- 出演者
- 池谷亨 片渕茜 平出真有 中原みなみ 高島修 大槻奈那
(ニュース)
解説 市場は何を見ているか
大槻さんは「新興企業・成長の果実の“民主化”」で、「市場活性化の策として新NISA等もあったがもうひとつスタートアップ企業の支援があった。2027年までに10兆円の年間調達を促進することだが現状は7500億円。ベンチャーキャピタルが一番大きなルートとなるがいろいろと制約がみえる。個人などの裾野の拡大が重要となる。J−Ships特定投資家向け制度がある。夏にはNOT A HOTEL44億円の調達をした。投資信託で未上場株を購入するなどできる。個人もそのようなところから果実を考えてもよい」などと話した。高島さんは「国家はなぜ衰退するのか」で、「ノーベル経済学賞を受賞したダロン・アセモグル氏とジェームス・ロビンソン氏の2012年の著作。経済の問題を歴史的な経緯を踏まえた国会制度の枠組みの中で語っている。制度とは社会関係資本。インフラや人的資本、法体系、官僚を含めた統治機構。そこには政治権力の腐敗がある。円安局面で日本悲観の主張の流れの中で日本がアルゼンチン化するといった説もあった。著書のなかでも「アルゼンチンで数十年前におこったことは悲しいことだ」としている。アルゼンチン化する日本という論調は場当たり的な理論ではないか」などと述べた。