2025年11月19日放送 13:05 - 13:55 NHK総合

列島ニュース
島根 今こそ八雲を学ぼう!「へるんさん講座」

出演者
北村紀一郎 長野亮 松田利仁亜 高瀬耕造 後藤康之 北向敏幸 坂下恵理 小野文明 塩崎実央 鈴村奈美 山中翔太 打越裕樹 大村広奈 飯塚洋介 
(オープニング)
オープニング

オープニングの挨拶。

(気象情報)
気象情報

気象情報を伝えた。

大分局 昼のニュース
焼失面積は4万平米以上に 県は陸自に災害派遣要請

きのう夕方、大分市佐賀関で発生し、住宅など170棟以上が延焼した大規模な火災について、市の災害対策本部は、きょう午前8時現在で焼失した面積が約4万8900平米にのぼると明らかにした。通報から半日以上経った現在も消火活動が続いていて、県は大分市に災害救助法の適用を決めるとともに、陸上自衛隊に災害派遣の要請を行った。佐賀関は関アジと関サバの水揚げで知られるが、複数の漁業者は「火事があったのできょうは漁に出る気にならない」と話していた。避難所にはけさ7時時点で110世帯170人が避難していた。避難所では地元の道の駅の人たちがおにぎりを配っていた。県の災害対策本部によると、76歳の男性と連絡が取れていない他、50代の女性がのどにやけどを負う軽いけがをして、病院に搬送された。災害対策本部では被災者の避難生活が長期に及ぶことも見据え、避難先の住宅の確保についても検討を始めた。

福岡局 昼のニュース
小型機墜落 3人死亡 異常知らせる連絡なし

きのう八女市の山間で小型機が墜落し3人が死亡した事故で、連絡が取れなくなっている小型機が、離陸した際に佐賀空港の管制と交わした交信では、異常を知らせる連絡はなかったことが国土交通省への取材でわかった。離陸の約18分後に機体からの救難信号を受信したということで、警察などが事故の原因を調べている。警察はきょう現場の山に入り、3人の遺体を運び出して身元の特定を進めるとともに、機体の状況などを詳しく確認している。国の運輸安全委員会もきょう午後、調査官を佐賀空港に派遣し、事故原因の調査を始めることにしている。

年末を前に飲酒運転撲滅へ 繁華街で大規模検問

年末を前に飲酒運転撲滅への機運を高めようと、警察が昨夜、北九州市小倉北区の繁華街で大規模な検問を行った。検問では、警察が片側3車線の道路を通行する車両を止めて、アルコール検知器でドライバーの呼気を調べた。また歩道では自転車に乗っている人にも検問を行うなど、約1時間半にわたって669人を検査したが、警察によると検挙や警告はなかったという。警察によると、県内では今年9月末までに飲酒運転による検挙の数が2267件にのぼり、去年の同じ時期と比べて1121件増えている。このうち1112件は、去年11月に罰則が強化された自転車を運転している際の検挙だという。

青森局 昼のニュース
雪は峠を越えるも厳しい冷え込みに

青森地方気象台によると、今シーズン1番の強い寒気が流れ込んだ影響で、県内で降っていた雪は昨夜の時点で峠を越えたが、今朝も厳しい冷え込みとなった。冬型の気圧配置は次第に緩む見込みだが、路面の凍結による交通への影響などに注意が必要。きょう午前9時の時点での積雪の深さは八甲田山系の酸ヶ湯で1m15cm、青森市と弘前市で7cm、平川市碇ヶ関で6cmなどとなっている。最低気温は十和田市で-4.5℃、平川市碇ヶ関で-3.7℃、三沢市で-1.5℃、六ケ所村で-1.1℃などと、各地で平年を3℃~4℃ほど下回った。日中の最高気温もむつ市と八戸市で6℃、青森市と弘前市で5℃などと、10℃を下回る所が多いと予想されている。

