全国で進む水道管の劣化。どうやって水漏れを見分けるのか。専用の機器を地面に押し当て聞こえてくる音を頼りに漏水を確認する。車や周囲の雑音があふれる中での作業。こうした作業を効率化するため去年、ある技術を導入した。人工衛星から得たデータを解析し水道管の劣化の度合いが分かるという。100m四方の升目で80ほどのエリアが最もリスクが高いと評価された。やみくもに検査するのではなくリスクが高い地域を効率的に検査できる。

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前橋市水道局前橋市（群馬）

JAXA（宇宙航空研究開発機構）も出資するスタートアップ、天地人は衛星データを使ってさまざまなサービスを展開する企業。衛星から得られる地表の温度や僅かな地盤の変動などの情報に加え水道管が敷設された年や過去の漏水箇所などのデータを掛け合わせて水道管の劣化の度合いを評価できるという。前橋だけでなく全国17の自治体に導入された。日立製作所は漏水の振動を検知して遠隔で知らせる特殊なセンサーを開発。最大300mの範囲で漏水を検知できるため人の耳による漏水点検を大幅に削減できる。各地で厳しい運営を迫られる水道インフラ。国も民間の取り組みに期待する。

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中央区（東京）天地人宇宙航空研究開発機構斉藤鉄夫日立製作所

外遊中の岸田総理大臣は日本時間の夕方、ドイツ・ベルリンに到着した。まもなくショルツ首相と会談する予定で経済安全保障の強化が主なテーマになる見通し。岸田総理とショルツ首相の会談では経済安全保障をめぐり新たな協議体の創設で合意する見通し。背景には中国が特定の政策をのませようと不当な関税や輸出制限といった経済的威圧を強めていることがある。今回、議論される新たな協議の枠組みには両国の経済を所管する省庁が参加する。半導体や鉱物資源の確保などサプライチェーンの強化やAIをはじめとする重要新興技術の保護といった課題がテーマになるとみられている。ショルツ政権は去年7月には中国の経済的な依存度を段階的に引き下げる初の中国戦略を策定するなど中国から距離を取る政策を打ち出している。岸田総理としては、こうしたドイツの動きを歓迎し中国に依存しない強じんなサプライチェーンの構築で連携を深めたい考え。日本の総理大臣がドイツを訪問して行う首脳会談は7年ぶり。岸田総理としてはEUで中心的な位置を占めるドイツとの連携強化を進めることで、日本の経済安全保障の枠組みにヨーロッパの関与を深める狙いがある。

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アンゲラ・メルケルオラフ・ショルツベルリン（ドイツ）岸田文雄欧州連合習近平

千葉市・イオンモール幕張新都心では暑い屋外ではなく涼しい屋内で運動してもらおうとウォーキングコースを整備。また今年から全国のイオンモール75か所が自治体からクーリングシェルターとしての指定を受けた。熱中症特別警戒アラートが発令されるなどの猛暑日に館内全体が緊急避難施設として開放される。イオンモールは猛暑から避難する人たちの“ついで買い”を狙う。セールで狙うのはイエナカ消費。エアコンは平均3割引きで販売数の目標は去年の倍。テレビは最大4割引きで5倍の販売数を目指す。自宅でのプチぜいたく向けに黒毛和牛や、うなぎといった食材も2割引きに。暑さに加え、円安などの影響で海外旅行ではなく国内や自宅で過ごす人たちの需要を狙う。

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イオンイオンスタイル品川シーサイドイオンモール 幕張新都心クーリングシェルター千葉市（千葉）品川区（東京）

ここまで、イオンによるクーリングシェルター事業など紹介。子供服売り場では、この暑さなどあってプールグッズの売れ行きが好調なんだそう。涼むついでに買い物、という狙いがあるんだそう。

来週の経済注目イベントを紹介。7月15日・中国・三中全会、17日・訪日外国人客数（6月）が発表、19日・全国の消費者物価指数（6月）。15日には中国のGDPも発表される予定。外国人観光客数は今後も増える見込みだという。

エンディング映像。

「スポーツ リアライブ～SPORTS Real＆Live～」の番組宣伝。パリ五輪開幕まであと2週間。

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