- 出演者
- 宮崎慶太 伊藤海彦 志賀隼哉 安藤結衣 杉田かおる
オープニング映像が流れた。
ラインナップ「杉田かおるさん 生出演」などを紹介した。
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- 杉田かおる
今回は戦時下で不謹慎だとして自主規制した落語の演目「禁演落語」について紹介していく。
2003年から毎年8月に開かれている禁演落語の会。太平洋戦争が始まる頃、不謹慎な話、遊郭や色恋の話などの演目を落語家たちは自主規制。発足当初から参加する落語家・三遊亭遊三さん。高座では戦争についても語る。戦争が終わり、東京・浅草で喜劇映画を見たときに初めて腹を抱えて笑うことができたという遊三さん。「平和だからこそ笑いがある」、そのときの経験が落語の世界に入るきっかけになった。4年前、禁演落語の会に参加し始めた三遊亭吉馬さん。禁演落語を演じるために本やインターネットなどで戦争のことを調べていくうち自主規制せざるをえなかった先輩の落語家たちに思いを巡らせるようになった。台東区の本法寺にあるはなし塚。戦時中取り締まりが強化され、大衆の娯楽に関しての検閲もますます厳しくなっていった。当時の落語家たちは国の規制が入る前に自ら「禁演落語」として53演目を選定。不謹慎なテーマなどの演目を封印し、はなし塚に納めることで落語を演じ続けることができるようにした。ことしの禁演落語の会、吉馬さんが新たに覚えた演目「後生うなぎ」を披露した。
禁演落語。解禁されたのは空襲で壊滅状態にあった寄席が次々と復活、戦争に行っていた落語家たちも戻ってきた昭和21年。封印された落語がある一方で戦意高揚のために作られた「国策落語」もあり、林家三平さんが今夏寄席で演じた「出征祝い」。
ことし78歳で亡くなった詩画作家の星野富弘さん。首より下を全く動かすことができない身体で、筆を口にくわえて描いていた。星野富弘さんの貴重な映像を紹介する。
詩画作家・星野富弘さんは、24歳のとき、不慮の事故で手足の自由を失った。口に筆をくわえて四季の草花を描き、言葉を添える。昭和21年、群馬県に生まれた。大学では、体操選手として活躍し、卒業後、中学校の体育教師になった。2ヶ月後、クラブ活動の指導中に首の骨を折る大ケガをした。生死の境をさまよい、病状が回復しても、首から下は全く動かなかった。入院2年目、同じ部屋の子が転院したとき、寄せ書きしたのがきっかけで文字を書いた。友人たちからの手紙が入院中の救いになり、星野さんは自分で返事を書きたいと、練習を始めた。一枚の紙を文字で埋めることは難しく、余白を埋めるために枕元にあったお見舞いの花を一輪描いたことがきっかけで、詩画というスタイルが確立していった。昭和54年、9年におよぶ入院生活を終えて帰宅した。その後、初めての詩画集を出版した。退院後に結婚した妻の昌子さんが作品づくりをサポート。色を星野さんが指示し、昌子さんが何度も紙に塗って決める。創作は、1日に1～2時間が限度だという。多くの詩画集を発表し、海外でも作品展を開いた。平成3年には、作品を集めた美術館が地元にオープンした。これまで700万人以上が訪れ、生きる勇気などをもらったという感想が多く寄せられた。星野さんは、絵も詩も、欠けたようなもののほうが一枚の紙で合わさったときにピタッといく、弱さというものを隠さないで、社会というものを作っていけたらもっといい世界ができるような気がするなどと話した。
スタジオからは「自分の人生に重ね合わせて人画を書いているのが素敵だと思った」などの感想が出た。
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NHK映像ファイル あの人に会いたいの番組宣伝を行った。
今日のミッションは埼玉県・上尾で「上尾の”串ぎょうざ”を調査せよ！」。地元の人におすすめの串ぎょうざ店を紹介してもらい、そこに向かった。紹介されたのは家系ラーメン店で、この店の串ぎょうざはエビ丸々1本を豚肉で巻いたもの。またエビと一緒に餃子の餡も詰まっていて、醤油ベースの甘辛ダレとの相性が抜群な一品。店ではエビの入っていない肉巻きぎょうざも提供している。串ぎょうざは上尾でラーメン店を営んでいる吉川さんが居酒屋時代に考案したもので、今では23店舗まで串ぎょうざを提供する店が拡大している。中にはパウンドケーキの中にキウイ餡が入ったものもあり、吉川さんは「串に刺さっていてつくり手がぎょうざと言えばもうそれは串ぎょうざ」など話した。5時台の中継ではスイーツ系の串ぎょうざを紹介する予定。
