- 出演者
- 薬丸裕英 峰竜太 井ノ原快彦 中原みなみ 荒俣宏 亜希
オープニング映像。
世界中からやってきた観光客にも大人気の街は、浅草寺・雷門の西側にある、世界に誇る調理道具街・合羽橋。約160軒の調理道具店が並ぶこの専門店街では、10月6日~12日に「かっぱ橋道具まつり」を開催。総額600万円が当たる現金抽選会も。更に街の老舗では、浅草っ子が愛する味を楽しめる。東京都・台東区の合羽橋へは、東京メトロ銀座線・田原町駅からアクセス。今回はかっぱ橋道具街通りと、交差するかっぱ橋本通りにスポットを当てる。
「浅草 合羽橋 BEST20」の第20位は、世界の「KAPPABASHI」。東京メトロ銀座線・田原町駅から約300m歩くと、かっぱ橋道具街の入口へ。この通りは外国人観光客に大人気。そこで、外国人観光客に「かっぱ橋道具街で買える!日本の便利キッチングッズQUIZ」を出題。まずは、「厨房機器・調理道具の浅江」にある、細かい溝が幾重にも並んでいるグッズの用途について。カナダからの観光客は、生地を入れてハンドルを回すと麺みたいなものが出てくると予想。正解は、板海苔が一瞬で刻み海苔になる「のりシュレッダー(1700円)」で、試用した観光客は驚いていた。続いては、「アサヒサンドレッド かっぱ橋店」にある、細いスリットが入ったプラスチックボウルの用途について。アメリカからの観光客は、サラダやフルーツの水切り器と予想。正解は、米とぎ専用のボウル「こめコレ!いち押し米とぎボウル(990円)」で、中心を押すと米をこぼさずに排水できる。ドイツからの観光客が試用し、最高の発明だとコメントした。この後も、楽しい調理道具が続々登場する。
「浅草 合羽橋 BEST20」の第19位は、かっぱ橋交差点にある昭和37(1962)年創業の喫茶器具専門店「ユニオン」。今外国人観光客に人気なのは、HARIO・ORIGAMIなどの日本メーカーが手掛けるハンドドリップ用のドリッパー。メキシコからの観光客も、ORIGAMIのドリッパーを購入していた。この様に、日本ほどハンドドリップコーヒーが根付いていない海外から人気が上昇している。しかし、コーヒーインストラクター・小野裕也が初心者にオススメするのは「ベトナム式コーヒードリッパー(1750円)」。小野曰く、ハンドドリップはお湯の淹れ方で味が変わりやすいが、ベトナム式は上蓋の締め付け具合で抽出のスピードを変えられるため、操作が簡単で初心者向きだそう。
「浅草 合羽橋 BEST20」の第18位は、陶器部・洋食器部などこの街に4店舗を構えるキッチングッズ店「TAKASO」。2019年にオープンした「TAKASO デモ&キッチン」では、最新の厨房機器を店頭で試用することができる。TAKASOは今かき氷グッズに力を入れており、SWANと共同開発したオリジナルかき氷機や「かき氷専用スプーン(1320円)」を販売している。また、かき氷店の出店者・出店希望者向けに氷の削り方・シロップの作り方などをレクチャーする「ふわふわかき氷 スタートアップセミナー」も開催中。取材日には、ドバイから来た女性が母国でかき氷店を開くためにレクチャーを受けていた。
「浅草 合羽橋 BEST20」の第17位は、台東区生涯学習センター内にある、鬼平犯科帳などの時代小説で知られる浅草出身の作家・池波正太郎(1923~1990)の文学館「池波正太郎記念文庫」。ここでは、自宅の書斎の一部を生前のままに復元したり、万年筆などの愛用品が収蔵されたりしており、今年12月1日にリニューアルオープンを予定している。
「浅草 合羽橋 BEST20」の第16位は、地元民の行きつけ。「高村製缶」3代目・高村雅夫が挙げたオススメの美味しい店は、かっぱ橋本通りにある創業昭和中期の町寿司「太助寿し」。今は三代目・峯晴之が店を継いでおり、ランチの握り「上寿司(ランチ 1630円(平日料金))」では、徳島県産シロホシフエダイ・長崎県産穴子などの希少なタネも日替わりで楽しめる。取材日には「三木商店」女将・三木靖子とその娘・久下恵が来店しており、三木は60年もこの店に通っていると話した。また、「飯田製作所」社長・飯田勉の行きつけは、かっぱ橋本通りの裏手にある1974年創業のロシア料理店「ストロバヤ」。飯田が好きな「キャベツロール(2200円)」はつなぎにご飯を使用し、特製トマトソースと共に8時間以上煮込んだ、肉の旨味・トマトの酸味のバランスが絶妙な逸品。
