- 出演者
- 矢内雄一郎 大浜平太郎 相内優香 平出真有 肖敏捷 石黒英之
オープニング映像とキャスターらの挨拶。
NY株式、ダウ、米10年国債、ナスダック、為替の値動きを伝えた。
アメリカの去年12月の小売売上高は前月から0.6%増加し、市場予想を上回った。年末商戦が堅調で百貨店などの総合小売店が1.3%、ネット通販などの無店舗販売が1.5%のプラスだった。1年前からの伸び率は5.6%で、11カ月ぶりの伸びとなった。
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- 小売売上高
ECB・ラガルド総裁はECBが利下げを開始する時期について、今年の夏となる可能性を示唆した。一方、イギリスでは12月の消費者物価指数が前年と比べて4.0%上昇し、伸びが10カ月ぶりに加速した。ヨーロッパの金利先物市場では先週までECBと英中銀の利下げ開始を「春」と予想していたが、「6月」に後退している。
FRBは地区連銀経済報告を公表し、アメリカの経済活動は前回の報告からほぼ変わっていないとの見方を示した。
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- 地区連銀経済報告
MBAが発表した1月12日までの1週間の住宅ローン金利は30年固定で6.75%と、前週(6.81%)から低下した。住宅ローン申請指数は10.4%上昇している。また、1月のNAHB住宅市場指数は44と前月から7ポイント上昇し、市場予想を上回った。
OPECは今年の石油需要見通しを日量1億436万バレルとし、前回の予想から据え置いた。また、初めて来年の見通しを示し、世界経済の成長と中国や中東などでの需要回復を受け、日量1億621万バレルとした。
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- 石油輸出国機構
野村グループの藤井摩耶さんは「2023年12月の小売売上高のうち、自動車・建設資材・ガソリン・食品を除いたグループは0.8%上昇と、予想を大きく上回りました。11月分も上方修正されています。野村グループは、昨年10-12月期GDP予想を1.7%から1.9%に上方修正しました。小売売上高は年末商戦のディスカウントが上振れ要因で、1月以降は伸びが鈍化するシナリオを想定しています」などと話した。
金利・商品・欧州株式・株式先物の値動きを伝えた。
今朝のゲストはAIS CAPITAL・肖敏捷と野村アセットマネジメント・石黒英之。
石黒さんは「アメリカ12月の小売売上高は、個人消費の強さを表すものだったと思います。アメリカ経済の堅調さが続くことを、今回示唆しているように見ます。アメリカのGDPの7割を占める家計を取り巻く環境が非常に良好なことから、アメリカの消費をサポートすると思います」などと話した。
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- 連邦準備制度理事会
為替の値動きを伝えた。
あおぞら銀行の諸我晃さんのドル円予想レンジは147.50~149.00円。諸我さんは「ドル円とユーロドルの1ヶ月物の予想変動率を見てみると、どちらも2023年は緩やかな低下基調でした。ドル円のボラティリティーは、日銀会合前になると上昇する動きがよく見られています。昨年12月と比べると現在はだいぶ低くなっていますが、4月の会合でマイナス金利の修正が入る可能性が高いと見ています。今後、円高の進行とともに、ボラティリティーは上昇してくると思います。また、ドル円は長期的に下落に向かうと思われます」などと話した。
10年国債の値動きを伝えた。
世界の株価などの値動きを伝えた。
石黒さんの今日の日経平均予想レンジは35,000~35,550円。石黒さんは「昨年の日本株は、デフレ脱却などを拝啓に、2年連続でアメリカ株を上回るパフォーマンスとなりました。仮にこの状態が継続すると、日本株は3年連続で年間騰落率でアメリカに勝ることになります。こういった動きは、2024年度の実質賃金がプラスの見込みで、継続するとみています。日本株の海外勢の買い余地は大きく、日本株の好調は続くでしょう」などと話した。
韓国のサムスン電子はアメリカ・サンノゼで新製品発表会を開き、スマートフォンの主力機種「Galaxy S24」シリーズを発表した。「Galaxy S24」シリーズにはサムスンのAI機能が搭載され、通話音声を自動翻訳するという。英語やスペイン語など13言語に対応している。価格は約11万8000円~で31日から世界で順次発売される。日本での発売は未定。
中国の2023年のGDPは前年と比べて5.2%増加した。政府目標の「5.0%前後」を達成し、2022年の3.0%を上回った。一方、不動産開発投資は前年と比べて9.6%の減少となった。
観光庁は去年、日本を訪れた外国人の旅行消費額が5兆円を超えたと発表した。5兆円を超えるのは統計開始以降初めてで、円安や国内の物価上昇が消費額を押し上げたという。
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- 観光庁
日本航空は鳥取三津子取締役が4月1日付で社長に昇格する人事を発表した。女性社長は初めてで、客室乗務員出身としても初めてとなる。現在の赤坂祐二社長は代表権のある会長に就任する見通し。