- 出演者
- 石丸幹二 坂下千里子 高島礼子
番組が街頭でインタビューしてみると、20~80代の男女60人のうち9割以上が口のトラブルを抱えていた。口内炎や口の乾きには大きな病気が隠れている可能性がある。
今週のテーマは「お口のトラブル」について。頬の内側を噛んでしまったり、口が乾くといった日常の出来事に、大きな危険が隠れているという。
港北区にある新横浜歯科衛生士・歯科技工士専門学校。口を噛む、口内炎ができやすいなどの悩みを持った3人の男女に集まってもらった。まずは口の乾きについて解説。唾液にはカンジダ菌などをブロックする役割があり、分泌がスムーズに行われないとドライマウスになりやすくなる。交感神経が優位になることで緊張から引き起こされることが多く、ガムやグミなどを咀嚼することで解決できる。
続いては口内炎について中川洋一氏が解説。口内炎は原因や場所によって大きく4種類に分類され、最も一般的なのが楕円形で白い「アフタ性口内炎」。しかし詳しい原因は解明中で、免疫力低下やストレスなどが引き金になる。ウイルス性口内炎は水疱のような見た目で、ヘルペスウイルスなどの粘膜感染で発症する。潰瘍性口内炎は口内を噛んでしまい、上皮が剥がれてしまうのが原因だが、白板症から舌がんになる恐れがある。刺激物を避けて口内を清潔に保っても、2週間治らなければ病院に相談した方がよい。
口の機能低下=オーラルフレイルにはサインがあり、以前より硬いものが噛みにくい、食べこぼしが増える、むせやすいなど。年齢とともに筋肉が衰え、誤嚥の危険性もあるため軽視できない。日本声磨き普及協会が掲げるメソッド「声磨き」は、表情筋のストレッチや正しい呼吸や姿勢を身につけるのに適している。浦和レッズ後援会のボランティアチームを始め、フロンターレやモンテディオにも広がりを見せている。
日本声磨き普及協会の佐藤直さんがスタジオで発声法をレクチャー。口を大きく開けて声を押し出すように出し、「あいうえお」の時は表情筋をしっかり使って、ゆっくりはっきり声を出すことが有効。免疫力が上がることで誤嚥防止につながる。
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