- 出演者
- 池田伸子 伊藤海彦 豊永博隆 志賀隼哉 久保井朝美 田中美都
オープニング映像。
きのう辞任を表明した石破総理大臣について。アメリカの関税措置をめぐる対応に区切りがついたなどとして、きのう総理大臣を辞任する意向を表明した。自民党内では後任を選ぶ総裁選挙について協議が行われていて、このニュースについて5時台に詳しく伝える。ずっと粘り腰でまだ続けるのかなと先週末くらいまでは思っていたので、ちょっと驚きだった。きょうは株価も動いていて、不透明な部分がぬけたということで株価がプラスに転じている。9月に入ったがきょうも各地で気温が上がっている。
気象情報を伝えた。
「上がる失業率・中国の若者はいま」、「きんさん ぎんさん・健康長寿の秘けつ」、「生出演・木竜麻生」、「気軽に・外国人旅行者と交流」。
視聴者からの募集テーマは「出会ってよかった!」。
中国の若者の就職事情について。今年7月の中国の失業率は、全体では5.2%、16歳~24歳では17.8%。中国政府によると、ことし大学などを卒業した若者は1222万人と過去最多となっていて、若者の就職難がますます厳しくなっていて社会問題となっている。
今月はじめ広州で行われた若者向けの就職説明会。会場に掲げられたのは「若者の夢を育み就職につなげる」というスローガン。地元政府が主催し、銀行や飲食など100社以上が参加、約2000人の若者が仕事を求め集まった。システムエンジニアの求人は月収約13~30万円、ドローン操縦士は最大で約50万円。高井技術や経験などを求める企業が多く、若者にとって採用へのハードルは高い。自分の趣味や得意分野を仕事にしようという若者も出てきている。中国のSNSに自分を売り込む若者たちの書き込みがある。中国のシリコンバレーと呼ばれる深センに住む男性さんは小さい頃からIT機器が好きで機器に詳しい仲間と情報交換をしながら電気街で質の良い中古スアホを仕入れて安値で売っている。この日は5台の中古スマホを買い付けた。スマホはすぐに動作やバッテリーのチェックをする。自分の好きなIT機器の目利きでお金を稼げることにやりがいを感じているという。就職難を機にかつて抱いていた夢に再挑戦しようという若者もいる。ライブを中心に活動し、ファンと直接触れ合えることが魅力の地下アイドル。中国では都市部を中心に人気が高まっている。トップの地下アイドルは月収80万円以上も稼ぐという。地下アイドル事務所の社長は5年前は上海で3グループだった地下アイド今では200グループを超えるまでに急増していて、応募する若い女性も年々増えているという。地下アイドルのイェリンさんは大学院でメディアを専攻、100社以上の採用試験を受けたが広告会社1社しか受からなかった。苦労して入社したが単純作業の繰り返しで思うような仕事ができなかったという。1年足らずで広告会社を辞めアイドルの道に挑戦することにした。先月、事務所から支給された給与は手取りで4万円ほど。先月下旬、イェリンさんは観客たちとステージを盛り上げた。自分のやりたいことで人を元気にできることが幸せだというイェリンさんはこれからも夢を追いかけたいと考えている。
若者の失業率が高い原因は中国経済の悪化に主な要因がある。バブル経済を防ぐための引き締め策などで、中国は不動産不況に陥って今も続いている。それによって消費が低迷して企業が採用活動を抑える。さらに若者に人気のIT企業も力を持つことへの警戒心から、政府が規制を強め、採用を抑えているため失業率の高止まりが続いている。安定を求めて公務員を目指す若者も増えている。それが体制内に入ると中国では言われている。中央や地方政府の公務員になることや国有企業に就職すること、いわば中国共産党の統治システムの歯車の1つになるという選択をすることを言う。中国政府が公表している国家公務員試験の志願者数は341万人で、コロナ前に比べ約2.5倍に増えている。共産党の去年末時点の党員数は党の創立以来、初めて1億人を突破。去年末の時点で入党申請者が2142万人。それに対して去年の入党者数の10倍にのぼり狭き問となっている。今の若者の就職事情を見てみると、中国経済を映し出す鏡ということができる。
神奈川・相模原の様子を中継で伝えた。JAXA相模原キャンパスでは2008年に秋田県能代市で地上燃焼試験を行った時の本物のロケットが見ることができる。ロケットの外のカバー「フェアリング」は軽くて断熱性もあるコルクでできている。来年度に打ち上げを予定している火星衛星探査機MMXの10分の1サイズの模型が展示されている。MMXプロジェクト広報担当・矢治健太郎さんは「火星の周りを回っている2つの衛星のホボスとダイモスの観測を行う。ホボスに着陸して表面の物質を採取して地球の持ち帰る予定。持ち帰った物質に含まれている鉱物を詳しく調べることで火星や火星の衛星の水や有機物の存在を明らかにすることで、火星の起源などを知ることができる。