合羽橋についてスタジオトーク。幼少期近くに住んでいた荒俣は、昔はそこにまむし屋があり、”漢ならみんな飲む”マムシの強壮剤や”恋煩いに効く”と言われたイモリの黒焼きなどが残っていたと話した。また、公式YouTube「亜希の母ちゃん食堂」やオレンジページ「亜希の「ふたが閉まるのか?」弁当 ~母ちゃんと息子2人、笑いと涙の18年の弁当記録~」などで、料理に関する発信をしている亜希は、合羽橋を「あらゆる所に欲しいものがある場所」と称し、イライラしてる時に米をといでいると零して自己嫌悪に陥ってしまうため、VTRに出てきた「こめコレ!いち押し米とぎボウル(990円)」を買いに行きたいと語った。
「浅草 合羽橋 BEST20」の第15位は「カッパだらけ」。かっぱ橋道具街のほぼ真ん中に建っているのは、2003年に設置された「かっぱ河太郎像」。これ以外にも道具街では至る所にカッパがおり、かまた刃研社にはコック帽を被ったオリジナルのカッパ・カッちゃんとパッくんもいた。そこで、そもそもの地名の由来を解説。江戸時代、今のかっぱ橋道具街通りには新堀川という人工川が流れており、文化年間に水害対策のため行った治水工事が難航したが、それを見ていた河童が夜な夜な工事を手伝い、その後架けられた橋が「合羽橋」と名付けられたと言われている。また、大正時代に新堀川沿いで数軒の古道具商が店を開いたのが、道具街の発祥。かっぱ橋道具まつりでは、カッパにちなんだ企画も。昭和16(1941)年創業の三木商店では、5000円以上の購入で「カッパトートバッグ」をプレゼント。2019年創業の「TAKASO デモ&キッチン」では、来月10日~12日の期間限定で、せんべい・黒ゴマエスプーマでカッパの皿を再現するなどしたかき氷「氷かっぱ(1400円)」を販売する。荒俣は、1956年~1997年までの10月1日・都民の日に、動物園などの施設や都電が無料になるバッジが販売されていたが、1959年からバッジのデザインが河童になり、東京都のシンボルは河童だったと話した。
「浅草 合羽橋 BEST20」の第14位は、かっぱ橋道具街通りから1本裏に入った路地にある、明治40(1907)年創業の和菓子店「梅源」。機械を一切使わず手作りに拘るこの店の名物は「きんつば(1個 170円)」と、昔ながらの木型を使用して作る、北海道産の小豆が入った金花糖「小倉金花(1袋 350円)」。
「浅草 合羽橋 BEST20」の第13位は、「菓子道具の老舗」。「梅源」3代目・鵜飼慶之も話すように、関東大震災の区画整理で神田の菓子製造卸が合羽橋に移転したという歴史がある。それと共に菓子道具の専門店も増え、明治28年創業の「浅井商店」・明治38年創業の「ヨコヤマ」などの老舗が今も経営を続けている。昭和23年創業の「馬嶋屋菓子道具店」は2020年にリニューアル。店内にある金網の巨大タワーには、イルカ・ハロウィンのかぼちゃなど約1500種のクッキー型が陳列されている。更に、「オーダーメイドクッキー型(1点 3000円~)」も受け付けており、今回は番組オリジナルのクッキー型をオーダー。足跡マークや人型マークのクッキー型を製作してもらった。そして、かっぱ橋道具まつりでは、馬嶋屋菓子道具店も来月10日限定で、3000円以上購入した人に好きな形のクッキー型を作成するサービスを行う。荒俣はこのクッキー型の種類の豊富さに、日本がものづくり世界一と言われる理由が詰まっているとコメントし、亜希は自宅でのクッキー作りでコップやお椀を使って形を取っていたと話した。
アド街の出没タウンLINEUP。次回は中央線の三鷹、来月10日は埼玉県・上尾に初出没。
「浅草 合羽橋 BEST20」の第12位は、「 路地裏に美食」。かっぱ橋道具街の裏通りにあるのは、棒寿司専門店「468(ヨーロッパ)」。ここの「穴子の棒寿司 ハーフ(2970円)」は、対馬産の穴子にタレを塗って焼き上げる関西風の逸品。また、かっぱ橋本通りから1本入った路地に構えるのは、昭和52(1977)年創業の焼肉店「本とさや」。ここは著名人も多く訪れる有名店で、「上ロースグイ(3250円)」はグイネギ(味付き白髪ネギ)を巻くのが本とさや流。「特上カルビ(3245円)」は重厚な旨味を味わえる。そんな人気店を営む社長は、”人生死ぬまで青春”こと三浦英一(73)。三浦は毎日のまかないの焼肉が元気の秘訣だと言い、そのまかないが裏メニュー「青春ラーメン(2200円)」として注文できる。これは、ユッケジャンスープのラーメンに上ロースを4枚も乗せた、旨辛な1杯。
