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今回の世界遺産は火山が生んだ絶景の島。
メキシコの太平洋岸から約400キロのレビジャヒヘド諸島。火山が築き上げた4つの島々などからなる世界遺産。その1つロカパルティーダ島はかつては大きな火山島だった。もともとは海底で生まれ、果てしない歳月をかけて視聴を続けてきた。海面が下がった時代には雨や波が島を削り、その後再び海面が上昇。海からかをを出しているのは火山の残骸だ。この一帯に流れる海流は火山が作った急峻な地形にぶつかって海底に溜まった栄養分を界面に巻き上げる。それがプランクトンを育み、多くの魚が集まる豊かな海を生み出す。
トゥバタハ岩礁海中公園はサンゴ礁の輪。サンゴ礁の淵からそそり立つ断崖が続く。この壁は長い年月をかけて形成されたサンゴ礁。大昔、ここは火山島だった。はじめは島を取り囲むようにサンゴが棲み着いた。地殻変動で島が沈む一方、サンゴは成長を続けた。やがて島が完全に沈みサンゴ礁が輪を描くように残った。この島には多種多様なサンゴが生息している。
アイスランドは国土の約1割が氷河に覆われている。ヴァトナヨークトル国立公園の氷河の面積は東京都の3倍以上。氷の厚さは最大で900mを超える。氷河の下で今も火山活動が続く世界でも珍しい場所。グリムスヴォトン火山は近年、10年に一度程度噴火を繰り返してきた。氷河に描かれたマーブル模様を生む要因の一つが火山灰。噴火の際に大量に噴き出た火山灰は風で運ばれ氷河の方面へ。冬になるとその上に雪が降り積もり氷となる。夏には氷河の上に埃などがたまり再び黒い層が。何層にも重なり合い、凸凹に溶けることでマーブル模様が現れた。
ヨーロッパ最大級の水量を誇るデティフォスの滝。氷河から溶け出した水は長い年月をかけて溶岩の大地を削り続ける。100mの高さを超える断崖絶壁には地球の鼓動が刻まれていた。
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「世界遺産」の次回予告。
スペイン領のカナリア諸島。スペイン最高峰の山があるテネリフェ島の世界遺産テイデ国立公園。そのシンボルが富士山にそっくりなテイデ山。ラ・ゴメラ島には柱状節理と呼ばれる岩がある。流れ出た溶岩が冷えて固まる過程で規則的な亀裂が生じ、柱のような形になる。
カナリア諸島の中心に位置するグラン・カナリア島。火山が作った大地には人々の暮らしの跡が残されている。岩山には穴がいくつも空いている。500年ほど前まで先住民が暮らしていた住居だ。この一帯にあるのは火山灰などが固まった凝灰岩。比較的脆く加工しやすいため、人々は穴を掘り住居として利用した。穴の中は一年を通して温度変化が少なく快適な暮らしの場だった。断崖絶壁に掘られた住居は集落を護る天然の砦としての役割も果たしている。
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