2025年9月14日放送 12:00 - 12:54 テレビ東京

何ひとつ無駄にしないプロジェクト〜テレ東、農家はじめました

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オープニング

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(何ひとつ無駄にしないプロジェクト〜テレ東、農家はじめました)
50年放置された土地で畑作り 夏の収穫祭

今年5月、夏の収穫に向けて植えた野菜1つ目はメークインというジャガイモ。ジャガイモは種芋から育てるのが一般的。通常は切って入れたりするが、5月の気温が上がったりするので、急に上昇すると切り口から腐敗するため丸のまま植え付ける。2000個植え付けるとおおよそ5倍以上なるという。2つ目の野菜はとうもろこし。ドルチェドリームは成長が早くて育てやすいという。順調に育ては糖度18度にもなり、植え付け時点の葉っぱの時点で甘い。植える苗は2000株。さらにもう1つ作る野菜はきゅうり。レタスを作った後の場所に植える。残った茎や根は土と混ぜて畑の栄養にする。マルチシートを外しトラクターで耕運、肥料を撒き新たな土壌を作っていく。そこへ再び白いマルチシートを張っていく。白マルチは光を反射するため、土の中の温度上昇を抑える効果があり、きゅうりなど夏場に植える野菜に適している。その上からアーチ状のパイプを2m間隔で刺していき、ネットをかければ苗植え。80株植える。その後、とうもろこしは順調に育ち1ヶ月で約30cm成長。ジャガイモも順調に育ってるように見えるが、でてないところがあり、シートのしたに隠れているので穴から出した。1ヶ月半経った6月下旬、とうもろこしの葉がかじられていた。

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今週はSDGsウィーク

今週はSDGsウィーク。未来につながる社会問題に取り組む人や企業の活動を取り上げる。

50年放置された土地で畑作り 夏の収穫祭

地元で農家を営む大澤武さん。富士河口湖町にある4ヘクタールの畑でとうもろこしと桃を作っている地元を熟知した農業のプロ。一行の畑はシカ被害に。そもそも害獣対策ネットを張っているにも関わらずなぜ侵入できたのか。シカは2.5m~3mの高さがないと簡単に飛び越えてしまう。さらなる被害を防ぐために害獣対策ネットを補強。高さを1m追加。3時間かけ周囲160mすべてのネットを補強。2週間後の7月上旬。シカ被害にあった野菜はどうなっているのか。4株だけ被害を免れたきゅうりは大きく成長。試食してみるも「あんまり美味しくはない」と。大きくなりすぎると味が落ちてしまうため収穫のタイミングが重要。ツルの誘引を行った。ツルを支柱やネットに固定し、日当たりと風通しを良くし育ちやすくする。さらに枝分かれしたツルをカットすることで、栄養の分散を防ぎ、おいしいきゅうりを育てることができる。一方で全体の7割が害獣被害にあったとうもろこしは、1本の木から実が2本ずつ出ていたが、シカに食べられた葉は実がならなかった。この日の作業は成長が見込めないものを抜き、新しい苗を植え直す。抜いたとうもろこしを無駄にしない活用法とは。

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富士吉田市で草木染め作家として活動する藤崎仁美さん。材料に使うのは玉ねぎの皮やさくらんぼの枝など普段捨てられるものを有効活用している。抜いたとうもろこしを染料にする。まずは葉や茎を細かく刻む。水を入れ2時間煮る。オリジナルTシャツを作ることに。液体だけを抽出しTシャツを入れ30分ほど漬け込む。色落ちを防ぐためにミョウバン液に漬け込む。最後に水洗いして完成。むだNOえんに戻りとうもろこしの苗を植え直した。無駄な野菜を使用した商品の発表イベントにむだNOえんを代表した松井愛莉が登壇した。害獣ネットが倒されシカ・イノシシが侵入し被害を受けた。植え直した1000株のとうもろこしもほぼ全滅した。きゅうりも食べられ全滅した。倒れたとうもろこしの修復作業をした。1番上だけ残し他はヤングコーンとして収穫する。ヤングコーン塩と胡椒あえなどを作り試食した。

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Perfumeかしゆか×ビニール傘の無駄なし先生

Perfumeかしゆかが無駄なものをアップサイクルする先生から様々なことを学ぶ。今回はビニール傘を有効活用する無駄なし先生を紹介する。日本では年間約8000万本のビニール傘が消費されているが、捨てられがちのため社会問題にもなっている。「モンドデザイン」ではビニール傘をリサイクルしてトートバッグを制作。撥水性が優れていて手入れが簡単だと好評だということ。

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Perfumeモンドデザイン日本獣医生命科学大学

かしゆかがミシン縫いに挑戦した。ビニール傘を活用した製品はトートバッグの他にも、スマホケースやウエストポーチなどがある。端材も組み合わせて有効活用しているということ。開発で一番苦労したことはルート作りだという。ビニール傘をアップサイクルして作られた造花「Umbrella Leaf」は大阪万博にも出展した会社「octangle」の作品。他にもピアスなどがある。近年、JR西日本では忘れ物となった傘を回収し、リサイクルして新品同様に生まれ変わらせている。それらを今後駅などで利用されている傘のシェアサービス「アイカサ」でも貸し出していく予定だということ。

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50年放置された土地で畑作り 夏の収穫祭

7月下旬、とうもろこしの収穫日を迎えた「むだNOえん」。大澤さんによると少し小さいが1つの実の粒としては合格の出来だという。地元の子ども達20人と一緒に30分で250本を収穫した。5月に植えたじゃがいもも収穫した。むだNOえんメンバーが収穫したとうもろこしとじゃがいもを調理。焼きとうもろこしやカレーライスを作って食した。子どもたちは「おいしい」などとコメント。

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