2023年8月15日放送 5:45 - 7:05 テレビ東京

モーサテ
モーサテ【株式配当に注目した投資戦略でインフレヘッジを】

出演者
矢内雄一郎 池谷亨 片渕茜 平出真有 中原みなみ 広木隆 井村俊哉 松波俊哉 柴田光浩 
プロの眼
インフレヘッジ 配当に注目

今日のテーマは「株式配当に注目した投資戦略でインフレヘッジを」。日本では所得がインフレに追いつかない状況が続いている。所得も大切だが日本の場合は資産を考えないといけないという。デフレの時代ならゼロ金利でもいいが、インフレだと購買力が落ち、ものが買えない状況になると専門家は指摘。3%のインフレが20年続くと1000万円の価値が20年後には半減してしまうという。日本はゼロ金利政策のため安定的に資産を増やすのは難しい。金利収入の代わりになるのが配当利回りや不動産の収入などがある。堅実という点から考えると株式の配当は1つの手段だと指摘した。投資のリターンはトータルリターンを考えることが重要で配当利回りも再投資していくことで複利で増えていくと指摘。新しい指数が開発され、それは日経連続増配株指数というもの。投資対象として検討してはどうかと提案した。  

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ゼロ金利政策マネックス証券日経連続増配株指数
(経済情報)
NY株式

NY株式について伝えた。  

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NASDAQS&P 500ダウ平均株価ニューヨーク株式市場
原油価格↑ インフレ再加速は

ニューヨーク証券取引所から中継。先週発表された消費者物価指数は13か月ぶりに伸びが加速したが、今後のインフレについて、井野口氏は食品価格は上昇したが、中古車価格は2か月連続で低下し、航空運賃も低下した。11日にミシガン大学が発表した1年先の期待インフレ率は3.3%で前月から低下している。インフレ減速に大きな変化はない。一方、エネルギー価格上昇によるインフレの高止まりや再加速には注意が必要。  

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SMBC日興セキュリティーズ・アメリカニューヨーク証券取引所ニューヨーク(アメリカ)ミシガン大学国際エネルギー機関消費者物価指数
為替/金利/商品
日経朝特急
ホンダジェットで地方観光(日経電子版)

ホンダは新興旅行会社と提携し訪日富裕層向けに小型ジェット機ホンダジェットを使った地方移動サービスを2024年前半にスタート。外国人富裕層の取り込みでは地方への移動手段が課題となっている。現地での体験型サービスとパッケージで販売し富裕層誘致を後押しする。(日経電子版)

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HondaJet日本経済新聞 電子版本田技研工業
M&A「日本企業同士」8割増(日経電子版)

日本企業同士のM&Aが増加。今年上期の買収額は約6兆8000億円と前年同期に比べ8割増えた。株価の底上げに向けてより相乗効果が見込みやすい国内での事業再編が活発になってきているため。円安で海外企業を買うハードルが上がっていて海外に成長を求めてきたM&Aの潮目が変わる可能性がある。(日経電子版)

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M&A円安日本経済新聞 電子版
きょうの経済視点
解説 市場は何を見ているか

経済視点広木さんの解説。日米格差をあげ今月に入り日経平均とNYダウの格差が目立っている。1日にフィッチレーティングによる米国債への格下げがありそれを受け日経平均が2日で200円下げた。今月の業種別パフォーマンスを見ると電機株のパフォーマンスが悪く日経平均は値がさ株が多いためTOPIXなどで比べると格差はそれほどないので一つだけ見るより複数の指数を見て比べることが必要などと解説した。

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NYダウ先物SARSコロナウイルス2S&P 500インバウンド消費キーエンスソニーグループフィッチ・レーティングス中国円安国内総生産日経平均株価東証株価指数
モーサテプレミアム

モーサテプレミアムのお知らせ。有料配信サービスモーサテプレミアムでは今月22日(火)夜にセミナーを開催する。「AIへの陶酔は続くか? アメリカグロース株の二極化を斬る」と題し解説する。モーサテプレミアム会員は無料で参加可能。テレ東BIZ会員、U-NEXTにて販売、詳しくは番組HPを。

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トレーダーズ voice
市場の間違いを探せ

今日のトレーダーズワードは「市場の間違いを探せ」。井村さんいわくミスプライスを見抜く必要があるということを表しているという。井村さんは「個人的に市場は頻繁に間違えており、決算期にも市場の間違いが散見されている」と指摘。理研ビタミンやメタルアートなどを例に、市場への織り込みが足りないことを説明した。井村さんは「投資家が長期収益を得るには市場よりも正しく決算を評価し、今の株価と本来織り込まれるべき株価との乖離が大きい銘柄に投資することが必要」と話した。また最後に決算期を終えた投資家に向けて「どれだけ決算を読んでも結果が全然出ないようなこともあると思う。ただ株価が僕らを裏切っても、決算を読んだ努力は裏切らない。そういう知識は積み上がっていくので、地道な努力を続けていけばしっかり長期収益を得ることができる」とアドバイスした。

