- 出演者
- 所ジョージ 林修 平塚日菜 市川右團次[3代目]
オープニング映像。
本日のゲストは市川右團次さんと平塚日菜さん。市川さんは都会の人間であるのがその土地、その土地の顔になるなど話した。平塚さんは実家はお米屋をやっていてその手伝いをしていたと話した。
今夜のポツンと一軒家はフランスの山中。地図にはヘアピンカーブの道に細長い屋根の建物が4棟あるなどを確認し出演者は家畜を放牧しているやワイナリーなどの予想が出た。今回のポツンと一軒家は前回フランスのポツン一軒家で登場したクリストフ・ビローさんの食材仕入れ先でお店よりもっとポツンとしているという。そこでスタッフが向かうことになった。
クリストフさんの案内の元、6km離れたポツンと一軒家を尋ねる。車は四駆で道が悪いため四駆じゃないと通れないという。凸凹道を進む道中、仕入先の養鶏農家についてエリックさんはフランス人で奥さんはコロンビア人で50代くらいであるなど話を聞く。目的地の途中には牛乳やチーズを仕入れている牧場やスキー場を通り過ぎ、崖道を進む。するとシャモアというウシ科の動物に遭遇した。
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- シャモアピエルラス村(フランス)
一息をついて引き続き、進むと舗装道路が現れる。ピエルラスという集落がある間は舗装道路だったが目的地のために再び凸凹道を進む。そして建物を発見し到着した。
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- ピエルラス村(フランス)
クリストフさんに案内してもらい、山奥で養鶏農家をしているエリックさんとマルタさんを紹介してもらった。敷地は1ヘクタールくらいで2000羽の鶏を放し飼いで育てている。4棟の細長い建物は全て鶏舎であると話す。またセイコーの腕時計をしていて精確だから好きとエリックさんは話す。1棟目は空っぽで本当だったらひよこが届く予定だったがまだ届いておらず来週になるという。スタッフは残念ということで前回届いた時の動画を見せてくれた。ヒナのために母鶏の体温と同じくらいの35度に室温を保ち、5週間経って大きくなったら外に放す。4棟の鶏舎は出生日別に飼育される。2棟目には生後35日目でまだ雛鶏であるがかなりの大きさになっていた。1棟1000羽入れることはできるが定数いっぱいに入れると暑さで弱ってしまうため700羽ほどにしている。飼育されているのは2種類の品種が掛け合わされ「青い足」と呼ばれている。
ここで仕事があるクリストフさんと神谷さんはお別れとなった。3棟目には生後80日の鶏が飼育されている。出荷までに最低でも90日で100日くらいが理想。ここで鶏の鳴き声について日本では「コケコッコー」であるがフランスでは「ココリコ」、コロンビアでは「キッキリキー」と聞こえるという。見学のために扉を開いているが1羽も出てこない理由について犬が見張っていると話した。しかし、鶏舎は窓などが解放され、鶏が自由に放牧できるようなっている。放牧地は急斜面となっていて、毎日動き回るためいい筋肉がつく。また、鷲などの猛禽類から逃れるため本能的に木の下に隠れているような様子を見せる。放牧は明るい間の半日のみで、ほとんどが自分で鶏舎に戻り、戻らない鶏は2匹の犬が戻してくれる。犬はボーダーコリーで「キンバヤ」と「マヤ」と名付けられている。放し飼いの飼育方法を多なっている養鶏農家は他にもいるが数は少ないという。さらに元々攻撃性の高い品種で飼育が難しい。それでもシェフからは人気でその分普通の鶏よりも高級となっていて、スーパーの鶏肉と比べ約3倍だという。儲けについて聞くと儲かるが出費はすごいと話した。
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フランスのポツンと山奥で養鶏農家をしているエリックさんとマルタさんに密着。養鶏について2018年からやっていてそれまでエリックさんは化粧品会社の営業部長していた。2010年代に金融危機が起きて、2人ともそれぞれ仕事を解雇され色々考えてマルタさんとフランスに戻った。当時、じっとしていても未来は開けないとマルタさんといっしょにできる仕事を探し結果的に養鶏を始めて良かったと話した。ちなみにフランス行きについて「まずフランスで試そう」と提案したという。フランスに帰国後マルタさんはすぐに仕事が見つかったがエリックさんは2年は無職でエリックさんの実家で暮らしていた。養鶏場は祖父が建てた別荘で自宅は2km半離れたところで祖父といっしょに暮らしていている。また、自営できる職業の中で養鶏を選んだ理由はこの地域に養鶏農家がほとんど居なかったからだと話した。養鶏の知識はネットなどほぼ独学で集め学んだという。さらにマルタさんの実家は養鶏をやっていたが放牧については異なり、エリックさんは人い土地を持てたから外でのびのびと育てたかったと話す。
養鶏場がある土地は元々曽祖父の兄弟の土地でレンズ豆を作っていた。その親戚が60年前に亡くなったため荒れ地になっていた。そこを借りて整地していった。整地整備には4年かけて行われた。その後友人らの協力も得て自力で4棟の鶏舎を建設し養鶏農家を開始した。マルタさんはそんなエリックさんについて尊敬していると話し、エリックさんも同じ気持ちであると話した。
フランスの国境警察に勤務する父を持つエリックさんは2人兄弟の次男として誕生。中学卒業後薬学専門学校へ進学し、業務用の薬剤販売会社に勤務2002年にスペインの化粧品会社に転職。マルタさんはコロンビアの畜産農家の家族で4人兄妹の末っ子として誕生。スペインで歯科衛生士になって働いてた。バルセロナで出会った2人は2023年に正式に結婚し式も挙げた。養鶏開始7年で経営も軌道にのり生活も安定しているが遊びに行くということは難しく2年休みがない状態と明かした。日が暮れてきて鶏を鶏舎に戻す。犬たちが指示を受けて鶏たちを追い込んだ。そしてエリックさんが自宅に戻るということでスタッフも同行する。
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番組はTVerで配信。
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フランスのポツンと山奥で養鶏農家をしているエリックさんとマルタさんに密着。自宅は谷沿いの小さな集落の一番奥にあり、建物は築42年。外壁に2階への階段がある。2階は屋根裏部屋で荷物を置いている。家の周りには土砂を抑える擁壁があり、そこに窯を造ってバーベキューができるようになっている。その他薪の乾燥室などがあった。自宅のコンロはオーブン付き5口コンロで2人とも料理が好きだという。大型冷蔵庫には大量の食材が収納しており、その中には自分達が育てた鶏肉もあった。すると夕飯に招待してくれた。ハーブ漬けにした鶏肉を1羽丸々オーブンで焼いた。
今後の夢として遠い先のものとして1年の半分をフランス、半分はコロンビアに住みたいと話した。これまで養鶏で自分達の時間が無かったから自分達に時間を使っていくなど話した。
VTRを振り返り、スケール感がすごいや鶏肉が美味しそうであるなど話した。
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