- 出演者
- 片渕茜 山川龍雄 齋藤陽 鈴木芹里乃 大橋英敏 高田将成
CCLとは胴張積層板の略称。ガラス繊維の布に樹脂を染み込ませ、両面に銅箔を貼って作られている。スマートフォンやパソコンなど電子機器に使われる基板の中に土台の役割として使われている。建設ラッシュが起きているデータセンターではAIサーバーの大きな基板、半導体の基板にも使われている。マザーボード向けでは台湾、中国の上位3社のほかに日本からはパナソニックも主要メーカー。半導体パッケージ向けではレゾナックと三菱ガス化学が上位。レゾナックはAI向けで世界シェア約95%(同社推定)。CCLで世界首位のメーカー「台光電子材料」(台湾)の売上高は2024年から急伸。ことしは9月までの累計で昨年1年分を5割上回っている。アメリカの金融機関も注目。ゴールドマン・サックスはAI向けなど高性能なCCLに関して2028年まで年率96%伸びる、生産能力は22%しか増えないと予想。パナソニックはことしに入って3回値上げ。日東紡は特殊ガラス繊維で世界シェア9割超。銅箔に関しては三井金属が極薄銅箔世界シェアほぼ100%。日東紡は半導体パッケージ向けの特殊なガラス繊維「Tガラス」に関して増産できた段階で値上げを検討すると明らかにしている。
CCLに関連する日本企業の株価。夏以降AI半導体関連は巨額投資の回収懸念などもありやや下落基調だが年初に比べれば伸びている。値上げに伴う各企業の売り上げの増加や利益率の改善、足もとで逼迫している需給動向に注目。
日経平均株価の来週の見通し。高田の来週の予想レンジは61000~63000円。注目ポイントはAI関連株の売りは一巡するか。
為替。大橋の来週のドル円の予想レンジは153.00~158.00円。注目ポイントはAI懸念とインフレの綱引き。
29日、ECBが政策金利を発表する。30日、日銀の金融政策決定会合の結果が発表される。
アメリカでは大手ハイテク決算に注目。足もとではAI投資への懸念が株価の下押しになっていて、今週はメタが決算において巨額の設備投資を打ち出したことも懸念に拍車をかけた。スペースXやスーパー・マイクロ・コンピューターの決算からはAIデータセンターの旺盛な需要が続いていることが確認されて株価が上昇する場面もあった。
高田が「国内では半導体関連企業の決算に注目。このところ何かケチがついていい内容でも売られるものが増えている。来週にかけては数字は強いがケチがついて売られた、3日以内に底を打ってリバウンドする、こういうものが出てくると需給が改善し始めている兆候と見ていい」などとコメントした。
齋藤陽がエンディングの挨拶。