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MUTOHホールディングスふえるわかめちゃんジャパンインベストメントアドバイザーゼロメタルアート中野冷機東京計器工業理研ビタミン防衛省
アメ株Update
「消費の二極化」で注目の銘柄

消費の二極化に関するトーク。アメリカでは現在、インフレで、様々な物の値段が上がっていて、メリハリのある消費行動が見られる。生活必需品の消費は堅調だが、裁量消費の一部は我慢しようという傾向があり、今後、この傾向がより強くなる可能性がある。コロナで積み上がった過剰貯蓄の取り崩しが進んでいて、低所得者層では、節約志向がより高まる可能性がある。今後、アメリカでは、富裕層の高額消費と低所得者層の節約消費の二極化が進む可能性がある。高級消費では、富裕層に特化している企業の方が堅調な業績が見込めるという。フェラーリの業績について、柴田は、カスタマイズする需要も好調で、富裕層の消費が強く、現在は、2025年の受注を取っていて、好調と見ていいなどと話した。景気が不透明になると、キャンセルが出てくるなどのリスクはあるが、アメリカでもF1が注目されると、富裕層へのいいアピールの機会ができ、需要の喚起につながる可能性がある。節約消費での注目銘柄は、TJXカンパニーズだ。オフプライスストアの大手で、正規の小売業者と同じ商品を2~6割引で販売しており、消費者にはお得感が強い。節約の高まりや、店舗数が多いことなどから、消費者の支持を集めやすいことがポイントだ。リスクとしては、インテリア用品の需要の低さなどが挙げられる。柴田は、市場予想通り、堅調な業績が続けば、株価も堅調に推移するとみられるなどと話した。

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T.J.マックスTJXカンパニーズアメリカイタリアニューヨーク証券取引所フェラーリフェラーリ・SF-23リバティメディア大和証券
モーサテプレミアム

午前7時8分頃からは、モーサテプレミアムで、消費の二極化について、さらに詳しく解説する。

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Morning satellite PREMIUM
(気象情報)
気象情報

渋谷の中継映像を背景に全国の天気予報を伝えた。

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渋谷(東京)
(ニュース)
中国経済下振れがリスク要因

内閣府は世界経済の潮流を公表し、中国経済の下振れを指摘した。『景気の下押しが顕在化するリスクがある』等としている。

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SARSコロナウイルス2内閣府
期待インフレ 4カ月連続低下

ニューヨーク連銀が発表した7月の消費者調査によると、1年先の期待インフレ率の中央値は4カ月連続で低下した。ガソリン代や食品価格等の分野でインフレ率の低下が予想されている。また、3年先の期待インフレ率も前の月から低下した。

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ニューヨーク連邦準備銀行
ルーブル安が加速

ロシアのルーブルは14日、対ドルで下落した。ロシアではルーブル安が進んでいる。ロシアの中央銀行は15日の臨時会合で追加利上げについて議論する見通しだ。

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ウクライナロシア
アルゼンチン 通貨切り下げ

アルゼンチンの中央銀行は14日、ペソの公式レートを1ドル=350ペソに切り下げると明らかにした。また、政策金利を118%に引き上げると発表している。アルゼンチンでは大統領選挙の予備選でミレイ下院議員が首位となった。ミレイ下院議員は中央銀行の廃止等を訴えている。

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ハビエル・ミレイ
台灣鴻海4-6月期 減収減益

台灣の鴻海精密工業が発表した今年4月期~6月期の決算は売上高・純利益共に1年前と比べ減少した。売上高は14%のマイナスとなり、純利益は1%マイナスとなった。スマホの需要低迷が続いている。クラウドネットワーク製品も振るわなかった。

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台湾鴻海精密工業
郵政株 1,057億円分売却発表

財務省は日本郵政の株式約1057億円分を売却すると発表した。政府の郵政株の保有比率は約33%に下がる見通しだ。政府は全額を東日本大震災の復興財源にあてる計画だ。

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日本郵政東日本大震災財務省
(エンディング)
あすのモーサテは

『モーサテ』の番組宣伝。明日は深読みリサーチをお伝えする。日経平均株価を3つの観点から分析する。

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日経平均株価
エンディングトーク

エンディングトーク。片渕茜は「インバウンド消費に期待という事でしたね?」等とコメントした。池谷亨は「日本人の国内旅行の額は大きいんです。」等とコメントした。

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