- 出演者
- 池谷亨 片渕茜 中垣正太郎 平出真有 平山広太 内田稔 門間一夫
日本経済新聞によると日銀は金利の追加利上げを検討しているといい、0.25%まで政策金利を挙げる見込み。リーマン・ショック直後の2008年12月以来の水準に戻ることとなるが、量的引き締めも決定となり国際の購入額を月6兆円規模から1年半を目処に月3兆円規模にすると見られている。
マイクロソフトの決算が発表された。売上高は15.2%増、純利益は9.7%増で1株利益も予想を上回ったものの、商品別ではアジュールを含むクラウドサービスの4-6月期の売上高は前年比30%だが予想を下回った。設備投資額は138億7300万ドルで55.1%増となっている。この決算を受けAI収益化は軌道に乗っていないとの不安からマイクロソフトは時間外取引で株価を一時8.8%下げている。
日用品大手・P&Gは堅調と見られていた売上高が-0.1%、純利益は-7.3%だった。値上げは1%程度に抑えていたものの、主要市場であるアメリカ・中国で買い控えの動きがあったことがあると見られ、決算を受け株価は4.8%減となった。
- キーワード
- プロクター・アンド・ギャンブル
ユーロ圏4−6月期の実質GDP国内総生産の速報値は前の期から0.3%の増加で市場予想を0.2%を上回った。フランスは↑0.3%、スペインは↑0.8%だったが経済の柱であるドイツが↓0.1%で全体を押し下げた。
- キーワード
- 実質GDP
日銀は金融政策決定会合の結果を公表する。テレ東BIZでは植田和男総裁の会見をライブ配信し、大江麻理子キャスターと滝田洋一客員編集委員による解説も行っていく。
モーサテプレミアムでは専門家によるセミナーが行われ、今回は金相場をテーマに行っていく。モーサテプレミアムの会員は無料で観ることが可能であり、U-NEXTでも販売は行われる。
門間さんは「円安神話」と評した。低金利や貿易・デジタル収支の赤字、日本企業による海外投資などの理由から円安は実態以上に進行した可能性があり、国内回帰の動きもあり今後は円相場が戻るものと推測している。内田さんは「財務官交代と”円相場”」で、神田財務官は24年ぶりの円買いを行ったが、介入は海外時間やインパクトのあるタイミングを選ぶなど市場に精通していたのではないか評価した。交代により不連続が生じる可能性はあるが、三村新財務官も国際局長から昇格したことから問題は生じないのではないかという。また、日銀の利上げについては見送られた場合再び160円代に円安が進む可能性があるとしている。
明日の大浜見聞録は蓄電池を特集する。