折したことがないという小木は「挫折のないのが良いと思っている」「何にも本気を出していない」など明かした。スベっても「本気を出していない」と思い込むようにしているそう。本谷も挫折なし。文学賞の存在が気にはなるものの、受賞できなくても落ち込んだりはせず。それでも挑戦し続け獲得できたのは、「周りのプレッシャーが雑念になる」との思いから。
「千鳥のクセスゴ!」の番組宣伝。
SNSと承認欲求をテーマにした最新作「セルフィの死」を執筆した本谷有希子。劇作家としても活躍する傍ら、私生活では2児の母。仕事と私生活は完全に切り分けていて、私生活において仕事について考えることは全くないんだそう。創作活動においては、何も思いつかなくなって虚脱状態になってから出てきた一文をふくらませる手法を活用。ウイカは創作活動が苦手で、自分が良いと思ったものを良いと言い切れる人に憧れることも。
次回の「ボクらの時代」の番組宣伝。
「日曜報道 THE PRIME」の番組宣伝。「老朽化で続出…地域格差も ”水道料金値上げ” どう対応?」など。