- 出演者
- 島崎和歌子 加藤浩次 YOU 宇賀神メグ 倉本聰
今夜のゲストは先週に続き脚本家の倉本聰さん。前回の放送では倉本さんだからこそ語れる貴重な話をん数々を披露。名優・高倉健さんの素顔と不朽の名作「北の国から」(秘)話をたっぷりとお送りする。
オープニング映像。
また高倉健さんははパブリックイメージの通り非常に無口で会話の中で15分ほど黙ってしまうことがあったという。高倉さんは江利チエミさんと結婚するも後に離婚、その際に「女性に興味はないのか」と質問すると「ありますよ」と応えたという。またどんなところが良いのかという質問には15分ほどの沈黙のあとに「しなやかさ」だと答えたという。高倉健さんとの親交は大原麗子さんが間に入って始まり、後に自宅に訪れてくれるようになったという。会話の中で映画「ディア・ハンター」が話題になり、その時未見だったという倉本さんにニューヨークで見ようと誘ったという。その際に時差を利用し1日程度しかかからない旅を提案したという高倉さん、ただそこには倉本さんも同行しなかったという。仕事で2人が一緒に仕事をしたのは「あにき」という作品。その後「駅 STATION」という映画で再び一緒に仕事をするが、この作品は高倉健さんの誕生日プレゼントとして執筆した作品。ただ刑事役だった高倉さんが、恋に落ちた女性の恋人を射殺したシーンのあとその女性が働く店に行くが、自分は入れないと話し衝突したという。
倉本聰さんの最高の一品は極限の空腹の際に食べたバター醤油ライスだという。食の好みは人それぞれだという倉本さん。終戦直後に外食券食堂でご飯の上にバターと醤油を乗せて食べたのが一番美味しかったと語る。
戦前は家が裕福だったという倉本聰さん。ところが国債を購入し財産を失ってしまったという。その後は様々な仕事をしても上手くいかなかった。遺産などなかったが、遺産以上のものをのこしてくれたという。しかし一緒に野鳥を見に行くなど様々なものを残してくれたという。それは「北の国から 2002遺言」の中に生きているのかもしれないとした。また「北の国から」は都会しか知らない子どもが田舎に放り込まれたらどんな反応をするかを描いたもので、最初は吉岡秀隆さん演じる純の目線からのものだった。しかし次第に経験を経て田中邦衛さん演じる五郎の目線に変わっていったという。また複数の主役候補の中で「情けない役を演じられるのは誰か」ということで選ばれたのが田中邦衛さんだったという。また「北の国から’84夏」の食堂のシーンは当初あったものではなく、従業員役の伊佐山ひろ子さんのサイドから考えたもののだと明かした。
北の国からの続編に関して、現在鬼籍に入られた役者さんも多くできないだろうとする倉本聰さん。ただ黒板五郎が亡くなるシーンは描きたかったとして、アニメで続編を作ることを考えたという。最後に倉本さんは自身にとって美味しいものは「まあ日によりますね」とたっぷりと間を置いて語った。
加藤浩次は「倉本聰さんさんの作品はセリフを一言一句変えてはならないと聞いたことがある」と質問する。倉本さんは「嘘です」としつつ、ある若い歌手がセリフの語尾を変えたことがありその際に「一言一句変えないでくれ」と言ったことがあるとした。
倉本聰さんが「一言一句変えないでくれ」と言ったのは父親と子どもが和解するシーンで、子どもが「よう」から「やあ」に変えたところだとした。
人生最高レストランの次回予告。
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- 大谷翔平