- 出演者
- 内村光良 大竹一樹(さまぁ~ず) 千原ジュニア 池田美優
昭和24年創業「ひだか和紙」は世界一薄い和紙「典具帖紙」を製造している。通常の和紙は1平米あたり約50gに対し、典具帖紙は1平米あたり1.6g。厚さは0.02mm。山奥に工場があるのは和紙作りには欠かせない豊富な井戸水があるため。この和紙は世界中の重要文化財の保護・補修に使われている。日本では浅草寺の仁王尊像の修復に使われた。
「日本触媒」は紙オムツの中に入っている高吸水性ポリマーを製造している。高吸水性ポリマーは一粒が網目構造になっており水を閉じ込め固めることができる化学物質。世界トップシェアを誇る理由は吸水力の高さと速さ。日本触媒の高吸水性ポリマーは偶然できた発明品。国内外にオムツメーカーから注文が殺到し世界の紙オムツの4分の1に使用されている。また脱臭剤や保冷剤、使い捨てカイロも高吸水性ポリマーが使用されている。
「萩原工業」は元々はゴザの縦糸を作っていた会社。その技術を活かして開発した商品はブルーシート。今ではブルーシートだけで年商60億円、国内シェア約90%。萩原工業のブルーシートが最も優れているのは水に対する強度。
東京ンの川沿いに桜を植えさせたのは徳川吉宗。桜を植えて見に来た人たちに堤防を踏み固めさせるため。しかし倒木や根の腐食による空洞化など堤防の安全性に影響する可能性がある。
「ナブテスコ」は自動ドアを製造していて国内シェア約55%、世界シェア約20%を誇る。他にも地下鉄のホームドア、動物園のゾウ用の自動ドアなども製造。中でも大変だったという設置場所は東京スカイツリーの地上450mにある自動ドア。強風や雷に耐えられる強度の自動ドアを設置するのに着手から5年かかった。
「廣部硬器」は警察紋章を製造している。過去68年で作った警察紋章の数は2万個以上。警察紋章を作る会社の中でもシェア約7割を誇る。元々は木製だった警察紋章は数年足らずで劣化してしまい取り替えないといけなかったが廣部硬器の警察紋章は半永久的を売りにしている。紋章を金色にする作業は純金を塗って焼き付けている。
「貝印」はインドの生活様式に合わせた爪切りを販売し絶賛爆売れ中。インドで爆売れしている秘密は爪の間の掃除付き。インドの食文化は手で直接口へ運ぶ伝統的な食べ方で爪の間にものが入りやすい。これまでインドの爪切り普及率は40%未満だったが、貝印の爪切りが話題となり約55%に上昇。
「ヤマダフーズ」は業務用ひきわり納豆を製造。回転寿司やコンビニの納豆巻きの約4割をヤマダフーズが作っている。昔は料理人が包丁で細かく刻み非常に手間がかかっていたためチューブ型を開発。他にも簡単に納豆巻を作れる納豆芯も開発。
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「タカ食品」は国内シェア約50%を誇る給食の小袋ジャムを作っている。小袋ジャムは昭和32年にタカ食品が日本で初めて開発。戦後、給食もパン食が増えてきたがボウルからジャムを取り分けるのが面倒だったため開発したという。近年では病院食にまで進出し海苔をジャム化し爆売れ。
東南アジアでは焼き芋が空前の大ブームになっている。DON DON DONKIが出店し焼き芋文化が浸透。さつまいも輸出量の約30%、1000tを作っていたのは宮崎・くしまアオイファーム。くしまアオイファームのさつまいもが人気の理由は傷が少ないため。船便で6日ほどかけて輸送されるさつまいもは輸送中に傷がつき味が落ちたり腐ってしまい廃棄率は約6割。しかし高温多湿な環境下で傷の修復を促す作業を2回行い出荷することで高品質なさつまいもが食べられると人が殺到。くしまアオイファームは新種を開発し、名前を募集中。
何ソレMVPは「日本触媒高吸水性ポリマー」に決定した。
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何を隠そう…ソレが!の次回予告。