- 出演者
- 辻浩平 藤重博貴 酒井美帆
イベントに参加した12歳のエドゥアルドくんの父親は亡くなり母親と二人暮らしで「食べ物を買えるよう魚を売るため学校を休むことがある」と話した。エドゥアルドくんが選んだのは千葉県に住む鈴木愛さん。4人の子どもを育てる鈴木さんは今年5月にNGOの支援活動を知り毎月4500円を寄付することを決めた。鈴木さんは「日々の生活に追われ自分の心の余裕がないと人に何かをしてあげたいという思いがだんだん薄れていく。『これやってみたい』と純粋にそれだけ」と話した。7月、鈴木さんのもとにエドゥアルドくんから手紙が届いた。手紙には父親を亡くしたこと、鈴木さんを”家族のように感じた”ということが書かれていた。
支援する側が選ばれる新たな仕組みは支援する側に思わぬ効果も生み出している。愛媛県に住む矢田哲也さんは15年以上にわたり子どもの支援活動に取り組んできたが悩みがあった。子どもを応援したい思いが伝わらず、怖がられてしまっていた矢田さんを選んだルワンダのエメくん。矢田さんは今年3月にルワンダを訪問しエメくんと直接対面「走って子どもが来てくれて愛情、親しみを感じたスタートだった」と語った。エメくんが矢田さんを選んだ理由は”強くて守ってくれそうだから”。矢田さんはサッカーボールをエメくんにプレゼントした。支援する側が選ばれる仕組みでは互いを支え合う新たな関係が生まれている。矢田さんは「助けてという感じではなく精いっぱい頑張って行きているという感じ。一人でも多くの子どもを支援できるようなビッグな男になりたいという目標を持って頑張って生きている」と話した。
NGOによると、支援する側が選ばれる新たな仕組みにより支援する側が責任感ややりがいをより感じるようになり寄付の継続率が3割あがったという。今回のNGOの取り組みについて立命館アジア太平洋大学・山形辰史教授は「紛争で苦しんでいる地域や国がまだ多いことを考えると、自国で資金を確保しろというのは無理な話なので国際的な支援は必要。政府が支援しきっていないのであればNGOが関わり担当しているところに資金を提供する大きな意義がある」と語った。
タイとカンボジアは国境地帯での武力衝突をめぐって停戦が発効したのに続き、軍の幹部同士の協議で攻撃や兵士の移動を停止することなどで合意した。タイ軍の発表によると、協議では双方が互いに攻撃を止め、部隊の増強や兵士の移動を停止するほか、住民に対する攻撃を禁止すること、戦闘地域で死亡・負傷した兵士の移送を進めることなどで合意したという。両国の軍部隊の間で調整チームを設置し、紛争の再発を防止するとともに問題の解決に向けて共同で取り組むをしている。協議に先立ち、タイのプームタム首相代行はきのう“停戦発効後も複数の場所で攻撃があり、カンボジア側が合意に違反している”と批難したのに対し、カンボジアの国防省は否定していた。
ロシア極東のカムチャツカ半島の沖合で起きた巨大地震では、これまでに半島の一部などで3メートル~4メートルの津波が観測されたほか、けが人が出るなどの被害が報告されている。USGS(アメリカの地質調査所)によると、日本時間のきょう午前8時25分ごろ、カムチャツカ半島沖を震源とする地震があった。ロシア国営通信は千島列島のパラムシル島の町セベロクリリスクの上空から撮影した地震後の状況だとする映像を伝えている。ロイター通信などは“水産加工施設が津波の被害を受けた”とする映像を伝えていて、沿岸にある複数の建物や車が水に使っている様子が確認できる。アメリカのCNNテレビはNOAA(アメリカ海洋大気局)の情報として巨大地震の影響で“ハワイ州マウイ島で1.5メートル超の津波を観測した”と伝えた。
アメリカのトランプ大統領は南アフリカで行われる今年のG20(主要20か国の首脳会議)を欠席する可能性を示した。トランプ大統領は“南アフリカが白人に差別的な政策をとっている”などと一方的に主張していて、トランプ政権ではルビオ国務長官やベッセント財務長官もG20の今年の議長国、南アフリカで行われたそれぞれの閣僚会合を欠席していた。
アメリカ・ニューヨーク中心部の高層ビルで男が銃で4人を殺害し自殺した事件で、男はビル内にあるNFL(アメリカプロフットボールリーグ)の事務所を標的にしようとしていたとみられ、捜査当局が動機を慎重に調べている。容疑者は西部ネバダ州ラスベガスに住む27歳の男。容疑者は高校時代にアメフトの選手だったということで、メモには体の接触の多いスポーツで起きやすい脳の疾患に苦しみNFLの責任を追求する内容が含まれていたという。
アメリカの今年4月~6月までのGDP(国内総生産)が発表され、前の3か月と比べた伸び率は年率に換算してプラス3.0%となった。トランプ政権の関税措置が本格的に導入された以降もアメリカ経済が堅調さを維持していることが示された形。
クライスラーなどのブランドを傘下に持つヨーロッパの自動車メーカーステランティスが発表した先月までの半年間の決算によると、アメリカの関税措置の影響で今年上半期の決算が22億ユーロあまり(約3800億円)の最終赤字になった。
多く寄せられている環境についての声を伝えた。
あすは、ウクライナ“最大規模”無人機攻撃に市民は。
エンディングの挨拶。
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