地域の魅力発信へ キーホルダー制作

鰺ヶ沢町の高校生が地域の魅力を伝えようと、焼きイカなどの町の特産品を題材とした、オリジナルのキーホルダーを制作した。鰺ヶ沢高校では生徒たちが去年から、「鰺ヶ沢町のイチ押し」をテーマにしたオリジナルグッズを制作・販売している。第三弾となる今回は3年生5人が町特産の「焼きイカ」や、町で養殖している日本最大の淡水魚「イトウ」、赤石川の「金アユ」などを題材に、写真とイラストの合わせて6種類のデザインのキーホルダーを制作した。生徒たちが販売場所であるJR鰺ヶ沢駅構内の町の観光案内所にキーホルダーを置くと、早速、駅を利用した観光客などが1つ200円で購入していた。鰺ヶ沢高校によると、オリジナルグッズの企画開発は今回で最後となるが、これまでに制作したグッズはできるかぎり継続して販売するという。

仙台局 昼のニュース
各地 この冬一番の冷え込み 路面凍結による事故相次ぐ

今朝は県内のほとんどの観測点で最低気温が氷点下となり、この冬一番の冷え込みとなった。各地で路面の凍結による事故が相次ぎ、警察は本格的な冬を迎え、冬用タイヤへの交換に加え、安全運転を心がけるよう呼びかけている。仙台市ではけさは最低気温が0.7℃と冷え込んだ。気象台によると県内のけさの最低気温は栗原市耕英で-4.0℃、登米市で-3.3℃などとなった。利府町の県道8号線では、軽自動車がスリップして中央分離帯に衝突し、横転した。また、松島町の三陸自動車道では、ワンボックスカーが橋の上でスリップし、中央分離帯にぶつかった。仙台市青葉区の国道48号線では、軽トラックと軽自動車が衝突する事故があった。いずれもけが人はいるが命に別条はないという。警察によると、県内ではきのう午後6時~きょう午前8時までに、路面の凍結による事故が17件確認されているという。

橋の銘板の盗難被害 5市町10か所で40枚

今月10日、大崎市の桑折江大橋で金属製の銘板4枚が盗まれているのを、河川事務所の職員が見つけたことを受け、県は管理する全ての橋を緊急点検した結果、登米市、大崎市、大郷町など県内5つの市と町の10か所の橋で計40枚が盗まれていることがわかった。県は警察に被害届を提出したという。警察は、売却目的の連続窃盗事件の疑いもあるとみて捜査を進めている。

名古屋局 昼のニュース
各地で気温下がる 岐阜 山間部では雪も

今朝の愛知、岐阜、三重の東海3県は、冬型の気圧配置となって各地で気温が下がり、岐阜県の山間部では雪が降ったところもある他、名古屋市などでは今シーズン1番の冷え込みとなった。標高が約900mある岐阜県飛騨市の数河峠の道路脇には、10cmほどの雪が積もり、近くのスキー場も雪で覆われていた。今朝の各地の最低気温は岐阜県高山市荘川で-1.8℃となった他、愛知県豊田市稲武で-0.6℃などと、最低気温が0℃を下回る冬日となった。この他、名古屋市で5.6℃、岐阜市で4.7℃、津市で7.0℃などとなり、東海地方では低い所では12月上旬並の気温となった。愛知県犬山市にある日本モンキーセンターのワオキツネザルは、寒さが苦手。体温を上げるため太陽に向かって両手を広げ、日光浴する姿が見られた。東海3県は日中も気温はあまり上がらない。最高気温は名古屋市と岐阜市で14℃、津市で13℃、三重県伊賀市で11℃、岐阜県高山市で9℃などと予想されている。体調管理にも気をつけること。

盛岡局 昼のニュース
冬用タイヤ早め装着 クマとの衝突事故に注意

本格的な雪のシーズンを前に、八幡平市を通る高速道路・東北自動車道の西根インターチェンジで、警察がドライバーに対して、冬用タイヤの早めの装着やクマとの衝突事故に注意するよう呼びかけた。警察によると、県内の高速道路で車がクマと衝突する事故はことし、先月末までに42件発生していて、過去5年間で最も多かったおととしを上回るペースだという。