「NHKドラマフェスティバル」では、この秋放送のドラマ4番組の世界観を楽しめる。東京と福岡の2ヵ所で開催される。連続テレビ小説おむすびのコーナーでは、スマホをかざすと動き出すAR体験が楽しめる。橋本環奈らと記念撮影ができる。ドラマ10宙わたる教室のコーナーでは、物語のなかで鍵を握る科学実験をリアルに体験できる。土曜ドラマ3000万のコーナーでは、ドラマの中で現金が入っていた黒いバッグが登場する。夜ドラ未来の私にブッかまされる！？のコーナーでは、実際にドラマの中で使われた衣装や小道具が展示されている。実際の撮影現場を見ることができるVR体験などもある。イベントは、今週末東京タワーホールで、来週末NHK福岡放送局で行われる。
ドラマ「未来の私にブッかまされる！？」は、2024年を生きる主人公が30年後の未来から来た自分と人生を変える挑戦を描いている。ゲストの杉田かおるは、元宇宙飛行士の時岡聡子を演じ、主人公が人生の選択に迷うたびに重要なアドバイスを与える役どころ。ドラマについて、杉田は、斬新な内容、壮大なテーマに人間ドラマをうまく絡ませながら、主演の綱啓永などフレッシュな役者と斬新な演出で大注目のドラマだなどと話した。
堅実に安定第一に人生を送る市役所勤務の五十嵐頼人。恋人にプロポーズしようとした夜、五十嵐の目の前に未来から来たという30年後の自分が現れた。30年後の自分は、結婚した今の恋人から離婚届を渡されて、自分の人生を変えようとタイムマシンでやってきた。五十嵐は、かつての仲間に誘われ、ベンチャー企業に転職するか悩み始める。あるイベントで、杉田かおる演じる元宇宙飛行士の時岡聡子と出会う。憧れの存在である時岡からアドバイスをもらい、五十嵐は市役所を退職して、夢だったロボット開発の道に進んだ。恋人の筒井凜も、30年後の自分と出会っていた。凜は、恋愛リアリティショーへの出演を決めた。今夜の放送では、凜が出演を決めたきっかけが描かれる。
「未来の私にブッかまされる！？」について、杉田さんは男性は懐の深さを求められるのではないか、人生は想定外の事が起こるものと言及している。また、作品の台本やセリフから良く学んでいるが、時間は永遠なのでゴールを決めると成長しなくなることから限界を決めないことが重要と実感したという。杉田さんに心に残る助言について聞いてみると、46歳の時に農業を学ぶと自然農の先生から問いを生きるのではなく答えを生きてほしいとエールを送られたことで人生が楽になったと話している。
頼人は転職したベンチャー企業でチームのメンバーがミスを犯してしまうと、宇宙での仕事は1人では出来ない、殆どの仕事は得意不得意のある人間が集まってチームを作っていて、チームが機能するためにはお互いのことを理解しそれぞれサポートしなければならないとエールを送っている。
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- 五十嵐頼人未来の私にブッかまされる！？
杉田さんはドラマやバラエティの現場でのチームワークについて、相手1人1人を尊重して作り上げる必要があるが、相手に敬意を持つ為の講座に参加したことが良かったと振り返った。立場の違う人々とコミュニケーションをとることができると、自分だけが大変なわけではないと考えるようになったという。杉田さん演じる時岡聡子は宇宙飛行士・山崎直子さんの経験を参考にしていて、撮影現場にも山崎さんは足を運んでいる。杉田さんは宇宙を題材とした作品であることから、空を見上げて宇宙について考えるなどしていたという。高橋克典さんは同い年だったが初共演だったといい、昭和の話で盛り上がった一方で綱啓永さんは昭和トークを分かってくれなかった事もあったと振り返った。
「未来の私にブッかまされる！？」の番組宣伝。