創業は昭和17年、そば道具と漆器のお店。第11位「竹むら漆器店」。名店「かんだやぶそば」で使われるそばせいろ。炭を入れて海苔を乾燥させる漆塗りの焼き海苔箱もこちらの作品。二代目はそば道具などを次々考案してきたアイデアマン。出前のせいろに仕切りをつけ天せいろを運びやすくした器に、どんぶりが滑りにくいノンスリップ盆など。去年のアド街30周年スペシャルにも登場した下町の名物女将マサ子さん。竹村さんとは町内会が一緒で、大の仲良し。アド街のメモリアルブックの取材でイノッチ部長も2人を訪ねた。
本通りに構える大正13年創業の木彫りの看板工房。第10位「福善堂 坂井看板店」。浅草、鷲神社の看板もこちらが制作。現在は、3代目の御夫婦と4代目を継ぐ息子さんが、伝統の職人技を守っている。木の板に小刀1本で、文字を浮き上がらせるように掘っていく看板作り。完成までの工程はすべて手作業。特に多い注文が、縁起物の招木札。自分の店の開店祝いの招木を受け取りに来たお客さん。これは、暴れ熨斗という勢いを表す紋様。商売繁盛の願いが込められている。
大正12年創業、包丁の老舗。第9位「かまた刃研社」。全国から厳選した800丁以上の包丁を扱う。包丁は1本ずつ検品し、常に最高の状態で販売。その品質には、外国人も感服。4代目は、大阪・堺の名工「富樫打刃物製作所」に包丁作りを指示。その縁で扱うのが、国内でも数人しか作れないという水本焼の包丁。刃紋は富士山を表している。
昭和14年創業の「カジワラキッチンサプライ」は、厨房機器のメーカー。近年のヒット作は、クレープを連続で自動に焼く機械。生地を流すと、ローラーの鉄板で焼き上げる。1時間に100枚以上焼けるので、ミルクレープを作るお店などで重宝されている。第8位「厨房機器メーカー」。「飯田製作所」が主に手がけるのは、菓子の製造機械。団子の生地を作る蒸練機は、夏目漱石も愛した日暮里の名店「羽二重団子」でも使われている。飯田製作所のベストセラーが、自動団子製造機NMD1型。生地をセットするだけで、団子を成型し串まで刺してくれる。そのウリは特許も取得した、団子のちょうど真ん中に串を刺す技術。形の綺麗な団子を作れるため、大手コンビニの工場にも導入されている。
便利グッズの品揃えは道具街一と言われる人気店。第7位「飯田屋」。調理道具マニアの6代目は、自ら商品開発も行う。7年前の取材時は、「世界一切りやすいピーラー」の開発中。1度ずつ刃の角度が違うピーラーを比較するなど、切りやすさを徹底的に追求していた。そして生まれたのが、「エバーピーラー」。硬いかぼちゃの皮もスルスル剥ける切れ味で、累計25万本の大ヒットとなった。今回、飯田屋に伺ってみると、またまた新たな商品の開発中だった。一粒もお米がくっつかないしゃもじ。そんな理想のしゃもじを作るべく、研究を重ねわかったことがあるそう。「ご飯の中に、しゃもじを入れた時に、しゃもじがご飯を潰してしまうと、ご飯から糊が出てくる。しゃもじが米とくっついているのではなく、米から出た糊が別の米にくっついてしまう。なので、しゃもじの先端が薄ければ薄いほど、ご飯を破壊しない。」飯田屋オリジナルしゃもじは、年内発売予定。
明治43年から続く、はしの専門店。第6位「はし藤本店」。割り箸だけでも60種類以上を揃えている。四国の桧を使った香りの良い割り箸や、木の肌目が美しい北海道の椴松の割り箸などもあるが、一番人気は吉野杉の中心部赤太のみで作る利久箸。銀座の料亭「小十」でも採用されている最高級の品。お家で使えば、プチ料亭気分が味わえる。
明治41年創業の陶器の専門店。第5位「小松屋」。これまで多くのラーメン店のどんぶりを制作してきた。定番デザインの雷紋は、小松屋が初めて取り入れたと言われる。それを使っていたのが、明治43年に創業し、東京の醤油ラーメンの先駆けとなった「浅草來々軒」。戦後、來々軒は閉店したが、今年7月浅草3丁目に復活した。店主は創業者の玄孫にあたる方。新たなどんぶりは、小松屋に注文した。どこか懐かしい味を小松屋のどんぶりが引き立てる。
