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- 豊島晋作 竹崎由佳 長部稀 嶺百花
アメリカの為替、金利、商品、株式などのマーケット情報を伝えた。
JPモルガン証券チーフ株式ストラテジストの西原里江さんに話を聞く。ビックテック企業の決算が好調。AI関連のビックテックの成長がこの成長によるところが大きいと考えている。時価総額に占める割合は上位30社で5割。マグニフィセント7で35%に上る。アメリカ企業の利益率の推移。アメリカの景気はじわじわと減速している。アメリカ株は強さが続いている。今後の株価は?設備投資が鍵。この分野の利益は1年先の利益水準を見通すのが非常に難しい。マグニフィセント7とオラクルの設備投資額のグラフ。S&P500の株価収益率は17.3倍から23倍に大きく上回る。これが高値警戒感につながっている。企業の利益成長も大きくPER自体を押し上げてきた。今後もビックテックの設備投資、売上の伸びがこの高いPERを正当化できるかどうかがしばらく注目点にあり続けるなどと話した。
ECBは独自のデジタル通貨「デジタルユーロ」を2029年にも発行すると発表。来年中に関連法案を整える。2027年半ばに試験運用を始める計画。実現すれば日米欧の中銀が発行する初のデジタル通貨となる。ECBはデジタルユーロを現金を補完する形で導入。経済の効率性向上を狙う。
ANALOGホールディングスはエアージャパンの運航を2026年3月に休止すると発表。機材の納入遅れが続くなか、機材や人材を安定した収益見込めるANAブランドに集中するためとしている。ピーチアビエーションに続く第3のブランドとして成田からバンコク、ソウル、シンガポールの3都市に就航してきた。
ドイツの自動車大手・フォルクスワーゲンがトランプ政権による輸入自動車への関税強化で年間約9千億円の負担が生じる見通しを発表。アメリカでの販売も減少している。
山善とインソルハイは物流現場でのヒト型ロボットの実験の様子を公開。場所が固定されず人手の確保の状況に合わせて柔軟な作業が可能。作業を進めながら学習し動作を改善する仕組み。最大50台のヒト型ロボットを動かす「データ生成センター」を立ち上げる予定。2026年度内にトレーニング後のロボットの現場導入を目指す。
三菱地所は御殿場プレミアム・アウトレットで国内の商業施設として初めて空飛ぶクルマのデモ飛行を実施。プログラムされた航路を自動で飛行する。2028年以降に遊覧や商業施設間の移動などの商用化を目指す。
味の素の社内で「失敗展」が開かれた。社員が熱心に見ていたのは、社員の仕事上での失敗がイラストになって展示されている。デザインを担当したのは佐藤オオキ氏が代表を務める「nendo」。佐々木専務の失敗談。味の素・佐々木専務は客に寄り添っているつもりで実は見誤っているところもあるのではと。新しい一歩につながったかなと今は振り返って思うなどとコメント。失敗をポジティブに捉えて次への挑戦につなげていく狙いがある。味の素グループでは若手社員中心に社内横断型プロジェクトを立ち上げ、自律的な組織風土をつくるために活動してきた。今回の展示会もその活動の一環。中村社長は面白い。失敗を早くしてより深く学べばいい。より挑戦する文化が味の素グループ全体で広がっていくといいなどとコメント。
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あすは日中首脳会談の開催が調整されている。実現すれば高市首相になって初めての日中首脳会談となる。ただ緊張感のある会談になりそう。日米首脳の間では日米同盟の強化が確認された。日本にとって中国は経済の上ではなくてはならない存在、良い関係を打ち出せるような機会になればいいなどと話した。
エンディング映像が流れた。
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