冬の盛岡の街を彩るイルミネーション

冬の盛岡の街を照らす「もりおかイルミネーションブライト」がきのうから始まり、約2万個のLEDライトが盛岡の玄関口を彩っている。きのうはJR盛岡駅東口にある滝の広場で点灯式が行われた。会場には緑や赤のLEDライトで東北新幹線のはやぶさと秋田新幹線のこまちをかたどったものや、アルファベットのMORIOKAの文字が輝くフォトブースが設けられた。また、オレンジ色のライトで飾りつけられた光のトンネルも設置され、集まった人たちは写真を撮るなどして華やかなイルミネーションを楽しんでいた。実行委員会によると、イルミネーションは来年2月15日までの期間中、毎日午後5時~午後10時まで点灯される。

秋田局 昼のニュース
県が自治体に箱わな貸し出す緊急対応

クマによる人身被害や目撃が相次いでいる秋田県では、クマを捕獲する箱わなの数が不足していて、県が自治体に向けて箱わなを新たに用意して貸し出す緊急の対応を行っている。秋田県では先月以降、クマによる人身被害が急増し、きのう正午までに4人が死亡、62人がけがをしている他、市街地での目撃も相次いでいて、県が全域に「ツキノワグマ出没警報」を出し、住民に警戒を呼びかけている。県によると、箱わなの貸し出し期間は今年度いっぱいで、大館市と鹿角市にはすでに1つずつ設置を終えているという。県は残りの11自治体についても、「今月中に貸し出したい」としている。

地元の農家が育てたシクラメンの展示販売会

赤やピンクなど色とりどりのシクラメンを集めた展示即売会が、潟上市で開かれている。この展示即売会は潟上市のブルーメッセあきたで毎年この時期に開かれていて、ことしは地元の4人の農家が育てたシクラメン約40種類・3万鉢余が用意されている。このうちことし初めて出品された「アンシャンテ」という品種は、淡いピンク色の花びらの根本の部分だけが濃い紫色なのが特徴で、花びらの形はドレスのフリルのようになっている。また、紫色の花を咲かせる「胡蝶」という品種は、全国的にも生産者が少ない珍しい品種だという。訪れた人たちは農家から直接、花の選び方や育て方を教えてもらいながら、お気に入りの花を買い求めていた。この展示即売会は今月24日まで開かれている。

列島ニュースアップ
今こそ八雲を学ぶ「へるんさん講座」

松江市内の八雲ゆかりの地では、平日でも多くの観光客がいるし、道の駅では「ドラマを見てしじみ汁が飲みたくなって」と訪れる人も多いそう。「こども塾スーパーへるんさん講座」のへるんさんは小泉八雲のことで、八雲が英語教師として松江に赴任した際、Lafcadio Hearnの「Hearn」の部分を当時の人々がヘルンと呼んで親しんでいたことから、今もその名が浸透していて、市内にはヘルンの名前が付く道などもある。今回のこの授業は八雲のひ孫・小泉凡さんを講師に、松江市の文化振興課が21年前から行っていて、子どもたちに八雲が大切にしていたオープンマインド、偏見や先入観に囚われない広い心と柔軟な考え方、五感で感じることなどを知ってもらおうというもの。今月はじめ、松江市内の八雲ゆかりの地でフィールドワークが行われた。この日のへるんさん講座に参加したのは、松江市の古江小学校と松江ろう学校の4年生の児童。まず訪れたのは松江城の近くにある城山稲荷神社。八雲の著書「知られぬ日本の面影」にも登場する。ここには稲荷神社というだけあって、大小様々なキツネの石像「石狐」が並んでいる。その数は約400で、八雲の時代には2000を超える石狐があったそう。見つけたのはきつね穴。社殿の壁に直径20cm程の丸い穴があいている。この穴の中には目に見えないキツネが住んでいると言われている。次にやってきたのは普門院。ここは八雲が日本で最初に書いた怪談「小豆とぎ橋」が生まれた場所。児童たちはここで怪談を朗読した。凡さんはなぜここで怪談が生まれたのかを説明した。ここがある場所が城から見ると鬼門と言われる方角で、鬼門封じをしないといけなくて、この寺が作られたという。最後に訪れたのは大雄寺。この寺を舞台に生まれた怪談「飴を買う女」は、幽霊になった母親が墓の中で生まれた赤ん坊に、水飴を与えて育てていたという物語。この日は普門院や大雄寺の他に、月照寺など全部で6か所を巡った。