今週は雲が広がりやすく雷雨にも注意。水曜~木曜は広く雨が降り、雨足が強まる所もありそう。気温が低くなっても湿度は高いため、引き続き熱中症対策が必要。
リポーターは中継のネタを知らされておらず、取材を“おまかせ”されてミッションをクリアする。茨城・高萩から中継。ミッションは「食べられる“ほおずき”を作る人を訪ねクイスを3つ作れ!」。花貫直売所ではツルムラサキ、かぼちゃ、そうめんカボチャなど野菜のほか、花貫フルーツほおずき「ゴールデンベリー」が売られている。問題「フルーツほおずきをつくり始めたのはいつ?」。正解「2013年」。
100歳を超えた双子の姉妹として国民的人気者となったきんさんぎんさん。愛くるしい笑顔、絶妙な掛け合いでお茶の間に元気を届けてくれた。きょうは2人の暮らしを描いた番組を蔵出し。明るく元気に年を重ねるヒントを探る。きんさんぎんさんは1992年に新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。姉・成田きんさんは107歳、妹・蟹江ぎんさんは108歳の生涯を生き抜いた。
明治25年生まれ、一卵双生児の姉・成田きんさんは裁縫が得意で浴衣くらいは自分で縫う。妹・蟹江ぎんさんはきんさんの家と車で10分の距離に住んでいる。身の回りのことは全て自分でしなければ気が済まない性分。双子が揃って100歳を迎えたのは日本ではこれまで例がない。きんさんは赤身の刺身、ぎんさんは白身の刺身が大好物。ぎんさんは家族の手を借りることがほとんどなかったという。きんさんは「ひとの言ったことや何でも苦にせんこと」、ぎんさんは「おてんとさまが出てごはんを食べて働きに行くと、おてんとさまが西へ下がると戻ってきてごはん食べて寝る、それだけのこと」と話していた。
きんさんぎんさんは長生きの秘訣を「よく食べてよく働く」と語っていた。食で大事にしていたことは、きんさんが「決まった時間にしっかり食べる」、ぎんさんが「腹八分目」。きんさんは106歳の時に、月に1回以上はうな丼などを食べていた。ぎんさんの孫に今年8月に取材したところ、ぎんさんは家族が食べるものと同じものを食べたがったという。きんさんは毎晩、特製りんご汁を飲んでいた。姉・きんさんは一時、歩くことが困難になって外出を控えるようになったこともあった。
ぎんさんに背中を押され、きんさんはトレーニングを始めた。自らの名を取って「きんトレ」と呼んで毎日コツコツ続けて、片足1.5kgの重りを上げられるようになった。きんさんは自宅でも歩く練習を続けた。ぎんさんの五女・美根代さんは「ふたごだったからよかった。競争してお互い意地で生きていたのかも」と話していた。農家に生まれた2人は体の弱い母に代わってきょうだいの世話、畑仕事など子どもの頃から力を合わせて生きてきた。ぎんさんは「ふたりあったでいいわね。ひとりだったらやれん」、きんさんは「何でもふたり」と話していた。
妹・ぎんさんは歩くのが日課で、毎日30分~1時間歩いていたという。きんさんは「ぎんが歩くなら私も歩く」とトレーニングを頑張った。きんさんが通っていた接骨院院長・久野信彦さんは「諦めず努力すれば100歳を超えても変わることができる」と話した。きんさんぎんさん以来、2021年に双子が世界で一番長寿の双子としてギネス認定された。視聴者からのコメント「きんさんぎんさんの長生きの秘訣は国会中継を見ることだと聞いたことがある。それ以来、予定があって見られない時は必ず録画予約をしてから出かけている。帰宅後にテレビの前できんさんぎんさんを見習って話す人の話をゆっくり聞いている。脳の活性化を身にしみて感じている」「2人はアイドル的存在で私はきんちゃんぎんちゃんのCDを持っている。年を取ってもパワフルな姿に皆が元気をもらった」を紹介した。
募集テーマは「出会えてよかった!」。志賀は「伊集院光さんのラジオとか書籍。大ファンでサイン会にも行ったことがある。日常の話をとても魅力的に面白く話す方」とコメントした。視聴者からのコメント「きのう、甲子園で阪神タイガースの優勝を現地観戦してきた。初めて会うタイガースファンの人たちとたくさん出会い、喜びを分かち合えた」「中学1年の時に出会った親友。出会ってから今年で45周年。きょうは私の誕生日。朝一でお祝いLINEを送ってくれた。還暦までマジック2になった。いくつになってもおめでとうと言ってくれるのが嬉しい」「平成2年に今の愛車との出会いが良かった。この車との出会いで同じ車に乗っている彼女と結婚した。今も2台とも大切にしている」を紹介した。
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