感染症データと医療・健康情報
感染症データと医療・健康情報

感染症データと医療・健康情報のサイトでは、約20種類の感染症について感染状況のデータや予防対策に関する情報を伝えている。きょうはインフルエンザの状況を見ていく。全国の感染状況は、沖縄県を除いて全国的に増えている。今月9日までの1週間、全国3000か所余の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は、8万4183人と前の週の約1.5倍に増えている。1医療機関あたりの患者数も21.82人と、今シーズン初めて20人を超えて、流行は去年よりも約1か月早いペースで進んでいる。全国で見てみると、都道府県別だが宮城県で1医療機関あたり47.11人、埼玉県は45.78人、神奈川県は36.57人、福島県は34.63人ということで、その次の岩手県も含めて5つの県で警報レベルとなる30人を超えている。このうち宮城県では7週連続で前の週を上回っていて、学級閉鎖などの措置をとった学校が増えている。厚生労働省は手洗いや適切なマスクの着用など、基本的な感染対策を徹底するとともに、ワクチンの接種も検討するよう呼びかけている。

広島局 昼のニュース
鈴木農相 かき養殖視察 “原因究明 経営支援に全力”

広島県では先月から特産の養殖のかきの水揚げが始まっているが、今シーズンは各地で養殖のかきが死ぬ被害が相次いでいることを受け、鈴木農林水産大臣がきょう午前、東広島市の養殖の現地などを視察した。そして地元の漁業協同組合の関係者や広島県の湯崎知事らと意見を交わし、原因の分析や財政的な支援などを求める要望書を受け取り、「原因の究明を急ぐとともに、養殖業者の経営支援に全力で取り組む」と強調した。

鳥取局 昼のニュース
松葉がに 去年の半額 初水揚げから1週間

ズワイガニ漁の解禁後、初水揚げから1週間で、鳥取県内で水揚げされた松葉がにの卸売価格は、1キロあたりの平均で3999円と去年の約半額になった。鳥取県はズワイガニ漁が解禁されて初水揚げがあった今月7日から13日までの水揚げ状況をまとめた。それによると、オスのズワイガニ「松葉がに」の漁獲量は、去年より28トン余多い約69トンだった。メスのズワイガニ「親がに」の漁獲量は去年より8トン余少ない約68トンだった。1キロ当たりの平均の卸売価格は2222円で、去年より230円安くなっている。県漁業調整課によると、今シーズンはこれまで天候が比較的安定し、漁に出やすい環境となって漁獲量が増えている他、比較的小さいサイズの水揚げが多くなったことで、去年より卸売価格が下がったという。また県は、漁業者による資源管理の取り組みで、漁獲量が好調に推移しているとしている。今シーズンのズワイガニ漁は、親がにが来月末まで、松葉がにが来年3月まで行われる。

山口局 昼のニュース
アメリカ向けて トラフグ出荷

冬の味覚のフグを海外でも味わってもらおうと、本場・下関市からアメリカに向けたトラフグの出荷がきょう始まった。下関市のフグの仲卸業者などで作る輸出組合は、1989年から毎年アメリカ・ニューヨークにフグを出荷している。今シーズンの出荷作業が始まり、市内の水産会社で「身欠き」と呼ばれる毒のある部分を取り除いた状態にした養殖のトラフグ約200キロを、9つの箱に分けてトラックに積み込んだ。アメリカでは毒を持つフグは食べられないというイメージが強いため、産地の詳細な場所を示すシールが貼られている他、毒が完全に取り除かれたことを示す日本の保健所の証明書なども送られる。出荷されたフグはニューヨークに到着した後、アメリカ各地の日本料理店や寿司店などに納入されるという。今シーズンも例年並みの約1トンの出荷が見込まれていて、年明けには天然のトラフグも出荷されるという。

(季節の映像)
コースト バンクシア 山口 下関

コーストバンクシアはオーストラリア原産で、ブラシのような個性的な花が咲く。花束やリースにアクセントを添える花として人気。次々に花が咲き、来年3月頃まで収穫は続く。

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